ご報告ブログが遅くなり申し訳ありません。
神戸大学オフショアセーリング部はANIORU’S CUP2021で優勝することを目標とし、コロナに負けず、大学が定めるガイドラインを守り、毎日海に出て、必死に練習してきましたが、緊急事態宣言の影響を受けて大会が中止となってしまいました。
応援してくださった方、ご指導してくださった方々、暖かく見守っていただいた方、我々オフショアセーリング部ANIORU’Sチームに関わってくださった皆様に、この場を借りて感謝申し上げます。
神戸大学が優勝する姿をお見せできなかったことは残念ですが、来年こそは後輩達が頑張ってくれると思います。
今後とも、応援のほどよろしくお願い致します。
さて、ANIORU3回生チームの話をしましょうか!^ ^
さかのぼること12月
チーム始動時は、コロナの影響で部活動停止期間に加えて3/5人が乗船していたこともあり、約9ヶ月ヨットに乗らなかったブランクありでスタートしました。
恐ろし〜〜〜
12月はKYCと須磨のヨットレースに出場しましたが、結果は散々...
指導をお願いした方には、お話にならないくらいひどいと言われ、先輩にはこのままじゃ東大に勝てないよと言われ...
舵輪を持つ神大というプライドと、2回生チームも出るから先輩として負けられないというプレッシャーがチームの雰囲気を包み、なんとも重く苦しい時期でした。
苦しかったね。
それから1月、2月は海に出れる日は出来るだけ出艇して、KYCなどのレースは軒並み中止になっても深江の海でひたすら2艇練習。
課題が多すぎて何が自分たちに足りないのか分からなくて、モヤモヤしながら練習してました。
でも2月のある時から、調子がいい、、、
艇内のコミュニケーション量が格段にに増えて、誰が何を要求しているのかがよくわかるようになった気がする。
これは、たかしは今何も見えてないな。とか、今はゾーンに入ったから聞こえてないな。とか。
黒飛が何か目で訴えてきている、ジブカー変更だな。
ああ、そろそろツイーカー入れて欲しいって言いそう。
みたいなね!
クルーワークも順調で
前田のレイラインの精度がかなり良くなったり、タクティもそれなりにできるようになり
え、!予定してなかった即ジャイ急に要求したのに下田がポールチェンジに走り、南がジブダウンする流れが完璧で気づいたらジャイブ完了してるだと、、
ってことができるようになったり。
あとは全員で気をつけたのが、よく褒めること。
艇内が静かになっちゃうのは、わたしのヘルムスマンの経験上嬉しくないことを知ってたから、とにかく全部褒めました。
セールシェイプとかピットからじゃよくわからんけどとりあえず褒めた。
ナイスジャイブ!
ナイスロール!
ナイスセールシェイプ!
ナイスヘルム!
スピードあるよ!
いい角度だよ!
いいよ!うちの船が一番いい走りしてるよ!
それから雰囲気も良くなってきて
重い雰囲気だった艇内が少しずつ自信を持ち始めて
そうしたら課題がだんだん絞られてきて、反省会も反省するところよりもよかったところを振り返ることも増えてきて
調子がいい。
2回生に負けることも減ってきて、先輩と練習した時は、もしかしたら優勝できるんじゃない?って言われるくらいのチームになりました。
お話にならないくらいへなちょこチームがですよ!!!!!!!!
ついに、ここまで来ました。
あとは最大の課題である上イチのジャストスタートや!がんばるぞ!!!!
って時に
中止のお知らせ~~~~~
この時の気持ちをしゅんは「喪失感」って言ってました。
次の日に、最後の練習にしようねと言い、レースをしました。
このことはまたブログにしましょう。
正直に言うと、優勝しなきゃいけないプレッシャーから解放された気持ちも少しあって、、
それでも負けてもいいから大会でレースしてぶつかっていった方がきっとよかった
ん〜〜誰も悪くないね。
でもこの有り余った熱量をどこにぶつけていいか分からない
一言で言うなら、“不完全燃焼”です。
これで引退.....?なの???
でも結局、あのヨットレースのアドレナリンが止まらない興奮が忘れられなくて
また海に行っちゃうよね!
引退しきれない4回生で部活にとってマイナスかプラスになれるかわからないけど
もうちょっとだけ居させてね
練習楽しかったね
2回生チームもたくさんありがとう!!!!!!!!
3回生チームは最強のチームだったよ!!!
いつか証明しような!!!!!!!
前田
アニオル開催ならず、残念でなりません。
これを機にヨットに乗るのをやめる人、嫌いになる人いるかもしれません。
だけど、どんな形であれ乗り続け、走り続けてみてください。
走り続け、もがき続けた者にしか見えない景色があります。
頑張ってください。