そこで、キウイの収穫期であることを思い出した私は、本で確認した後、早速庭に出てキウイの収穫を始めた。
朝の支度をしていた子供達もなんだなんだとやってきて、棚を見上げる私に「あっち」「そっち」と指示を飛ばす。
小さいキウイや大きいキウイ、売り物とは違うばらばらの大きさのキウイに喜んだり怖がったり。
いっくんに渡したところ、毛が痛かったらしくさっさと室内にひっこんでしまった。
こいちゃんは最後まで私に指示を飛ばし、収穫を見守った。
子供達はすぐに食べたがったが、今から追熟を行い食べられるのは数日先である。
さて、甘いかすっぱいか、家庭菜園はいつもドキドキなのである。