台風一家

MRIを受けた

メイクで誤魔化したり、ストレッチをしてみたり、私なりに年齢に抵抗してみたが、それでも忍び寄る悲しき加齢の兆し…。
そりゃそうだ、もう子供たちも19歳と17歳だもの。
自分だけ歳を取らないわけがない。
色々な箇所が気になり始めてはいたが、一つほっとくのが怖い気になるものが…。

数年前から肩に出来ていた腫れ物が明らかに大きくなっている…。
これはなんだろう?
大きさが4センチくらいで横から見ると1センチくらい膨らんでいる。
触ってみるとぷにぷにしているので、中身は脂肪か水か。(適当)
痒みや痛みはないのだが、腕を出す服を着ると子供たちに指摘されるほど…。
見てみぬふりをしながら数年経過したが、とうとうこの度、会社の人の勧めもあって病院に行くことにした。
初めに行った病院では設備がないのを理由に大きな病院を紹介された。
もしかして死既が近いのを誤魔化されているのでは、とセンチメンタルに深読みしてみる。

紹介された病院では2時間半も待たされて、話した内容は次回のMRIの日程だけという恐ろしい人気のある(?)病院だった。
余裕ぶって向かったMRIだったが、あまりの大きな音と閉塞感にぐったり…。
MRI舐めてました…。
こんなにしんどいとは思わなかった。
何しろ耳元でドラム缶を叩くような、ベースをかき鳴らすような音が鳴り響く。
それが止んでしばらく静かになったかと思ったら、いきなり再開。
しかもこれが40分間。
なかなかの地獄。

これがやっと終わってフラフラしながら服を着替える。
これが日を分けてもう一回…。(腫れがもう一箇所あった)
これは耐えられないかも、と先生に「耳栓持ってきてもいいでしょうか」と聞いたら、驚きの答えが返ってきた。
「じつは用意はしてたんですよ。ただ、費用の関係でこちらからは提案出来なくて」
ちょっと怒りが湧いた。
そのおかげでこっちはパニックになりそうでしたよ。

さて、服を着替えて会計を済ませ、帰宅しようと車に乗ったら肌に貼っていた目印の薬剤みたいなものが出てきた。
腫れの周りに四箇所、MRIで調べる箇所を明確にするために印として貼られていたものである。
お土産だ…。
これが何か知らないけど、ぐったりつかれた私の気持ちをちょっとクスッとさせてくれる小さなお土産。
次回も頑張ろう…。
フラフラになりながら帰宅したのであった。
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