ちょっと入っていても口から出して嫌がるほど海老が嫌いなようだ。
会社の帰りに伴侶が甘えビを買ってきた。
甘くて美味しいので、子供達にも食べさせようと思ったが、こいちゃんはちょっと食べて満足し、いっくんは見向きもしなかった。
食べ終わった大量の殻を捨てるのが勿体無く、油で揚げて、伴侶と私のつまみにし、残ったものを机に置いてカバーをかけておいた。
翌朝それを見つけたいっくんがぱくぱくとそれを食べている。
「おいしー」といいながら、お皿が空っぽになるまで食べてしまった。
そうなのだ、海老は大嫌いなのに、殻が大好きなのである。
殻のほうが、よりいっそう海老の感じがして嫌なのではないかと思うのに、海老の殻だけは大好きで、よく食べる。
特に甘えビの殻はやわらかく子供でも食べやすいようである。
出来れば身も食べて欲しいものだが、まぁ、カルシウムもあるし、今は殻だけでもいいか…。
何だかとっても贅沢なんだか、お安いんだか…。