こういう場で話をする機会はそうはないはずなので、約20分という短い時間に魂込めてプレゼンしました。
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どうもkurogenkokuです。
標記の件について。
ローカルベンチマークのことはこのブログで何度も書いていますので、あえて説明しません。国の成長戦略の中にも登場する重点テーマです。
http://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2016/0602/sankou_04.pdf
実はこの1か月、業種、事業規模、創業年度など全く異なる10社を選定し、ローカルベンチマークの支援モデルをつくっていました。
kurogenkokuが考えたのは「産官金連携支援モデル」です。
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我々支援機関がコーディネート役を務め、金融機関、行政担当者と一緒に企業に訪問。「非財務」に重点を置きインタビューで情報収集、強みと弱みの仮説を立てたうえで、財務面から検証を行います。そのうえで将来の発展を見据えた重点課題の提言を行う。その流れは以下のようにまとめられます。
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プレゼンで紹介したのは2社でしたが、いずれの企業も上辺だけのヒアリングでは、真の強みや弱みを導き出すことのできない好事例。そのプロセスを説明すると有識者の皆さんが、頷きながら私の方を見ているのがわかりました。
⇒企業の取り組み内容の資料は申し訳ありませんが公開しません。
そしてまとめ。
提言したのは以下の内容です。
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ローカルベンチマークは「事業性評価の入口」という位置づけですが、出口につながらないと意味がないんですよね。そして出口を間違えないためには、真因を特定するためのヒアリング力であったり論理的思考能力が必要不可欠。それができる人材の育成がキモです。早速、商工会議所においては、来年度経営指導員向けに行われる研修会(1泊2日)の講師を引き受けることになりました。本ブログをご覧の皆さん、4/27,4/28の日程を確保してください☆
まとめには別途「おまけ編」をつけたのですが、経済産業省でこういう「〆」をする人はそうはいないと思います。幸いにして「すべる」ことなく無事終了。むしろ拍手などもいただいたりしてそれはそれでよかったと思いました(笑)
終了後は大勢の委員さんから名刺交換を求められ、特に某金融機関からは全国の融資担当者向けの研修依頼が飛び込むなど、個人的には「成功」と呼べる一日でした。
p.s
ローカルベンチマークのプレゼン前の朝8時、某氏に誘われ自民党本部に赴き、IОTやクラウド活用の勉強をしていました。