「新しい会社を立ち上げる為の準備資金300万がどうしても必要なんだ」
「人間にとって水は なくてはならない存在」
「自然界から湧き出る水の権利を買い それは半永久的に利息が膨らむシステムなんだ」
「当初 前向きに考える彼に引かれ 準備資金の300万を渡しました」
「んん~・・・専門家に聞かなければ詳しいことは解らないが・・・」
「貸付に対する 借用書か念書みたいな書類はないのですか?」
「その時は疑う余地もありませんでしたので 口約束で貸してしまいました」
「返済の事を口に出すと 彼は人が変わったように怒鳴りだし そんな金はもう無いって」
「お金のことは もういいんです、あきらめました」
「悪い悪魔に引っかかってしまい 高い授業料を支払ったと思えば」
「私 言いました 今後お会いすることは もうありませんって」
「ただ・・・その後・・・もう一度チャンスが欲しいとか 子供が会いたがってるとか携帯が来るのです」
んん~~~・・・ドバちゃんも悪いヤローに引っかかったみたいだな~・・・
仕方ない・・・来週 また先生の所に今度は ドバちゃんと行ってくるか~ (ーー)
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