クリスマスのチキン

夫婦二人と、存在感を消しまくる17歳の息子3人のクリスマスなんて盛り上がらないこと盛り上がらないこと。
特に、私といっくんは食べ物に対する「執着」がない。
凄く会いたい友達とかならまだしも「家族」ならわざわざ着替えて外出しなくても家で残り物でもいいよとなる。

特にコロナで外食が出来なくなっている昨今…特に私にとってレストランの敷居は高いわけで…。

そんな私の心理状態をしっかり理解した伴侶が会社が紹介してくれたクリスマスチキンを買って帰ってくれた。
「会社で買って持って帰るのは大変だったー。オフィス中にいい匂いが漂っちゃって…」と苦労しながら持ち帰ってくれた伴侶。

大きい！

立派なクリスマスチキン＆ガランティーヌ。
香辛料、ハーブが沢山使われていて、どストライク！
美味しい、本当に風味がたまらない。
そしてこのお肉の柔らかい事…。

私の大好きな味に、ひたすら感動。
え？このクオリティ、ちょっとないかも。
ひたすら感激しながらチキンを口に運ぶのだが、ここまで食材がなくなっていくのを眺めるのが辛かったのは久しぶり…。
思わず「これ、クリスマス以外でも注文できないの？」と伴侶に確認するほどの美味しさだった。

もし来年も取り扱っていたら、絶対頼んでほしい。

あぁ、今年も幸せだったなぁ…。
自宅でしっぽり…とささやかに過ごしたクリスマスではあったが、まれにみる美味しいチキンに大変心に残るディナーであった。