読書とかいろいろ日記

読書日記を中心に、日々のあれこれを綴ります。

『乾燥標本収蔵1号室』 チリャード・フォーティ

2012年02月04日 | 読書日記
乾燥標本収蔵1号室―大英自然史博物館 迷宮への招待
リチャード・フォーティ(渡辺政隆、野中香方子・訳)
NHK出版

¥2,500+税 NHK出版 2011/4/25発行
ISBN978-4-14-081473-4

年末の中日新聞に、作家学者評論家書評家たちが「私の3冊」を挙げるという企画が毎年掲載されるのだが、昨年末のこの欄で、本書を挙げた人が二人いた。
なんとなくタイトルも好みだし、それではちょっと読んでみようかな、と。

大英自然史博物館を舞台に語られる、変人ぞろいのキュレーターたちと収蔵される標本たちの物語。

期待したほど「抱腹絶倒」なわけでもなかったけれど、興味深く読みました。



> わたしたちはみな、自分という博物館のキュレーターなのだ。(47頁)


> 博物館員たるもの、研究のことで頭がいっぱいで粗忽になるのも仕事のうちだ。(298頁)

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