新・空飛ぶ猫さん’ず 

目の見えない黒猫と、ぽっちゃりな女子猫の写真と飼い主の日常

がぶちゃんの思い出話

2011-10-13 21:46:06 | インポート

Dsibahu あまりないんですけど、芝生の上のがぶちゃん。

ブログのどっかに載っけていると思います。

さて。

今日はがぶちゃんの思い出話をひとつ。

今回もまだがぶっちが若いころのお話。7~8歳くらいです。

ではでは・・・・。

家ではがぶちゃんやちびちゃんにおやつとして、いりこをあげていました。

固いままのいりこは食べにくいだろうと、出しを取った後のものとか、わざわざふやかして、それをあげていました。

ま、カルシウム補給って感じで、そんなにしょっちゅうではなかったんですけど・・・。

がぶちゃん、太ったら困るし(笑)

ある日、がぶちゃんの様子がおかしい。

口の中をものすごく気にしています。

なにかが歯の間に引っかかったのか、しきりに手で口を触っています。

そのうち、カッカッと吐くような様子を見せ始めました。

母に聞くと、いりこを食べた直後にそうし始めたとのこと。

これは、いりこの何かが口の中にあって取れないんだって思い、がぶちゃんの口の中を見ようとするんですが、これがなかなか見せてくれません。

でも、ずっとそうやっているし、ごはんもお水も食べられないので、いつも行く動物病院へ行きました。

苦しそうなのを見ているのはやっぱり辛いし。

病院へ連れてってがぶちゃんの説明。

いりこをおやつにあげていることも説明しました。ふやかして。

そして、がぶちゃん、あーん。

先生曰く口の中には何もないって。

だったら何だろ?

先生が言うには、喉の方にいりこの骨が刺さっているかもしれないって。

えぇ?

喉の奥?そりゃ見えないわ。

どうすればいいのかな・・・・。

先生は言いました。

「カメラしましょう」

へ?

カメラ?

「いわゆる胃カメラ。内視鏡で見てみましょう」

おおっ!

カメラとな?

でも、猫ですよ?

私はちょっと簡単に考えていました。

カメラならすぐ見てもらえるって。

でも、そうじゃなかった。

「全身麻酔をかけるので、入院してもらいます」

全身麻酔とな?

カメラに?

それから先生から説明を受けて、がぶちゃんは入院することになりました。

安全のために麻酔かけないと、検査できないんだって。

がぶちゃん、カメラ飲むんだ・・・・。

なかなかいないでしょ、カメラ飲む猫さんって・・・・。

心配でしたが、それでがぶちゃんがまた元にもどるなら、とお願いして私は帰りました。

翌日。

お迎えに。

対面したがぶっちは、すごくすごく喜んでくれました。

だっこしたら私のほっぺをペロペロ、ペロペロ。

あぁ、もう苦しそうじゃない。良かったね、骨取れて。

って思ったら、カメラの結果、喉の奥にも食道にも骨はなかったそうです。

おそらく、骨が刺さったのだろうけど、抜けて、そこが傷になって染みて痛かったのでしょうって。

そっか。

でも、良かった良かった。

そして、先生に釘を刺されました。

いりこはふやかしたら、身は柔らかくなるけど、骨まで軟らかくなるわけじゃないから、ふやかさずに噛ますため、そのままで与えて下さいって。

なるほど。

食べやすいようにっていう配慮が仇になったのか・・・。

反省。

がぶちゃん、ゴメンネ。

それにしても、胃カメラした猫さんは私の周りにもいません。

ちょっと笑い話にして、よく友達に話すんですが、何事もなくて良かったからできること。

それにしても、胃カメラ代、当時15000円しました。

その他レントゲンとか、入院費で、すごく出費。

ま、それもこれも思い出として鮮明に残っています。

胃カメラ猫さん、ガブリエルくん。

あんたはやっぱり病院とは仲良しでしたね(笑)

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