テルズ・シンフォニア「エッグ・ザ・ユニヴァース」

ノヴェラの平山照継のソロ・プロジェクトからバンド形態となったシンフォニック・ロック・バンド、テルズ・シンフォニアの88年リリースの1st(というかソロ名義からだと3作目というか)。

 

94年に一度再発されたっきり(海外ではその後一度再発されたが)で音質的にも今的にちょっと厳しいところだったんですが、リマスター＆紙ジャケで遂に遂にの1７年ぶりの再発。

 

もちろん今基準のググッと良い音になっていて、長年の不満が解消されて嬉しい限り。

 

また、今回の紙ジャケ再発シリーズは基本的にLP準拠の曲目で、CDのみの追加収録曲はオミットされているということで、本来ならCDのみ収録(LPでは「おまけソノシート」に短縮版が入っていた)の「世捨て人のうた」が収録されないところを、「アーティストの意向により」収録されているところもナイス判断。

 

また、LPの付属物は可能な限り復刻するとのことで、前述のソノシートのミニチュア・レプリカ(さすがに音までは入っていない、ただのセルロイドの円盤ですが)が付属していてちょっと笑った。(というかCDを取り出そうとしたら黒い物体が転げ出てきて何事かと思った(笑))