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くっしーの徒然日記

無線、天文、修理、剣道、体調他について書いてます。修理や改造記事のマネに関してはあくまでも自己責任にてお願いします。

もうじき引っ越し

2014-07-21 | ノンジャンル
ブログに書くのは初めてだが、今度、くっしーの勤める職場が長野に移転する事になり、それに合わせてくっしーも三鷹から長野に引っ越す事になりました。当面は単身赴任で、来年の4月以降、子供が大学を卒業したら、家内も呼び寄せる予定。


↑引っ越し先予定の社宅
引っ越し先は、長野市内で、長野駅から、ほぼ南に直線で3kmぐらいの所。

7月の最終週に引っ越すので、今回は、鍵の受け取りと、必要な電気製品等の家財を買い揃えに、この3連休で行ってきました。


冷蔵庫、レンジ、炊飯器、レンジ台、掃除機、カーテン、布団、洗濯機、食器棚、e.t.c、、いくらか費用は出るけど赤字なので、出費が痛い、、、

ついでなので、持ってく望遠鏡も車に積んで持ってきました。



玄関入って、すぐの階段横に、何を入れれば良いのか悩むクローゼットを発見したので、取り敢えず持って来た望遠鏡の置き場に。この後、赤道儀3個に三脚三個、望遠鏡4本を入れたら、結構一杯に、、、、後の望遠鏡は手放すか、実家に送るようかな、、、

ちなみに、南側には狭いながらもベランダが付いてる。(右上がくっしーの引っ越し先)



周りに高い建物は無いのだが、運悪く写真右端の電柱がベランダから見て、南東方向で直ぐそばに存在する。ついでに、ベランダの反対方向を照らす街灯も付いている。まあ、照らしてる方向がベランダ方向じゃないので、何とかベランダ観望も出来そうである。

とは言うものの、長野市の中心地から直線3kmなので、三鷹程ではないが、社宅はそれなりに、光害の被害は避けられないかも。

それでも、晩ご飯を食べに、歩きで出かけた時に、曇り空の中にいくつか見えた星は、三鷹より1等級ぐらいは暗い星が見えていた感じ。

kameさんの所程、自宅観望環境は良くないが、遠征は山が直ぐそばなので、結構近場の遠征でもかなり暗い所へ行けそうで、楽しみである。

2014.7.19-21(7/21)


やっとまともに撮れたか(M13)

2014-07-18 | 天体観望・撮影(遠征地)
さて、GW中盤の5月1日からの遠征は、2日目、5月2日のmx25hさんの観測所に場所を移しての撮影である。

この日は、月没直後にM64を雲間で撮影した後、夏の星雲を撮影しようと思っていたが、まだ高度が低いので、その前に、過去に余りうまく撮れていなかった、M13を撮影してみた。


【↑M13 ヘラクレス座の球状星団】
VixenSuperMirror R125S D:130 f:720 GPE赤道儀+AL90+SkySenser2
UW9mm 80倍 35mm換算2240mm相当 PowerShotS90+CHDK ISO:3200
F:2.0 f=6mm コリメート法 合成F=3.7 S:20秒x10枚 64秒x11枚 Noise減算:ON
撮影場所:山梨県北杜市 撮影日:2014/5/2 23:34-24:28
Regstaxでコンポジット→FlatAideで除算補正→GIMPでトーンカーブ・
44%トリミング・サイズ調整 NeatImageで30%フィルタリング

M13は、ヘラクレス座にある球状星団で、明るくて大きな球状星団で、球状星団としては、北天で一番大きく(全天では3番目)、球状星団の王様とも言われている。距離は23,000光年の距離にあり、50万個の星々から成ると言われている。

M13は、過去に何度か撮影しているのだが()、あまり条件のいい時に撮影できていない事が多かった。そんな訳で、今回はちょうどいいタイミングだったかもしれない。

M13は中心部がかなり明るいので、今回は念のため20秒と64秒フィルターなしの多段露光にしてみた。

過去の撮影では、いずれも条件があまり良くなかった事もあり、同じ倍率、同じトリミングサイズでも、今回はかなり密集した星々が、大きく広がって写っている。これなら王様と言われるにふさわしい画像になっただろうか、、、

2014.5.3(7/18)

リベンジしてみたが、、(M64)

2014-07-14 | 天体観望・撮影(遠征地)
さて、GW中盤の遠征も1日目の富士山五合目の撮影を終え、2日目は、mx25hさんの観測所に場所を移しての撮影である。

この日は、9時半頃の月の入りを待ってから、前日CHDKをセットし忘れて、5枚しか撮れなかったM64を再撮影してみた。


【↑M64黒眼銀河 かみのけ座の渦巻き銀河】
VixenSuperMirror R125S D:130 f:720 GPE赤道儀+AL90+SkySenser2
UW9mm 80倍 35mm換算2240mm相当 PowerShotS90+CHDK ISO:3200
F:2.0 f=6mm コリメート法 合成F=3.7 S:128秒x9コマ Noise減算:ON
撮影場所:山梨県北杜市 撮影日:2014/5/2 20:50-23:03
Regstaxでコンポジット→FlatAideで除算補正→GIMPでトーンカーブ・
44%トリミング・サイズ調整 NeatImageで40%フィルタリング

今回は、CHDKをしっかりセットして、18枚撮影したのだが、残念ながら、この日、月没直後の早い時間には。うす雲が通過する天気だった。おかげで、なるべく影響のないコマを拾うと9コマしかなかった。選んだ9コマもいくらか雲の影響を受けたものも含んでいる状態だった。

そんな訳で、今回はFlataideでの補正を100%にて実行した。(いつもは70~80%位)おかげで、ちょっと銀河の淡い部分が削られた感じで、前回の画像に比べると銀河の広がりが少し少なくなってしまっている。

その代り、枚数が前回より多いせいか、多少内部の細かい部分の濃淡は、いくらか良く出ている感じで、半開きの目玉の部分や、その周辺部の濃淡が良く見えて、前回よりも目玉っぽく写っている様な感じである。

もう少し周辺部もクリアに出せればよかったが、この日のうす雲の襲来状況から、いたし方ない所かもしれない。雲がなくなった後にもう少し粘って撮影するべきだったか、、、

2014.5.2(7/14)

五合目からのさそり

2014-07-09 | 天体観望・撮影(遠征地)
さて、GW中盤の富士山五合目での撮影は、コリメート撮影の合間をみて、PowerShot S95を赤道儀にのせて星野写真も撮影してみた。

この時期の星野写真と言えば、やはりさそり座であるが、先日さそり座の全景を撮影したので、今日は頭の部分だけを横構図で撮影してみた。


【↑さそり座頭部(アンタレス周辺)~天の川にかけて】
PowerShot S95 ISO250 F4.0 S=512秒x4 NR=on 35mm版換算70mm相当
撮影場所:富士山須走口五合目 撮影日:2014/5/2 00:58-01:50
Registaxでコンポジット→FlatAideで除算補正→GIMPでトーン
カーブ ・サイズ調整

このシーズンの定番中の定番で、アンタレス周辺は、赤、青、黄色とカラフルな対象であるが、残念ながら、光害かぶりの補正がうまくいってないので、どうしてもカラフルな色の部分まで削られてしまっている感じだ。他のHPのデジイチで撮影した作品の様には色が出ていないのが残念である。

それでも、昨年の縦構図で撮影した画像と比べると、だいぶアンタレス付近の色が出ている様な気がする。この辺は、多少焦点距離が短いので、Fが明るいのとISOを下げた影響が出ているのかもしれない。

また、もう少しアンタレスを右に寄せて、天の川の暗黒帯を沢山写した方が迫力が出たかもしれない。

かぶり補正については、撮影画像そのものを使ってフラットエイドにて補正しているのだが、これだと、やはり多少、星雲の色が削られてしまうようである。もう少しかぶり補正のやり方を勉強する必要がありそうだ。

2014.5.2(7/9)

夏は目の前(M8)

2014-07-06 | 天体観望・撮影(遠征地)
5月1日の富士山五合目での撮影は、北天のM51を撮影した後、再び鏡筒を南に向けて、明け方前に昇って来た、夏の星雲、M8干潟星雲を撮影してみた。


【↑M8干潟星雲 いて座の散光星雲】
VixenSuperMirror R125S D:130 f:720 GPE赤道儀+AL90+SkySenser2
UW15mm 48倍 35mm換算1344mm相当 PowerShotS90+CHDK ISO:3200
F:2.0 f=6mm コリメート法 合成F=2.2 S:50秒x5枚 128秒x10枚
Noise減算:ON 撮影場所:富士山須走口五合目 撮影日:2014/5/2
02:27-03:31 Regstaxでコンポジット→FlatAideで除算補正
→GIMPでトーンカーブ・77%トリミング・サイズ調整

今回2分の露出で撮影をしてみたら、M8はかなり明るくて、中心部分がかなり白飛び気味なので、50秒で撮影のコマと合わせての画像処理とした。

さすがに2分露光だと、あまりトーンを持ち上げなくてもかなり赤い色が出て、背景部分も比較的黒い状態を保った色調に仕上がった。ただ、前回単独撮影時に比べると、色調がだいぶ異なるのは何故か理由が良く判らない。周辺の対象と合わせて撮影した時とは似た感じのピンク調なのだが、、、

あと、前回M8単独で撮影した時は、20mmのアイピースだったので、中心の良像部分を切り出せたが、今回は、画像の周辺まで使用しなければならなかったのと、20mmより15mmの方が収差が大きい事もあって、だいぶ周辺収差は悪くなってしまった。

夏の華やかな対象を、比較的早めのGWに富士山五合目という空の条件の良い所で撮影できたので、収差以外は、まずまずの写りだろうか。

そろそろ梅雨も明けて夏の夜空が戻ってくるだろうか、、、、、

2014.5.2(7/6)