読書とかいろいろ日記

読書日記を中心に、日々のあれこれを綴ります。

『ローマ法王に米を食べさせた男』 高野誠鮮

2013年06月24日 | 読書日記
ローマ法王に米を食べさせた男 過疎の村を救ったスーパー公務員は何をしたか?
高野誠鮮
講談社

¥1,400+税 講談社 2012/4/5発行
ISBN978-4-06-217591-3

『そうだ、葉っぱを売ろう!』(横石知二・著 ソフトバンククリエイティブ)を思い出しました。
いかに稼ぐか、いかに話題を作るか。

タイトルがキャッチーでいいんだけど、正確には「ローマ法王に米を献上した男」だよな。
食べたかどうかはわかんないよな。食べたかもしれないけど。

法王にお米を献上するとか、とにかくアイデアマン。
そしてアイデアを実行に移せる行動力は、上司の理解あってこそ。
部下のやる気を潰すのも上司しだいだけど。

次から次といろんな手を打って、それが当たる。
読んでて爽快。
スーパー公務員。でも、もともとそれだけの力のある土地だったんだよね。
お米がおいしいところだったんだもん。
まずいお米しか取れない、地味の貧しい土地だったら、こんなうまく運ばなかっただろうな。
神子原地区の人数の少なさも、むしろ高野氏には有利だったんじゃないか。大人数を束ねるよりも、これくらいの方が顔が見えるしね。

イマ、読み終わった本をぱらぱらしてたらついつい引き込まれて二度読みしちゃった。
これ、マジでおもしろい。
神子原行きたくなる。
コスモアイル羽咋にも行きたいし、「神子の里」で野菜も買いたいし、しいたけオーナーにもなってみたい!
でも、しいたけオーナーは雨の翌日かけつける機動力がないと魅力が堪能できないだろうなあ。ちぇっ。


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