以前私と子供達3人で登った猿山に、今回はとうとう伴侶も含めて4人で登ることになった。
やっぱり子供達が楽しみにしているのは餌やりである。
前回いた小さいサルはおそらく大人ほどの大きさになっていただろうが、その代わりにもっと小さな子ザルたちが沢山増えており、母親にしがみついて餌を貰いに来ていた。
こいちゃんは小さいサルを見るとあげたくて走り回る。
時折繰り返される喧嘩はやっぱり激しくて、ボスより沢山食べていると怒られる。
きっと猿山には厳しいルールがあるのだろうな・・・。
閉館ギリギリまで遊んで下山すると辺りはすでに薄暗かった。
色々食べ歩きをしていたら、いっくんが人力車に乗りたいと言い始めた。
もう暗いし・・・と初めは説得しようかと思っていたのだが、夜の京都もいいかも?と思い直して乗せてあげることにした。
初めての人力車に子供達はやや緊張気味。
車が持ち上がる瞬間にはヒヤリとする感覚なのか、こいちゃんは怯えていた。
お兄さんにコースを説明してもらい、待ち合わせ場所を決めてお別れすることに。
さわやかで格好いいお兄さんに引っ張られた2人が竹林に消えていく。
真っ暗な道の中に吸い込まれる3人を見ると何故か私までワクワクしてしまった。
お兄さんの「カメラありますか?」のお申し出で私の携帯を渡すと、色々な場面で写真を撮ってくれていた。
私と伴侶は美味しいから揚げなどを購入し、ハフハフいいながら待ち合わせ場所に向かう。
子供2人だったため、お兄さんはちょっと楽だったようである。
子供達も色々説明を受けながら夜の京都を回るのはおっかなびっくりで、しかし、とっても楽しかったようである。
「次に来たらまた乗る!」といっくんは早くもやる気満々なのだ。