こんにちは。マスターズ係の河合です。今回は2月15日(土)に東和薬品RACTABドームで行われたなみはや短水路記録会の報告をさせていただきます。
50m Fr
土屋
29"00 Best!!
50m Fly
永山
30"26
まずは50m種目から振り返ってみます。土屋に関してはベストみたいですね。手の入水位置が以前より遠くになった分、速くて強いストロークができるようになってきているなとみていて思いました。強いキックが持ち味の選手なのでそれを活かした泳ぎができたらもっともっと速くなりそうで楽しみです。あと飛び込みは夏までに一緒に練習しましょう。
永山に関してはストロークが本当にきれいでした。入水時も指先からきれいに入水できていたのでこれに関しては言うことがないです。後半ストロークのテンポが落ちてしまうのと、やはり飛び込み、浮き上がりのドルフィンキックが課題ですね。本人曰くターンで手がつかなかった(←なんなんそれ)なかでこのタイムはそんなに悪くなかったのではないでしょうか。
100m Fly
河合
26"84
58"32(31"48)
永山
31"25
1'07"76(36"51)
福田
29"86
1'05"12(35"26) Best!!
山本
31"57
1'10"82(39"25) Best!!
次に100m種目を振り返っていきます。私自身の結果はまずまずでした。いつもより前半のテンポを抑えて後半に余力を残す作戦で挑んだところ、前半は良かったのですが後半いつも通りバテテしまいベスト+0.2秒という結果になりました。これに関しては練習不足の一言ですね。特に後半のドルフィンキックが顕著に落ちてしまっているので75mのターンでも12.5m潜り切れる推進力を身に付けていきたいです。
永山に関しては50mで見せたきれいなストロークが崩れて、かつ体全身が立ってしまっているのが課題ですね。100mになると大きな泳ぎを意識してか、体が立ってしまって結果抵抗を大きく受ける泳ぎになってしまっているので50mのパワーあふれる泳ぎを維持しつつ100m持たせられるような練習をしていくと飛躍的にタイムが向上すると思います。
大智さん(福田)に関しては、最後まで泳ぎが崩れないのが本当にすごいですね。ドルフィンキックの距離が稼げるタイプの選手なので、ここのスピードアップができれば全体的なタイム向上につながると思います。あとは、やはりストローク効率の向上にも限界があることを考えると、ストロークテンポを上げて泳ぎ切る練習もしていく必要があるかなと思います。
ひこさん(山本)(いつもこんな呼び方していませんがブログに下の名前を出されていないみたいなので、このように書かせてもらいます)に関してはFly専じゃないなか参加してくれました。見ていて思ったのは私と泳ぎのタイプが似ているなあと思いました。そのためか、技術的なことに関してアドバイスがよくわからないんですよね。このブログを読んだ部員の方はぜひアドバイスください。前半のスピードに関しても文句のつけどころがないですね。あとは後半落ちてしまうのは、Flyのための練習を積んでいるわけではないのでご愛嬌ということで。
200m IM
伊藤
34"99
1'26"10(51"11)
2'22"74(56"64)
3'01"57(38.83)
200m Fr
土屋
33'15
1'09"66(36"51)
1'47"67(38"01)
2'25"95(38"28)
伊藤
34"48
1'12"61(38"13)
1'51"62(39"01)
2'29"92(38"30)
200m Fr
福田
35'73
1'17"23(41"50)
2'00"31(43"08)
2'42"87(42"56) Best!!
山本
35'95
1'16"35(40"40)
2'00"06(43"71)
2'45"38(45"32) Best!!
最後に200m種目を振り返っていきます。伊藤のIMに関してはFlyが良かったですね。Ba、Brが苦手な分、Flyで攻めていくのは悪くない作戦だと思います。ただ、IMのタイムを伸ばしていくなら、これらの種目の苦手解消が必須ですね。最後のFrでいつもスパートをかけられるのは本当にすごいとつくづく思います。
土屋のFrはいつもと泳ぎのスタイルを変えての挑戦でした。タイム的に本人は納得いっていなかったみたいですが、泳ぎ自体は非常に良かったです。大きな泳ぎをすることで新たに得られた感覚もあると思いますし、練習の中で自分に合った泳ぎを模索していってほしいですね。ペース配分的には申し分ないくらいきれいなので、やはり土台となるスピードアップが課題かなと思います。
伊藤のFrに関しては、後半の粘り方が非常に良かったですね。後半もキックが落ちないこと、大きな泳ぎが崩れないことが彼の泳ぎのポイントかなと思いました。今後の課題としてはやはりストロークテンポの改善だと思います。今のままのテンポだと頑張って泳いでいる割に200m種目ではスピードが上がりきらずもったいないので、今後にぜひ期待ですね。
大智さんのBrは正直思っていた以上に速かったです。最初エントリーを聞いた時には驚きましたが、やっぱり何を泳いでも結果を出すのがすごいですね。Brに関しては本当にわからないのですが、泳ぎの特徴としてアンダーウォーターが目につきましたね。ここでほかの選手と差を縮めていたのが好タイムの要因かなと思います。
ひこさんに関しては、前半のスピードが良かったですね。やはり50、100を専門とする選手の強さを感じました。200m種目で勝負していくならそれに向けた練習が必要だと思いますが、どうするんでしょうか。100mBrでこの夏勝負するなら、もう1種目は200mIMとか、100mFlyとかにしても面白そうですね。今後が楽しみです。
以上、6名、計11種目の振り返りでした。全体として直前に試験が続いたのもあってタイムとしてはそこまで振るわなかった人も多かったみたいですが、選手一人ひとりが目標をもって各レースに臨んでいたのが、みていて成長を感じました。これを読んでマスターズに興味を持ってくれた部員の方、次回のマスターズにぜひ参加してもらえればと思います。また、来月にはNSLも控えているので今回得た経験がそこでの大ベストにつながることを期待しています!
だらだらと書いていたら思っていたより長くなってしまいましたが、ここまで読んでいただいた方どうもありがとうございます。読み返してみるとめちゃめちゃ偉そうな文章で申し訳なくなってきたのですが、書き直すのが面倒なので投稿させていただきます。許してください。