金魚 またもや４匹家族に

１ヶ月も過ぎ、すっかり金魚がなついて可愛らしく餌をおねだりするようになっていたが、一番最後の祭りですくった金魚に病気金魚がいたらしく、感染…。
薬を入れても、金魚より高いしなー、などと考えているうちにバッタバッタと死んでしまった。
お尻をフリフリ餌を食べていた愛らしい出目金まで死んでしまい、結局残ったのは４匹。
一番初めに貰ってきた「４匹家族」へと逆戻りである。
ふりだしに戻る、と言う感じで、広い水槽で気持ちよさそうに泳いでいる。
庭にたまった水にぼうふらが沢山いるので、それをアミで濾して与えると、野生を思い出すのか動きが俊敏になり、生き生きとする。
味も美味しいのか、もの凄い貪欲さであっという間に食べ尽くした。
ぼうふらは金魚にとってまたとないご馳走なのだ。

こいちゃんが「亀すくい」で貰ってきたかめは、非常に強情で、餌を一口も食べようとしない。
ま、持って帰ってすぐ、こいちゃんが水槽をけったり、いっくんが大漁の餌を投入して水を腐らせたり、とすっかり人間不信になっているらしく、始終びくびくしているのだ。
シラスなども与えてみたが、あまりに怖がるので先日からはウッドデッキで生活させている。
これが嬉しいらしく、今日は初めて自ら甲羅干しをしていた。
もちろん私達が行くと凄い勢いで巣に逃げ込んでしまったが…。

臆病な亀と、おねだり上手な金魚たちを見て、子供たちも動物に「意思」があることを何となく判って来ているようだ。
乱暴ないっくんとおっちょこちょいなこいちゃんが、自分達の足音などを注意しているのをみると、ちょっとスバらしいと思うのであった。