ちょっと前にスマホ向けアプリ「ゴジラ+」に「東宝新作『超大作怪獣映画』ボランティアエキストラ募集開始!」という通知があったので話だけは知っていたのですが、いつの間にか記事になっていました。まぁ大事ですからね。
舞台は(少なくとも今回募集のエキストラを使うシーンの背景は)1945~47年ころ、監督は「ALLWAYS 三丁目の夕日」などで知られる山崎貴監督だそうです。山崎監督は「ALLWAYS 続・三丁目の夕日」でゴジラっぽい怪獣(ゴジラそのものと言う人が多いようですが、あくまで「小説に書かれた怪獣がゴジラみたい」なものをイメージした映像なので、「ゴジラっぽい怪獣」です)を出したことやアトラクション「ゴジラ・ザ・ライド」を作ったこともあり、記事によれば早くも「初代ゴジラのリメイク」と予想されている、とのこと。あくまで個人的予想ですが、その可能性は限りなく低い、としておきましょう。まず第一にゴジラなら名前を隠す必要はないこと。隠しておいてあとで「新作映画はゴジラです」と公開したところでさほど世間は驚きません。それなら最初から「新作ゴジラ」としておいた方が期待感は高まります。第二にエキストラの舞台が1945~47年とあること。東宝としては第一作「ゴジラ」の世界観は絶対であり、たとえ全く別の世界の話だったとしても第一作「ゴジラ」こそゴジラ誕生の原点であってそれ以前の時代に登場するゴジラ、というのはやはり受け入れられないと思うのです。エキストラ使用シーンが過去の回想のみで怪獣とは関係ないシーンという可能性もなくはないですが、それだと一般参加を募る意味も楽しさもないし。
とはいえ、東宝側としても新作「ゴジラ」を作るのはメリットのある行為ではあります。詳しいことは知らないのですが、レジェンダリー側とのゴジラ使用契約が昨年の「ゴジラVSコング」で一度終了したそうで少なくとも次回作にはゴジラら東宝怪獣は登場しないのが確実視されています。再契約の交渉が行われているかどうかわかりませんが、しばらくの空白は生じるので作るにはいいいタイミング。また新しいゴジラを作ることで「シン・ゴジラ」の続編を望む声を切ることもできます。「シン・ゴジラ」がいつまでもゴジラそのもののイメージであり続けることはファンとしても望ましいことではありませんので。
それでも今回はまず「ゴジラ」はないだろうな、としたところでわたしの妄想を。最初に考えたのが「超大作怪獣映画」というタイトルそのものの映画(笑)。怪獣映画というより超大作怪獣映画を撮影のために四苦八苦するスタッフの苦労を面白おかしく描いた映画です。この間までWOWOWでやっていたドラマ「キン肉マン THE LOST LEGEND」がそんな感じだったもので、アリかなぁと思ったのですが・・・。でも、例のアレのせいで今はそういう変化球怪獣映画はやりづらいかなぁ。まして怪獣映画の東宝の新作、として売り出すものですし王道は避けられないかと。
というわけで現在の妄想で一番に来るのはゴジラの登場しないゴジラにつながる映画、つまりラストシーンがゴジラ第一作の冒頭の事件につながるような、同じ世界でそれ以前に登場した怪獣を描いた作品です。レジェンダリー版「ゴジラ」に水爆実験は実はゴジラを倒そうとして行ったものだった、という話がありましたが、それをベースにし、最終的に米軍がそれを利用して怪獣を倒したものの、それはより強大でもっと恐ろしいもの~すなわちゴジラ~を生み出してしまった・・・とかの方がわたしは面白い作品になるかな? と考えます。それなら登場怪獣とかを隠しておく意味もありますしね。
まぁ情報は小出しにされていくと思いますので、首を長くして楽しみに待ちましょう。
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