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光鏡院(こうきょういん)

2008年02月11日 | 静岡散策
天気が良かったので、瀬名の梶原山を歩くことにした。

梶原山は鎌倉時代の梶原一族ゆかりの山です。

農協西奈支所を入ると、まず光鏡院があります。

静岡にも立派なお寺はたくさんあります。

仁王門には表側左吽行、右阿行の仁王がいらっしゃいました。


光鏡院 (清涼山 光鏡院) 
光鏡院は、今川陸奥守一秀の菩提寺で、長亨2年(1488)僧・慧雲が開山した曹洞宗の寺である。
 文明8年(1476)今川六代当主義忠が不慮の死をとげ、今川一族の間で竜王丸(今川氏親)派と小鹿範満派に分れて争いが起ると、一秀は竜王丸を補佐するため遠江から瀬名に移り住み、瀬名氏と改名した。以来、一秀は瀬名一族の祖となった。
 通称「瀬名館」といわれる字大屋敷は、瀬名集落のほぼ中央にあって、瀬名一秀を祖として氏貞、氏俊、氏詮四代の居館跡であったことが「今川記」に記されている。今日、遺構は認められないが、今川直系を補佐する一族として瀬名氏の勢力は大きかった。
 瀬名砦の所在は不明であるが、光鏡院の裏山と考えられ、永録11年(1568)武田信玄の駿河侵攻の際に落城したことが記録にみられる。
 光鏡院をはさんで、二代今川氏貞の菩提寺である「松寿院」や三代今川氏俊婦人の菩提寺である「竜泉院」の一体は、瀬名一族発祥の地であるので、今川一族研究のうえからも、きわめて意義深い土地柄である。
  昭和五十八年十月  静岡市





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1 コメント

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お寺 (Bam)
2008-03-16 22:04:23
やっぱり市で設置する看板のある史跡は歴史的な重みを感じます。
でもこのお寺は真新しい感じもして手入れが行きとどいているなぁと思いました。

どんな神社仏閣も一度は没落した時期があったと思うんだけどね。
歴史的価値が見直されるのはどんなきっかけか分からないから、埋もれてしまったものもまたたくさんあるんだと思うよ。
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