ブルーインパルス | |
武田 頼政 | |
文藝春秋 |
¥1,714+税 文藝春秋 2011/6/10発行
ISBN978-4-16-374090-4
ブルーインパルスが好きだ。
とにかくカッコイイよね。
理屈も歴史もどーでもいい。
かっこいい。うっとりする。すいません、自衛隊好きなんで。
どーでもいいとは言っても、関する本があるなら読んでみたくなるのが人情。つか、活中者の性。
> 曲技飛行は戦闘機の動きを模しているが、空中戦では隣の機と翼がふれあうほどの密集編隊など組まないし、天地逆さまの背面飛行で十秒間も水平飛行することなどない。だからブルーインパルスのアクロバットは命がけの虚構だ。(64頁)
そりゃま、そうだ。
> 「本当の戦闘機乗りというのは、ブルーインパルスのようなことをしたくないんですよ。あれは観客を喜ばせるという目的だから、戦闘機の世界ではない」(267頁)
広報塔ではあるけれど、戦闘機としては邪道であるか。
教導隊のほうが憧れっていうのは理解できるが。
でも今のブルーインパルスは花形だ。
かっこいいし。まだ言ってる(笑)。