コロナワクチン

一回目のコロナワクチンを打ったのは9月22日だったと思う。
周りがワクチンを打っただ打たないだで盛り上がり、親も打て打てうるさいのでしばらく放っておいた。

国産ワクチンを受けてみたい気持ちがあったのだが、こいちゃんに「国産ワクチンなんて上級国民しか受けられないに決まっている」（偏見？）と言われたうえ、治験の予定がずれ込み年内配布が無理とわかったので諦めることにした。

そこで伴侶とこいちゃんが受けたのと同じモデルナワクチンを予約し、会社を早退して会場に向うことにしたのだ。

周りにはそんなタイミングを説明するのも面倒だったので特に説明はしていなかったが無理強いするような無遠慮な会社ではなく助かった。

注射のタイミングくらい、自分で決めさせてくれ～！と言いたい…。
と言うのも私は大変な注射嫌いで、採血すらも体調によっては座って受けられない。
そんな状態の私に向かって自分のタイミングで無責任に打て打てと言うのは、本当にやめてほしいのだ。
なので、ゴリ押しの親にはちょっと「おこ」な私である。

この日も気分が悪くなったり倒れたりしないように精神安定剤を服用して臨んだワクチン注射。
注射自体に痛みはなく、3時30分精神安定剤のおかげで無事に接種完了し30分の観察時間を過ごして帰宅。

1回目と言うことで副反応もあまりなかったが、7時頃にかなり腕が痛かった。

たまたま首を筋違えていて（シャンプー取ろうとして…）首の痛みと頭痛がひどかったため痛み止めを服用。
うーん、これがモデルナアームと言うやつですね。
しみじみと不思議な痛みと戦いながら数日間過ごす。
熱などは出ないものの、腕が上がらないし結構痛いぞ？？
腕の痛みに伴って、首も痛い気がするのだが、これはただの肩こりだろうか？もう判別がつかない。

そして問題の2回目のワクチン接種。
同じ会場で3時半頃に接種を済ませ、15分の観察時間を終えて帰宅した。
二回目も7時頃、やはり腕が痛くなってきた。
こいちゃんも伴侶も高熱を出したと言うことでロキソニンを用意して就寝…。
次に目が覚めたのは夜中の3時である。
体の痛みと倦怠感、何だか終わりのない嫌な夢ばかり見るのだ。
会社の子は何度も大学入試に落ちる夢を見たというのだが、私の場合は家を延々掃除する夢だった。
しかも棚に物を戻せば子供たちに勝手に戻すなと理不尽に怒られる。
うんざりとしながら夢だが現実だかわからない中途半端な悪夢に何度も目覚めながら次に熱を測ったのは朝7時。

すっかり明るくなっている…会社に…電話しないと…。
なんか気分も悪いし、絶対上がると言われてたから、と会社にお休みの電話をするも熱は6度5分。
私は熱が上がらないのかな？しかしこの倦怠感とめまい、体も痛いし顔もほてる…この吐き気は絶対に電車には乗れないぞ？？

ベッドに入りたがるさくらちゃんを必死に説得（？）する。

ごめんね、さぼっているわけじゃないよ、けど入れてあげられないのよ…。
とにかく気持ち悪いから意識を失ってしまおう…。
ここで眠りについて、次に目覚めたのは10時53分。
熱は…あれー！！8度7分まで上がってる！
うーん、だるいわけだ…。
食欲もないので親がくれていた六甲山プリンを二個（多い）食べてロキソニンを服用したのが11時半ごろであった。
ガスガスしたものが喉を通らない、水も飲まなければと思うが体が痛くてとにかく億劫だ。
そこからまた強制的に眠って4時34分に目が覚めた時には6度6分まで熱が下がっていた。

伴侶が買ってくれていた上海焼きそばを5時頃晩御飯としていただいた。

目が覚めるとさくらちゃんがいる。

とにかく布団に入れてくれないかな、と虎視眈々とこちらを見る。
そして「お散歩の時間ですが？」とプレッシャーをかけてくるのだ。
無理(笑)

この日は早めに帰宅した伴侶がさくらちゃんの散歩を済ませてくれてお風呂も入れてくれた。
私はしんどすぎてお風呂すら入れず…。
この日もほとんどうつらうつらと言う感じで寝返り一つで痛みで目が覚める。
朝3時頃から強めに覚醒してしまい、痛みと長時間戦う羽目に…夜中に一人で悶絶するのはつらい！