希望者だけ参加できるように募集形式になっているのだが、毎年リーズナブルに楽しめるということで、競争率は高いらしい。
今年、いっくんが入園してくれたおかげで手が離れたので、初めて参加する気になった。
競争率の高さから抽選を園児(我が家の場合はこいちゃん)が行い、それによって参加不参加が決まる。
こいちゃんは籤運がよいのか、あたりをひいてくれた。
おかげで私は参加することが決まったのだ。
費用は1200円。
打ち込みタイプの「パッチワーク」(額飾り)をつくり、園児が食べるお弁当を食べさせてもらえると言う物だ。
パッチワークはもとより、私はこいちゃんやいっくんが平素どんなお弁当を食べているのか気になっていた。
大きさもそうだが、味はどのような味付けか、など興味があった。
10時40分に、母の会が行われる講堂いっぱいに集まった母親たちに先生や役員さんの挨拶が始まった。
私はもしかしたら水泳中の我が子を激写できるかとビデオを持参していたので、ついでに撮影していたら「あ!ビデオが出てきました!」と主任さんにマイク越しで大声で言われてしまい、みんなの注目を浴びることに…
さて、挨拶も終わりパッチワークをし始めたのだが、あまりの難しさにたじたじ。
下書きのとおりに切り込みの入った発砲スチロール板に、さまざまな種類や色の布を目打ちで押し込み、絵を作っていく作業なのだが、シールの接着面を間違えたり、切ってはいけない場所を切ってみたり。
初めての作業のため、周りを見ながらなかなか作業が進まない。
中には慣れているのか周りと楽しく話をしながら作業を進めているテーブルもあったが、私たちのテーブルは見事にみんな無言で打ち込んでいた。
隣にSOくん・KAくんママがいたため気軽に作業手順を確認したりしながらとにかく「居残り」にならないように必死で作業。
SOくんママも慌てるあまり型紙をはずさずに布を打ち込もうとしたりでてんやわや。
こんなに本格的とはおもわなかった。
こんなことならお弁当だけでもよかったかも…などと贅沢な笑い話もしつつ、何とか形になるところまで作り上げて12時15分にお片づけとなった。
お弁当給食にはお茶もついていた。
そして、問題の「いただきます」は、園児とおんなじ扱い。
「先にお弁当箱あけた、お約束守れないお友達はどこですか~」から始まり、送れて座った母親は「お友達がまだ座ってませんね~」とマイクで声をかけられ、身振り手振りで「いただきますのお歌」を歌わされ、「おとうさま、おかあさま、ありがとうございます…云々」のご挨拶つき、で、ようやく「いただきます」をさせてもらえた。
皆失笑しながらもお弁当箱を開けて園児のように嬉しそうに食べていたから面白い。
味はやさしい味付けで、こいちゃんの好きそうなメンチカツは大人でも美味しいと思えるものだったし、量も割と多めで、ご飯が沢山入っているのがいっくんが喜びそうでとてもよかった。
今ごろ下で同じようにいっくんが、そしてその講堂を隔てた隣の2階ではこいちゃんがまったく同じお弁当をほおばっているのかと思うと、笑顔が浮かんでくるようであった。
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