今日の休み、家族4人で結婚式で使用する小物を買いに車で出かけた。
こいちゃんは始終ご機嫌だった。
結婚式で花束を持って歩くという大役を仰せつかったこいちゃんは、ディズニーストアで購入したシンデレラのドレスに身を包み、今までにないおしゃれをされるという事になったのだ。
そのため、こいちゃん用にリップやアクセサリー類、コスメボックスなどを購入することになり、自分専用の化粧類に大喜びだった。
私は先日美容院に行き、髪をそろえてから縮毛矯正まであてた。
その際、娘の髪型をいかにお姫様に素人でも仕上げることが出来るか、本まで持ってきて貰いながら必死で教えて貰った。
髪が長いこいちゃんはシンデレラと同じアップスタイルにあこがれており、以前月刊誌「ディズニーランド」の付録に付いていたティアラを必ず着けると言う。
「なりきり」たくて仕方がないのだ。
こんな機会はそうそうある物ではないので、ささやかな娘の願いを叶えるために私も必死に。
そして、3店舗ほど色々な店を廻りながら、髪にふりかけるラメやスプレーなども揃え、帰宅してから予行演習。
ジェルをなじませた髪をポニーテールに結び、それを八等分してカーラーで巻く。
そして、もみあげと襟足の部分をわざと引き出してほっとカーラーでゆるめのカールをかけるのだが、これが熱かったらしく「熱い!熱い!」と時折叫びながらも「もうやめて」と言わないところに女の意地を感じた…。
DVDを見せて退屈をしのぎながら型が付くのをまち、暫くしてからカーラーを外しハードスプレーで固めると実にゴージャスなパーティー頭に。
そこにさらにティアラをのせてからラメをふりかけると一気に華やかになった。
小さな唇にはみ出ないように紅をさし、水色のドレスに着替えると生意気にも小さなシンデレラに。
この仕上がりにこいちゃんもすっかり満足で、写真を撮られながらポーズを決めたり、くるりと廻ったり、いっぱしのモデル気分を満喫していた。
私もなんとかヘアセットが出来ることが判り胸をなで下ろし、名残惜しがるこいちゃんを説得して普段着に着替えさせた。
その点、いっくんは燕尾服に着替えるだけで簡単だと思ったが「あにょ~(あの)、くわがたむしがいいの」と訳の分からない言い訳を繰り返して服を着ようとしない。
鼻風邪を引いているだけにいつまでもパンツ一丁では、と早く着させようとするのだが、何故か嫌がり逃げ回る。
結局、「ドラえもん」のDVDを餌に服を着させてサスペンダーを着けると、やっと嬉しそうな顔をして鏡を見に行ったりするようになった。
燕尾服を羽織らせて小さな蝶ネクタイを着けるとミニサイズのオーケストラの指揮者の様で、思わず拍手喝采。
いっくんもご機嫌で、リハーサルをしておいて良かったと思った。
当日は朝も早いし、タイムスケジュールも子供達の機嫌も蓋を開けてみるまで判らない。
おまけに私はスピーチを任されているのだが、子供のことばかり考えていてとんでもないことを喋ってしまうのではないかと心配になる。
原稿を用意しておいたほうが無難だろうと思い、先ほどから文章を考えている。
これは、なかなか、無事に終わるまでは落ち着かないものだ。
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