豪雨に翻弄される

夜中から降り続いた雨はものすごい音を立てていた。

私は音が聞こえると眠れないため、夜中じゅう、風の音やたたきつける雨の音で目を覚まし寝不足でふらふらである。

庭に置いてあるあれや、通路のこれが飛んだんじゃないか…まさか雨漏りしないだろうな…などと頭がさえてくるのも嫌な感じである。

さて、不安な夜が過ぎ、あたりが明るくなると色々と豪雨の爪痕が確認できるように。

こいちゃんから頼まれているメダカは夜のうちに室内に取り込んだので無事。
水が入ったら水槽から出て死んでしまう。
もし預かったメダカを殺したとなったら、こいちゃんは怒り狂うだろう。

恐ろしい…。

若干やつれた様子の椿ちゃん。
もしかして眠れなかったのかしら。
様子を見に行くとバタバタと駆け寄ってきたので、もしかして音が怖かったのかもしれない。

ベランダは水浸し。
水やり調節をして育てている多肉たちがびっしょびしょである。

あれ…？
カメの水槽が綺麗になっている。
どうやら大量の雨で水が入れ替わり綺麗になったようだ。
うーん、いかに沢山降ったのかがうかがえる。

水はけのいい人工芝ももの通り。
地面の中は飽和状態なのだろう。
近隣に警報などが発令され、雨もやまない。
本当に沢山降った…。
この日は気圧の変化に体調も最悪だったことから、会社を休んでゆるゆる家の周りを片付けることにした。
この時期、これがあるからしんどいのである。
早く始まった梅雨が、さていつ終わることやら。
どうか雨漏りしませんように…。

古い我が家、心配事は尽きないのであった。