「トーチジンジャー」豪華な花という印象で食材です!インド洋のモーリシャス島原産!
トーチジンジャーは、赤またはピンクと白が見られます。
トーチ(たいまつ)に似ていることが、名前の由来です。
インドネシアでは、カンタンと呼ばれて、料理に使います。
トーチジンジャーは、ビックリするほど鮮やかな赤い色で、
豪華な花という印象です。たくさんの重なり合って見える花びらは、
葉っぱが変化した苞(ほう)という部分で、その隙間から、
顔をのぞかせている、黄色い縁取りが花です。
ラッパ型の花の中には、オシベやメシベが、
しっかり抱きかかえらえていますが、
花は外から見ることが出来ませんが、全体の姿が美しいです。
日本の温室では、背丈が1m位で短いですが、現地では背丈が、
3m以上にも育ち、もっとも高いものは6mを超えるという、
杖のような花茎を伸ばして、先端に直径15cmほどの、
球状の花序(花に見える部分)をつけ、
まさに、火のついた赤い松明に見えます。
葉っぱが細長くて、ショウガの葉っぱに似ています。
英名は toach zinger です。
トーチジンジャーは、インドネシアからマレーシアの熱帯アジアが、
原産と言われている、ピンクと赤の二種の多年草植物ですが、
インド洋のマウリチウス島(モーリシャス島)が原産です。
トーチジンジャーのエトリンゲラ属は、東南アジアに約100種あり、
半分はボルネオに分布しています。
日照時間が短くなると、開花する短日性(たんじつ)植物で、
温室では、9月から翌年3月にかけて、咲いてるのが見られます。
咲いてる数が少ないですから、枯れてる場合もあります。
「名古屋市立東山植物園・水生植物室」
「夢の島熱帯植物館」
「フラワーセンター大船植物園」
「星薬科大学 薬用植物園」
「神代植物園 温室」
「京都府立植物園 温室」
「熱川バナナワニ園」
情報を確認してから、出かけてください。
- 別名
- 特色 食材
- 科 ショウガ科
- 原産 インド洋のモーリシャス島
- 花期 9~3月
いかがでしたか?
花の楽しみ方は色々ありますね。
珍しい花の名前がわからないと、探しようがありません。
珍しい花は情報がないと、わかりにくいです。
トーチジンジャーは、赤色からピンク色の苞が、
目立つ美しい花を咲かせます。観賞用の他、輸入切花や、
最近は、白花品種も出回っています。
東南アジアでは、煮物やカレー料理に使うため、
若い花序の部分を摘み取って、香味野菜として、
市場で売られています。
果実は生食で、種子は香辛料に利用されています。
まだ、食べたことがありませんが、
いつの日か、食べられるのを楽しみにしています。
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