昨年11月の衆議院決算行政監視委員会行政監視に関する小委員会(公開実施、外部の視点を取り入れた事業仕分けスタイルを採用)に参考人として出席しました。
あれから7カ月が過ぎた今日、衆議院から大きな封筒が届きました。いまごろなんでしょう??と、開封してみると…
小委員会における議論や評価結果を踏まえ、昨年の12月8日の決算行政監視委員会で決議を行い、それに対し、6月13日の小委員会で各大臣から、講じた措置などの報告をうけたとのことです。
その報告を受けて、小委員会でフォローアップ質疑を行うことになっているので、参考人に意見や感想、指摘事項などがあれば意見を述べてください、とのことです。
私は、厚労省の「医療費レセプト審査事務」に参加していました。
当時の記事はこちらからから http://blog.goo.ne.jp/ksmrsmk/d/20111117
こんなフォローをしてもらえるんですね
やはり決算委員会という公式な委員会は違うなぁ~
しかも参考人だから丁寧なのかなぁ~
などと感心しながら、厚生労働大臣の発言要旨を読みました。
が、回答は、両者の意見を聞き、改善も必要、慎重な対応も必要、だから、「引き続き検討する」、というものでした。
行政が「検討する」という回答は、「何もしない」ということと、ほぼ同じ意味です。
改革は、失敗を恐れず方向を変える勇気がないと実現は難しいです。
批判されても継続する覚悟、もなく、問題の先延ばしだけはやめてほしいですね。
政府の事業仕分けでも、地方の事業仕分けでも取り上げられるように、医療改革はまったなしの課題です。
「引き続きよく検討する」なんて言ってる場合じゃない!と思うのです。
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