さくらちゃんの散歩を兼ねて、近所の神社に初詣に行くことにした。
空気は大変冷たく一月らしかったが、さくらちゃんと10分も歩くと冷たかった手もポカポカと温まってくるほどに。
空気は大変冷たく一月らしかったが、さくらちゃんと10分も歩くと冷たかった手もポカポカと温まってくるほどに。
解放感のある空が何だか気持ちいい。
はぁ、階段上るだけでかなり疲れた…。
会社ではなんだかんだ言いながらエレベーターを使わずに階段を上がったり下りたりする事が多かった。
が、年末休みに入ってから運動はしないし、食べたいだけ食べるしで、体もどっしりしてくるわけである。
実家に帰ってからもテレビとYouTube三昧で散歩に出てくるのもかなり気合が必要だった。
ふうふう言いながら一番上まで上り、伴侶が用意してくれた10円をお賽銭箱に入れて手を合わせた。
実家に帰ってからもテレビとYouTube三昧で散歩に出てくるのもかなり気合が必要だった。
ふうふう言いながら一番上まで上り、伴侶が用意してくれた10円をお賽銭箱に入れて手を合わせた。
何をお願いしたんだか、今となっては全く覚えていない。
たぶん当たり障りない事を頭に思い浮かべていたのだろう。
神社の敷地内は伴侶がさくらちゃんを抱っこして歩く。
さて、帰りますか!
とそんな帰り道でソレは起こった。
たぶん当たり障りない事を頭に思い浮かべていたのだろう。
神社の敷地内は伴侶がさくらちゃんを抱っこして歩く。
さて、帰りますか!
とそんな帰り道でソレは起こった。
階段はさくらちゃんの足に良くないので、と引き続き伴侶が抱っこして降りてくれたのだが、階段を降り切ったところでさくらちゃんを放流した伴侶。
紐やらさくらちゃん本体やらを踏まないようによけているうちに、おろしたての靴が滑ったのだ。
「あー!!」
「あー!!」
見ると真新しい靴の側面にがっつり傷が入り、せっかくのピカピカの靴が台無しに…。
ショックを受けつつ、しばらくぼやきながら歩き出したのだが、本当の悲劇はその直後だったのだ。
久々に下ろしてもらえた喜び(?)で私の足にまとわりついてきたさくらちゃんに私は多いっ切り足を取られた。
ショックを受けつつ、しばらくぼやきながら歩き出したのだが、本当の悲劇はその直後だったのだ。
久々に下ろしてもらえた喜び(?)で私の足にまとわりついてきたさくらちゃんに私は多いっ切り足を取られた。
それはもう、盛大にウロウロされて、そこに小さな段差があることに気が付かなかったのだ。
たった5センチほどの段差を踏み外し盛大にコケてしまった私は、起き上がることが出来なかった…!
膝を打ち、足はひねり、思いっきりついた掌が傷む。
この歳で、しかも新年早々コケるのは凹む。
さらにさらに、靴を見ると、先ほどの傷とは比較にならないほどの大きな傷と穴が…。
ショックでしばらく落ち込んだ私。
「さっき何かいけないことをお願いしてしまったのか?」
「新しい靴を履いて初詣に来ることはルール違反(?)だったのか?」
「神様の通り道と言われる真ん中を歩いてしまったからか?」
色々とショックを反芻していたが、ただ単に運動不足と慣れない靴のせいであることは言うまでもない。
新年早々本当にがっかりするばかりである。
年が明けた途端、何だか波乱含みの展開である…トホホ…。