事業仕分け 「民主党政権の大いなる遺産」
4月13日(土)の朝日新聞。こんなタイトルが目に飛び込んできました。
政権交代と共に、存在感がなくなったように言われる事業仕分けですが、国の予算を国民が見て聞いて語ることができる、そんな仕組みを提供できたことは、大いに評価すべきことだと思っています。
あの事業仕分けがなければ、スパコンの議論も、医療制度改革も公共調達も・・・私たち一般国民にはチェックのできない仕組みで、税金は使われ続けることになったのでしょう。
でも、一旦、予算の見える化を実感した私たちは、どうしてこの予算が必要なのか、効果はどうなっているのか、資金の流れは途中の法人で滞っていないか、契約方法は効率的なのかなどについて、事業の概要を表した「レビューシート」を用いることによって判断できる力が備わったのです。
安倍政権にも、この行政事業レビューは引き継がれました。
この強力なツールを、将来の子どもたちのためにもぜひ活用していただきたいです。
私たちは、事業仕分けを一時のブームとして終わらせてはいけないと思います。
これからも、「事業仕分け」や「行政事業レビュー」あるいは「公開説明会」など・・・手段はさまざまでも、予算の見える化をさらに前進させていくべきだと思います。
改革に、足踏みして時間などないのですから。