12日(金)は、PHP総研の公共経営セミナー「地方議員のための政策力アップ講座」でした。これからの政策議会を目指すために、地方議会・議員に求められる政策力アップへの指針を現場実践の観点から追究するもの、だそうです。
私は「事業の複合化・統合化による効率化と経費削減」をテーマにお話させていただきました。
お盆休みだったにもかかわらず、北は福島県から南は香川県まで50人を超えるみなさまがお越しくださいました。
私にとっても、もう一度パワポを作り直し、講義内容を確認するなど、事業見直しについて振り返る貴重な機会となりました。ありがたいことです。
トーキングポイントは、3点です。
1 高齢者に傾注してきた福祉的な給付事業は、何度にも渡る建て増しによって、対象者や給付内容、間接経費などが重複してきたこと
2 子育て関連事業が地域活性化の切り札のように扱われ、地方自治体のサービス競争になりかねないこと、モラルハザードも危惧される小児医療費助成制度
3 とかく、福祉切り捨てという批判が起こりやすい中で、自助・共助の範囲を考え、負担の極端な増加を抑制し、事業効率を上げるための取り組みを
を中心にお話させていただきました。
講義内容は「地方財務7、8月号」にご紹介したものから、ピックアップしてありますので、そちらもご覧いただければと思います。
議員のみなさんは、とても熱心でした。16:30終了のはずが、17:00頃まで質問が途切れず、終了後も何人もの議員さんと会話が弾みました。
やはり住民の代表として選挙戦を戦った以上、住民の役に立ちたいというお気持ちなのですね。熱意がひしひしと伝わってきました。議会は住民の声を代弁する場ですから、行政から提供されたデータを分析し、問題点を検証し、改善に繋がるような質問や提案をしたいですね。
住民にわかる・理解される政策を!ぜひお願いします。
終了後は、私と南先生に加え、PHP総研から永久常務や研究員の方にもご参加いただいての反省会でした。ツイッター友だちから、お盆に東京へは行けない、全国で実施してほしい、という要望も検討していただくことに。
PHP総研の金城さん、岡田さんには、オジサン&オバサンに付き合っていただきありがとうございました。また、受講された議員さんとツイッターで相互フォローしたり、フェイスブックでお友達になったりでいてうれしかったです。
新しい出会いが次へと広がることが実感できた素敵な1日となりました。
ま、翌日が休みということもあり、ワイン紅白を痛飲・・・はまた反省材料ですが