台風一家

こいちゃんと二人でカラオケ

一旦我が家に帰ってきたものの、再び大学進学のため遠くに旅立つこいちゃん。
一日、また一日と親子の時間が減ってゆく。
急に会いたくなったらどうしよう、体調を崩したら何もしてあげられない。
けれど、きっとこうやって離れる時間はこいちゃんにとってとても有意義な時間になるだろう。
寂しいけれど思い切って手を放していくしかないのだ。
この日はこいちゃんと二人で大好きなカラオケに行くことにした。
伴侶はカラオケが好きではないのだが、私とこいちゃんのカラオケの好みはぴったり。
とにかく二人で曲を入れまくり、歌いまくる。
お互いが知っている曲ばかりなのでとにかく楽しいのだ。

お互いの曲に触発されて選曲したり、競い合ったり。
考えてみると娘っていつのまにか対等な立場になるくらいあっという間に成長していて、まるで友達みたいな貴重な存在。
二人でイケメンを見つけて騒いでみたり、大好きな曲を一緒に歌ったり、本当に楽しかった。
離れることで娘が遠くに行くと同時に、大好きな友達も遠くに行くようで二倍も三倍も悲しい。
 
けれど私が寂しそうにしていたら、きっとこいちゃんは悲しんで向こうでの生活に後ろめたさを感じてしまうだろう。
出発の日も絶対に泣かないと心に決めて、とにかく声が枯れるまで歌った。
まるで半身を失うような気持ちだが、気づかれないようにいつも見守っていよう。
大好きなこいちゃんとの楽しい夜、当分歌なんて歌いたくない!ってほど歌いきり、楽しい夜を過ごして帰宅した私達。
ずっと幸せでいてね…大好きなこいちゃん。
(この数日後に自宅近所でも3時間カラオケに行った私達である…。)
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