組長 おつとめ 終了

町内の隣組長を、1年間務めてまんた

最初は結構やる気で引き受けたんやけど、半年とか経ってくると、だんだん嫌気が差してきましてん……


市報を配ったり回覧を回すだけならまだしも、

集金に回らなあかんし

署名書いてもらわなあかんし


結構やることがたくさんあって、ホントにイヤやった
イヤっていうか……面倒くさいっていうか……
もともと 人と会うことが苦手やからね……

段々区長さんが訪問してくるのが恐怖に近く思えてきて……


でも良いこともあった

何か用事のたびに顔を合わせた近所の方には
「ご苦労様」
という声を掛けてもらって、その一言でもすごく嬉しかった

言うたら、まだ引っ越して5年
お互い顔を知ってる程度
そんなオイラに、「ありがとう」なんて、勿体無いおな

たまに捕まって、長話につき合わされたりもしたけど、それも貴重なふれあいやったし



そんな1年間も終わりに近づき、区長さんが最後の市報を持ってきてくれた
そして、懐から何か取り出して、オイラに手渡したの

「これ、少ないですけど、今年1年ご苦労様という気持ち。区から」



え～～～～～～～




びっくりです

そんなの思ってなかったからさ……
いいのか
ホントにいいのか

と、自問自答してしまった

確かに時間を割いて近所を回ったりしたけど

なんて思いつつ、今年1年のご褒美として、ありがたく頂くことにします