ブログのどっかに載っけていると思います。
さて。
今日はがぶちゃんの思い出話をひとつ。
今回もまだがぶっちが若いころのお話。7~8歳くらいです。
ではでは・・・・。
家ではがぶちゃんやちびちゃんにおやつとして、いりこをあげていました。
固いままのいりこは食べにくいだろうと、出しを取った後のものとか、わざわざふやかして、それをあげていました。
ま、カルシウム補給って感じで、そんなにしょっちゅうではなかったんですけど・・・。
がぶちゃん、太ったら困るし(笑)
ある日、がぶちゃんの様子がおかしい。
口の中をものすごく気にしています。
なにかが歯の間に引っかかったのか、しきりに手で口を触っています。
そのうち、カッカッと吐くような様子を見せ始めました。
母に聞くと、いりこを食べた直後にそうし始めたとのこと。
これは、いりこの何かが口の中にあって取れないんだって思い、がぶちゃんの口の中を見ようとするんですが、これがなかなか見せてくれません。
でも、ずっとそうやっているし、ごはんもお水も食べられないので、いつも行く動物病院へ行きました。
苦しそうなのを見ているのはやっぱり辛いし。
病院へ連れてってがぶちゃんの説明。
いりこをおやつにあげていることも説明しました。ふやかして。
そして、がぶちゃん、あーん。
先生曰く口の中には何もないって。
だったら何だろ?
先生が言うには、喉の方にいりこの骨が刺さっているかもしれないって。
えぇ?
喉の奥?そりゃ見えないわ。
どうすればいいのかな・・・・。
先生は言いました。
「カメラしましょう」
へ?
カメラ?
「いわゆる胃カメラ。内視鏡で見てみましょう」
おおっ!
カメラとな?
でも、猫ですよ?
私はちょっと簡単に考えていました。
カメラならすぐ見てもらえるって。
でも、そうじゃなかった。
「全身麻酔をかけるので、入院してもらいます」
全身麻酔とな?
カメラに?
それから先生から説明を受けて、がぶちゃんは入院することになりました。
安全のために麻酔かけないと、検査できないんだって。
がぶちゃん、カメラ飲むんだ・・・・。
なかなかいないでしょ、カメラ飲む猫さんって・・・・。
心配でしたが、それでがぶちゃんがまた元にもどるなら、とお願いして私は帰りました。
翌日。
お迎えに。
対面したがぶっちは、すごくすごく喜んでくれました。
だっこしたら私のほっぺをペロペロ、ペロペロ。
あぁ、もう苦しそうじゃない。良かったね、骨取れて。
って思ったら、カメラの結果、喉の奥にも食道にも骨はなかったそうです。
おそらく、骨が刺さったのだろうけど、抜けて、そこが傷になって染みて痛かったのでしょうって。
そっか。
でも、良かった良かった。
そして、先生に釘を刺されました。
いりこはふやかしたら、身は柔らかくなるけど、骨まで軟らかくなるわけじゃないから、ふやかさずに噛ますため、そのままで与えて下さいって。
なるほど。
食べやすいようにっていう配慮が仇になったのか・・・。
反省。
がぶちゃん、ゴメンネ。
それにしても、胃カメラした猫さんは私の周りにもいません。
ちょっと笑い話にして、よく友達に話すんですが、何事もなくて良かったからできること。
それにしても、胃カメラ代、当時15000円しました。
その他レントゲンとか、入院費で、すごく出費。
ま、それもこれも思い出として鮮明に残っています。
胃カメラ猫さん、ガブリエルくん。
あんたはやっぱり病院とは仲良しでしたね(笑)