kurogenkokuです。
475冊目は・・・。
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加害者家族
鈴木伸元 著 幻冬舎新書
新年早々なんて暗い本を読むんだという話は抜きにして。
常に20冊前後、買い溜めしておくのですが、たまたま手に取ったのが本書だっただけです。
それにしてもいろいろなことを考えさせられる本です。
犯罪を犯した加害者の家族がどんな生活を強いられているのか、そこに焦点が当たることはほとんどありません。
宮崎勤という死刑囚(刑は執行されましたが)の父は橋から身を投じて自殺しています。凶悪犯罪だけではありません。交通事故を起こしてしまった家族の話も。
インターネットの普及により、加害者家族に対する「攻撃」も過去とは比べものにならないまでになっています。
被害者側の立場になれば、加害者だけでなくその家族に対する憎しみが消えるわけではありません。当然です。でも加害者家族になってしまった方たちがこれほどまでに辛い人生を送らなければならないかと思うと、やっぱりちょっと考えてしまうなぁ・・・。
【目次】
第1章 しあわせな家族が、ある日突然、崩壊した
第2章 加害者家族の顛末
第3章 インターネットの暴走
第4章 加害者家族をとりまく社会
第5章 加害者家族にとって必要なこと
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