こいちゃんは通常どおり朝、集団登校をして、私と伴侶といっくんの3人は支度をすませて後から小学校に向うのだ。
丁度こいちゃんたちは朝顔の種を植える授業中で、種を観察して絵に書いたり、粒を数えたり、と小学校一年生ならではの細かな進め方である。
たっぷり観察してから、お待ちかねの種を貰い、土を鉢にうつしたりと、こいちゃんも忙しく作業を勧めていく。
一回目はシャワー状に上からペットボトルの水をかけ、二回目は鉢にセットして水をしっかり浸透させる。
ちょっと不思議そう??
先生の話に夢中で手を上げたり、一生懸命ノートに答えを書き込むこいちゃんを見ていると、「小学生だなぁ~」としみじみ…。
いっくんはというと、まじめに授業をうける姉をちらりと見て確認した後は、すぐに近所の男の子を見つけて一緒に校庭に出て行ってしまった。
汗だくになって帰ってきては、授業が終わっていないのを見て、またすぐ遊びに行ってしまう。
先生の話にも、興味ゼロと言う感じである。
いっくんよ、来年は自分も小学生だと言うことを、本当にわかっているのだろうか………。