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くっしーの徒然日記

無線、天文、修理、剣道、体調他について書いてます。修理や改造記事のマネに関してはあくまでも自己責任にてお願いします。

FinePix Z2 2台目 修理

2009-11-27 | デジカメ(ジャンク?修理)
先日、基板を破損したZ2の2個一修理用として、新しくヤフオクでZ2を落札した。付属品1式付きで1,600円、送料込みで2,100円也。

 ↑外装はかなりの美品だ。不具合症状は電源が入らないとか。
さっそく、分解して各部を見るが特に大きな問題は見あたらず。再び組み付けるて動作チェックをすると電源が入る!おっ、治っちゃった?こりゃラッキー!と思い、しばらくいじっていると、画面が突然フリーズ。ありゃ!もうキーも、電源OFFも受け付けない。いわゆるハングアップ状態。ふ~ん、不具合症状はこれか、、、

電池を抜いて強制終了させると、また、次回はちゃんと電源が入る。がしばらくするとまたフリーズ。フリーズはモードに関係なく起こる様だ。熱がらみかと思い電源投入フ後の経過時間とフリーズまでの時間や頻度を変えて試してみるが、あまり熱とも関係なさそう。もう一度基板を見渡してみる。


 ↑いくつかLSIの半田が少なめな物が有るが、見た目はちゃんとつながっている様に見える。ふ~ん、こまった、アプローチの方法がよく判らんな~、、、、
と言う事で、再組み立てして、このカメラは後日再トライとした。

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で、ここからは後日談を記載(分けると記事が増えてわかりずらいし、、)

一ヶ月半ほど、ほったらかしにしていたが、そろそろ決着を付けねば、、、

やっぱり、前述の半田が少ないのが気になる。全体に少なめだが、2個のLSIの所は特に少なめ。と言う事で、気になる所は、まぁやってみましょうかね。

と言う事で、LSIの半田付けにトライすることに、、、
老眼にはつらいんだよなぁ、LSIの半田付けなんて、、、、、
前回半田づけように買ったルーペ付き基板ホルダーに、フラックスと細い半田&半田ごてを駆使して、たまにブリッジは吸い取り線にも活躍して貰って、どうにかこうにかそれらしく付けられた。
 ↓ パーフェクトにはほど遠いけど、何となく付いた??


でもって、再組み立てして電源オン。取りあえず電源は入った。そのまましばらく撮影モードでハーフシャッターを押したり電源が切れない様にしながら、しばらく動かしてみるが、フリーズしない。おっ、治った??モードを変えたり色々やってみるが大丈夫だ。何とか治ったみたいだな。

この後数日電源を入れて様子を見ていたが、特にフリーズはしなくなった。ほんとに未半田が原因なのかな?ちょっと自信がない。実は半田付けの際に、隣の水晶?らしき振動子に半田が当たって、かなり熱をくわえたりしたした事にもなってるので、そっちの方にも原因が有ったのが状況が変わったのかも、、、

まあ、フリーズしないで動いてるから大丈夫だとは思うけど、、、、

と言う訳で、前のZ2と2個一しようと思って買ってきたのに、結局単独で動いたので前のZ2の修理は出来なかったけど、まあ良しとしましょう。

FinePix Z2 修理 失敗

2009-11-25 | デジカメ(ジャンク?修理)
先日、2個一用に買ってきて2個一失敗した水没品らしきZ2だが、
せっかくなので、修理できないか色々調べてみる。

中をよく見るとあっちこっち腐蝕している。
CCDへのコネクタ↓

LCDのフレキ先端↓

LSIの足↓


と言う訳で、腐食している部分を少し磨いてみる。
コネクタには接点復活材をかけて、フレキを何度か抜き差ししたり
ICの腐蝕も軽くピンセットで腐蝕を取り、エアダスターで吹き飛ばす。

でもって、再組み立てして動かしてみるが、今ひとつ症状は改善しない。

更に見ていくとICの足 ↓ が腐蝕しているのを発見

どうも、これは電気的につながってなさそうな感じ。

 ↓磨いたらなんとICの足が腐り落ちて、ピンが無くなった。


根本まで無くなったが、何となく電極はICモールドの表面に
顔を出している様なので、そこまでかぶせて半田付け実施。
ちょっと、半田がつきすぎたので、ヤスリで削り落としていたら
なんと、隣のストロボCの電極とショート!でパチッと言う音がした。

 ↓なんと、隣のダイオードらしきモールドが飛んでいる。

コンデンサも怪しい感じ。たぶん半田付けしたICもご臨終かも。
それ以外にも被害が及んでそう。

再び組み立てて状況確認するが、もう2度と電源が入らなく
なっていた。org
う~ん、こりゃ大失敗。ご臨終になられた様で、、、
とすると、このZ2で生きているのはLCDくらいか、、、
今度、LCD割れを探してきて2個一しか手が無くなったか(無念)


Kodak C340 分解・修理その4

2009-11-23 | デジカメ(ジャンク?修理)
あれから、だいぶ時間が経ってしまったが、結局適当なギアが見つけられなかった。アルミ板で自作も途中まで作ってみたが、歯を削り出すのが難しそうなので断念。で、結局プラリペアで修理する事にした。


臭いが、そう、歯医者さんで借り歯を付けられた時の樹脂の臭いかな、、、、
先ずは、型どり君をお湯で温めて、ギアの型を取る。1/3位、歯がないから、歯のある所で型を取って、ギアを回して、歯のない所を型に乗せて作る。


プラスチックを歯のない所に乗せて、固まるまでしばらく待って、ギアを取り出す。


今ひとつ、きれいに谷が出てないので、せっせとヤスリで整形。削ってはレンズに乗せてみて、ギアの回りがスムーズになるまで繰り返す。実は、初めギア自体を補修前にヤスリがけせずに補修したらすぐにくっつけたプラスチックがヤスリがけの途中で取れてしまった。どうも、補修前のヤスリがけで、もとのプラスティックの表面をデコボコにして補修剤がくっつきやすくするらしい。手を抜いちゃ駄目なのね、、、結局3回ほど作り直して、やっとスムーズに回る所までギアを削る事が出来た。

さて、ラジコン屋で買ってきたプラスティックに使えるグリスを付けていよいよレンズに組み込み。


後は、元通り組み付けるのだが、ずいぶん間が開いたから、どのネジだかよく覚えていない。適当に記憶をたどりながら、適当なネジを組み付けて行き、何とか元通りに組み立て。いざ!スイッチオン!レンズが出るかと思ったら、日付設定の画面!

はやる気持ちを抑えて、日付を設定してOKを押すと、『ウィ~ン』と言う音と共に、レンズがにょきにょき出て正規の位置で止まる。


画面には、ちゃんとレンズの前の像が写っている。あ~!やっと直った~!


と言う事で、無事に撮影も出来る様になり、何とか修理完了。ずいぶん時間が、かかってしまった。

しかし補修したギアの耐久性が今ひとつ不安だな。谷の削り込みもいい加減だし、、、

後日談:案の定、一ヶ月ほど後の動作試験で、ズームを動かしたら、パキ!と
    ギアが壊れました。丁度、ストロボが光らないと言うC340がオクで
    出ていたので落札して、そのギアを外して、これに組み込んで、
    また、なんとか復活しました。やっぱりこの手のプラ部品の補修は
    耐久性が今一つですね。

DELL E173FPc 修理

2009-11-16 | LCDモニタ修理
もう液晶モニタ修理は、26インチ以上のジャンクが手に入るまでやる事もないかなと思っていたら、弟くん宛に液晶パネルなんて荷物が個人名義からの発送品が届く。ん?何?液晶フォトフレーム??と思って、弟くんに聞くと友達の家に遊びに行ったときに、壊れた液晶モニタが置いてあり、どうも、治るかどうか判らないけどと、修理を請け負ったらしい。こりゃ!誰が治すんじゃ。俺は話を聞いてないぞ!

とは、言う物の弟くん一人ではとても直せないと思われるので、色々と指導する事とする。物は、DELLのE173FPc。なんか見たこと有るなと後で調べると、会社の事務机の上のモニタがE173FPbでほとんど外形は同じだった。ネットで調べると、中の基板は大きさも中身もだいぶ違うようで、会社のモニタを借りて帰っても、そのまま電圧比較するって訳にはいかなさそうだ。

それはさておき、先ずは動作確認から。
電源をつなぐと、電源スイッチを押さなくても、電源スイッチの所のLEDが緑になったり橙になったりと点滅している。部屋の電気を消すと、点滅に合わせて、液晶のバックライトもかすかに点滅している。映像信号はつないでもつながなくても動作は変わらないし、LCDに何も表示されていないように見える。

ふ~ん、何でしょ?モニタの信号検出部分が不安定で、勝手に映像信号を検出したり喪失したりしたと判断しているのかな??とすると問題は制御基板??

先ず分解から。なんとスタンドの4本のネジを外した後は、前後パネルフレームの組み付けは、はめ込みのみでネジを使っていない。う~ん、最近は、はめ込みが多くなって来たけど、はめ込みだけでの組み付けとはさすが、コストダウン設計が進んでるな~と感心する。中身は、電源基板と制御基板の2枚構成。

一通りPCレベルまでバラして、先ずは目視確認を弟くんにさせる。
取りあえずおかしな所は無いと言う。一応私が後から調べてみると完全にNGって程ではないけど、少し怪しい半田付けが4カ所ほど。見た感じではまだ大丈夫そうに見えるけど、今後の進行を抑えるために再半田を実施。
ついでに、バックライトの陰極管が切れてないか、手持ちのインバータ基板を使って、1本づつチェックする。陰極管は4本ともOKっぽい。

と言う事で、一旦パネルとPCBをバラックで仮組みして、電源をつないでみる。
症状は変わらず点滅状態で変わらず、目視予想通り半田不良ではなさそう。


次に電源基板と制御基板間の信号を見る。6ピン中、グランド2本、電源2系統制御信号らしき物2本となっている。電源をつないで各ピンの電圧測定。電源系は、5Vと12Vなのね。制御信号は、4番ピン(偶数ピン番のみで2~12番が割り振られていた)は、デジタルテスタで見てるから、はっきりした電圧は測れないけど、5V弱と0Vの間を行ったり来たりしてるような感じで動いている。2番ピンは0V。良く見ると12Vも少し不安定で動いているように見える。点滅の動作と連動しているかな?

たぶん、この制御ピンの前後で何かおかしな事が起こっていそう。と言う事で先ずは、2・4ピンをコネクタから切り離して動作を見てみる。今度は電源スイッチを押した時だけ電源が入って、LEDは緑に点灯する。映像信号をいれてみると、LCDにうっすらと表示されているのが判る。おお、この状態だと、制御基板は正常に動いているって事。後はバックライトが点けばOK?

ちなみに、この状態で制御基板側は、2ピンは3.3V、4ピンは4.7Vになっている。電源基板側は、どちらも0V。このピンはどちらも制御基板からの出力信号みたいだな。ついでに、各ピンを1本づつ接続すると2ピンを接続すると最初の点滅動作に戻る。4ピンはつないでもつながなくても変わらない。ふ~ん、2ピンの制御信号が点滅のトリガーになってる訳ね。


一旦、電源基板を外して2・4ピンからのパターンを追いかける。
2ピンは、TRのベースに入ってる。コレクタから先は、もう一つTRを介してインバータ電源用のPWMコントローラICのTL1451の9番ピンへ入ってる。データシートを探して9番ピンを見るとVCCピンだ。ふ~ん、2ピンがハイになると、TR2段を引っ張って、TL1451に電源供給する仕組みね。とすると、このピンがハイになって、TL1451に電源供給したとたんに何か不具合が起こって、保護回路が働いて電源が落ちるって感じかな。PWMコントが動いたとたんにどこかに過電流が流れて、電源電圧が一旦落ちて、電源が切れて、また再始動して、イニシャライズのシーケンスでPWMコントローラをオンした時にまた、電源が落ちるの繰り返しループになってる可能性が大きいかな。インバータ系に電源供給して、過電流を流せる所と言えば、やっぱりスイッチングのTR辺りが一番可能性が高いかな。ショートモード破壊だと、スイッチング出来ずに、大電流を流して電源を落とすことになるかも。

インバータのスイッチングのTRには、2SC2506が4個使用されている。回路が色々つながってるから正確な測定は出来ないけど、取りあえずPCに実装したままの状態で抵抗値を測定すると、2個だけ抵抗値が低いし、極性を変えても同じ低抵抗値。どうも、これは壊れてるっぽいな。TRを外して正確に測定。

↑怪しそうなTR二個を外した所

2個のうち一個は、やっぱりショートモードで壊れている。1個は大丈夫っぽい。代品のTRは以前プリンストンの17インチを修理した時に入手したと思ったけど、入手分は全部予防で交換に使用してしまって、プリンストンについてた無事だったTR 2SC2507が3個手元に残っている。データシートを調べるとPcmaxは同じで、Icmaxが少し大きいから使えそう。取りあえず、交換して仮組のまま動作チェック。電源オンで自己診断モードの画面が正常に表示。映像ソースを入れるときれいにデスクトップを表示している。よしよし治ったかな。

↑左が壊れているTR、右2個は取り替えようTR。よく見ると左のTR割れてる?外す時に壊した?はじめっから?

後は、元通り組み立てるだけ。とここで弟くんが『TRって時間が経つと壊れるの?』との質問。『う~ん、放熱設計が悪くて、ディレーティングが足りないと比較的短時間で壊れるかな?70%位で使ってるとそれほど問題にならないけど80~90%以上で使ってると
壊れやすいかな』と説明しながら、今回は同じPcmaxの物に交換だから、ジャンクションーエア間の放熱抵抗は変わらない。こりゃ又すぐ壊れるか?ちょっと不安になったので、気持ちだけ放熱板として、手持ちの銅板を切って、TRのフィンに半田付けして、放熱を稼ぐことにした。まあ、何もなしに比べれば少しはマシでしょ。(もっとも前の奴が壊れた原因が熱による劣化ならの話だが、、、)

と言う訳で、弟くんに元通り組立させて修理完了。弟くんが暫く試運転してみて問題なさそうなら、友達の所へ持っていくとか。しかし、液晶モニタのインバータ部破損って多いなぁ、、、、


4、5段審査

2009-11-07 | 観戦記
今日は、うさ吉の4段審査の日。うさ吉は、なんと1番目の受付組の3組目。朝一番の審査だ。この日に向けてうさ吉は週4~5日の稽古を積んできている。あんまり無理しすぎないように。もう後はその日のでき次第かな。さてさていかがなりますか。

後から出かけていった私は、開会式途中位に到着。新宿駅の工事のせいで電車に時間がかかったが、なんとか間に合った。

開会式が終わって、13人目位だから、ちょっとして面を着ける。うさ吉の防具を見ると垂れとか胴とか自分の安い奴。どうせなら面と小手以外は私の防具を使えば良かったのに。でもって面を着けると面紐が長い。ギリギリ許されるか位の長さ。たぶん50cm弱。しかも面紐の先が10cm位ほどけている。おいおい、こんなのチェックしてないのかよ。稽古やりすぎて肘痛くする前に、少し稽古を調整して、着装とか作法の研究もしろよ。

開始前に、『開始線踏んでね。思い切って打ち抜けてね』って言といた。いざうさ吉の立ち会い。


開始線に付いたら、↑開始線から足1/3はみ出してる!おい、馬鹿たれ~駄目じゃん!ちゃんと下も見ないと、、、、

立ち会いが始まったが、立ち上がって、結構早いタイミングで打ってしまってる。打つ本数が多い。全体に打ちすぎ。相手の面も、こちらの面も何本か当たっているけど、これじゃ攻めが足りない感じだよな~、、、、後でビデオを見ると、なんかお相手に引き出されている感じ。相手に一歩入り込まれたらとたんに打って出ている感じ。う~ん。


続いて2人目。今度は立ち上がって一歩前にでる!がない!おい、大丈夫か~!しっかりしろ~!つい横に動いてしまっている。打ち数も多すぎ。お相手も結構打ってくる。さっきの人より強い感じで、今度は余り当たらない。


そんな、こんなで立ち会い終了。最近、私が体調の関係でお稽古できていないから、立ち会い稽古なんかも見て上げれてなかったから、ちょっと失敗だな、、、、う~ん、これだと合格の確立は低いな~、、、、、

ちょっと出来がひどかったので、しばらく他の人の立ち会いも見る気になれず、売店の方で休憩。お昼前に早い組の結果が出た。案の定、うさ吉は不合格。うさ吉の前の人は合格。後ろの人は不合格だった。

まあ、次回受けるまでには、もう少し審査稽古を見て上げるようにしなければ。