今年は天気が悪く、9月に入っても、週末は天気が不安定で、なかなか遠征に出られない。最後に遠征したのは、8月末の茨城遠征で、その日も天気が今ひとつで、夏場は透明度が悪かったし、まともな夜空は暫く見てない様な気がする。
この週末も天気は、微妙な感じ。ただ今週の金曜日は通院で、午後半休を取っていたので、まだ月の出は、早いのだが、診察が終わってから、五ヶ月ぶりの富士山五合目に向けて、夕日を追いかける様に中央高速へ車を走らせた。

病院では、待ち時間が長くて、三鷹を出たのは5時少し前だった。ちょうど沈む夕日がまぶしい頃合いだった。
夕日に映える雲が美しいのだが、しっかり晴れてくれるかどうかちょっと心配。
河口湖線に入り、富士山の近くまで来ると、目的の須走口五合目の方は、少し雲がかかっている。西側のガリバー跡地や育樹記念公園辺りは晴れている様にも見える。

この様子をみて、ちょっと迷ったが、でも久しぶりに五合目の透明度の高い空を期待して、予定通り、須走口五合目に行く事にした。
五合目に着いたのは7時前。既に辺りはかなり暗くなっている。いつもの一番上の駐車場は、奥の半分が立ち入り禁止になっていて、いつもの半分強のスペースしか使えない。
適当にスペースを見つけて、車を止める。隣には、眼視観望の方が、カスタム80を展開していたが、他には同業者はまだ居なかった。
空は7割位雲の中。比較的低空が少し星が見えている感じ。もう少しすると晴れてくるかな?
晴れてくる事を祈りつつ、機材を設置する。
設置している間に、徐々に晴れ間が広がって来た。機材を一通り展開する頃には、北極星も見えてきて、極軸合わせも何とか出来る様になって来た。
しかし久しぶりに土の駐車場なので、赤道儀の水平だし、極軸合わせにかなり苦労した。また撮影天体の導入も、天頂近くにあったので、かなり苦労した。
そんな訳で、撮影がスタート出来た時には、時計の針は既に9時を回っていた。でもそのおかげで、既に空はすっかり晴れ上がり、かなり濃い天の川が見えていた。やっぱり五合目は透明度が高いな。

【↑富士山の上に浮かぶ夏の大三角と天の川】
IXY30S Iso1600 S:16秒 F:2.0 35mm換算28mm相当 9/27 22:32
うっかり、ホワイトバランスをオートにしてしまったので、天の川が白く薄くなってしまった(泣)
天気が良くなって来たせいか、左隣の眼視の人に加えて、右隣に撮影の方、少し離れてやはり撮影の方が現れて、星屋さんは、全部で4組ほどになった。
この日は、月の出が23時過ぎと早い月の出である。まだ2つ目の天体を撮影している途中で、もう月があがってきた。
久しぶりなので、月が出ても諦めきれず、写りは余り期待しないで、3天体目を少しだけ撮影して、1時前に撤収を始めた。

【↑東方向、眼下の町並みと登るオリオン座と撮影機材】
IXY30S Iso800 S:10秒 9/28 00:39
ちなみに、9月も終盤の五合目は、だいぶ寒くなってきた。

【↑00:33時点での須走口五合目の気温】
撤収を始める時点で、既に氷点下だ。
五合目は11月の後半ぐらいまでしか使えないが、そろそろ本格的な、寒さ対策装備が必要になってくる時期になってきたかな。
取り敢えず、この夜は、久しぶりに透明度の高い空に出会えて、かなり満足できた。強いて言うなら、もう少し月の出が遅ければ申し分ないのだが、、、、
2013.9.27-28(9/28)
追記:この日、中央高速に乗る為に、国立天文台の前の道を調布ICに向けて走っていると、突然、爆音とともに左後ろからジェット機が、目前の低空を通過して、右前方で扇形に展開していった!なんだ!なんだ~!と思ったが、どうやら、28日の東京国体の開会式のブルーインパルスの展示飛行の予行演習だった様だ。ちょうどこの動画のシーンを右後ろから走りながら見た様だ。予期せず迫力の飛行シーンが見られてラッキーだった。
この週末も天気は、微妙な感じ。ただ今週の金曜日は通院で、午後半休を取っていたので、まだ月の出は、早いのだが、診察が終わってから、五ヶ月ぶりの富士山五合目に向けて、夕日を追いかける様に中央高速へ車を走らせた。

病院では、待ち時間が長くて、三鷹を出たのは5時少し前だった。ちょうど沈む夕日がまぶしい頃合いだった。
夕日に映える雲が美しいのだが、しっかり晴れてくれるかどうかちょっと心配。
河口湖線に入り、富士山の近くまで来ると、目的の須走口五合目の方は、少し雲がかかっている。西側のガリバー跡地や育樹記念公園辺りは晴れている様にも見える。

この様子をみて、ちょっと迷ったが、でも久しぶりに五合目の透明度の高い空を期待して、予定通り、須走口五合目に行く事にした。
五合目に着いたのは7時前。既に辺りはかなり暗くなっている。いつもの一番上の駐車場は、奥の半分が立ち入り禁止になっていて、いつもの半分強のスペースしか使えない。
適当にスペースを見つけて、車を止める。隣には、眼視観望の方が、カスタム80を展開していたが、他には同業者はまだ居なかった。
空は7割位雲の中。比較的低空が少し星が見えている感じ。もう少しすると晴れてくるかな?
晴れてくる事を祈りつつ、機材を設置する。
設置している間に、徐々に晴れ間が広がって来た。機材を一通り展開する頃には、北極星も見えてきて、極軸合わせも何とか出来る様になって来た。
しかし久しぶりに土の駐車場なので、赤道儀の水平だし、極軸合わせにかなり苦労した。また撮影天体の導入も、天頂近くにあったので、かなり苦労した。
そんな訳で、撮影がスタート出来た時には、時計の針は既に9時を回っていた。でもそのおかげで、既に空はすっかり晴れ上がり、かなり濃い天の川が見えていた。やっぱり五合目は透明度が高いな。

【↑富士山の上に浮かぶ夏の大三角と天の川】
IXY30S Iso1600 S:16秒 F:2.0 35mm換算28mm相当 9/27 22:32
うっかり、ホワイトバランスをオートにしてしまったので、天の川が白く薄くなってしまった(泣)
天気が良くなって来たせいか、左隣の眼視の人に加えて、右隣に撮影の方、少し離れてやはり撮影の方が現れて、星屋さんは、全部で4組ほどになった。
この日は、月の出が23時過ぎと早い月の出である。まだ2つ目の天体を撮影している途中で、もう月があがってきた。
久しぶりなので、月が出ても諦めきれず、写りは余り期待しないで、3天体目を少しだけ撮影して、1時前に撤収を始めた。

【↑東方向、眼下の町並みと登るオリオン座と撮影機材】
IXY30S Iso800 S:10秒 9/28 00:39
ちなみに、9月も終盤の五合目は、だいぶ寒くなってきた。

【↑00:33時点での須走口五合目の気温】
撤収を始める時点で、既に氷点下だ。
五合目は11月の後半ぐらいまでしか使えないが、そろそろ本格的な、寒さ対策装備が必要になってくる時期になってきたかな。
取り敢えず、この夜は、久しぶりに透明度の高い空に出会えて、かなり満足できた。強いて言うなら、もう少し月の出が遅ければ申し分ないのだが、、、、
2013.9.27-28(9/28)
追記:この日、中央高速に乗る為に、国立天文台の前の道を調布ICに向けて走っていると、突然、爆音とともに左後ろからジェット機が、目前の低空を通過して、右前方で扇形に展開していった!なんだ!なんだ~!と思ったが、どうやら、28日の東京国体の開会式のブルーインパルスの展示飛行の予行演習だった様だ。ちょうどこの動画のシーンを右後ろから走りながら見た様だ。予期せず迫力の飛行シーンが見られてラッキーだった。