今年は話をする機会に恵まれているとつくづく思います。
どうもkurogenkokuです。
持続化補助金なるものは、小規模事業者が計画経営に取り組む機会、経営指導員が事業計画の作成から販路開拓まで伴走型で支援するスキルアップの機会、この2つが重要と考えています。
普段口うるさいkurogenkokuも意図的に口を挟まず、部下のI君がリーダーとして構成された3人の若人衆を頼もしく見ながら、自分の分だけコツコツ支援しています。
ただ部下が頑張って支援した先が不採択になってしまった案件で、当該経営者が再チャレンジを希望するようなケースでは「二度の敗戦は許さない」とのことで私がチェックすることにしています。
先日、I君にぼやきました。
「補助事業で何をやりたいかはわかるんだけど、これマーケティング戦略になっていないよね」と。
「ターゲットを明確にして、そこに必要とされる設備を入れるのはわかるんだけど、提供する商品サービスも変えていく必要があるんじゃないの?」
「ターゲットにはどうやって周知していくの。その方法が弱いんじゃないの」などなど。
ぼやき出すと止まらなくなるので10分くらいにしておきましたが、大前提としてこれは企業の経営計画なんだから、本当に売上や利益が伸びるような説得力のあるものでないとダメです。
経営計画の全体像を示して、その中のこの部分に補助事業を充当すると言うのならわかるのですが、そうでないものは説得力に乏しい。
kurogenkokuは審査員ではないので実際のところはどうかわかりませんが、合否の計画書を比べてみると、明らかにその点の差があるのは確かです。
最新の画像もっと見る
最近の「中小企業診断士」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2004年
人気記事