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くっしーの徒然日記

無線、天文、修理、剣道、体調他について書いてます。修理や改造記事のマネに関してはあくまでも自己責任にてお願いします。

今年最後の遠征

2014-12-30 | 天体観望・撮影(遠征地)
今年は12月27日まで仕事で、28日から正月休み。先週の新月期は天気に恵まれなかった事もあり、今週は遠征できないかと思ってるところへ、バークレーさんからのmx25hさんの観測所へのお誘い。

27日は仕事が終わってから、職場の納会をウーロン茶でしのいでからの出撃。でもこのまま遠征後は三鷹に帰り、そのまま四国の実家に帰る予定なので、長野の社宅の水道管凍結防止対策を確認してから出撃となったので、大分出遅れてしまった。観測所までは概ね2時間程で、到着したのは22時過ぎ。ちょうど月も沈みかけて、空も雲がとれかけてきた頃だった。


↑観測所での撮影風景とオリオン座
すでに、mx25hさん、バークレーさんともほぼ設置が終わって、雲で隠れた北極星待ち状態。

挨拶もそこそこに、機材を急いで組上げる。この日は、一通り設置して、いざ試し撮りをするとかなり画面の左右でピントがずれてる感じ。何度かカメラの位置を修正してピントをやり直してと、撮影開始までに2時間半近くも掛かってしまった。

汎用コリメートアダプターの場合は、このあたりが毎回動いてしまうので、なかなか難しいところである。

1枚目の撮影を開始できたところで、やっと休憩所に入る。中では準備万端のお二人が既に鍋の用意をして待っているところ。



久しぶりに、mx25hさんのお鍋をごちそうになる。この日はエビとホタテと鶏肉鍋となかなか豪勢な鍋だ。職場の納会でアルコールを我慢していたこともあり、温かい鍋を冷たいビールで頂く。外の寒空での撮影の後、暖かいこたつに入って、3人で今年の忘年会。

昨冬に比べて今年はなかなかタイミングが合わなかったので、久しぶりに皆さんと一緒においしい鍋をいただく事ができて大満足でした。



ちなみに、この日は外は、氷点下9~10℃とかなり冷え込んでいたので、休憩所のファンヒータと暖かいこたつが極楽でした。

おなかいっぱい鍋を頂き、撮影の合間に仮眠をとりながら、夜明けを迎える。


↑夜明け前、撤収直前の観測所周辺、撮影風景

この日はスタートが遅かったり、撮影の準備に手間取ったりして、結局2対象しか撮影できませんでしたが、この寒空の下でも、休憩所で暖をとりながらだったので、それほど寒い思いをせずに朝を迎えられました。

朝食に昨夜のお鍋の残りにうどんを入れて、これもお腹一杯頂いた所で、観測所を皆さんより一足お先に、三鷹へ向けておいとまさせて頂きました。

mx25hさん、毎度毎度おいしいお鍋と、暖かいお部屋をありがとうございました。バークレーさんもまた次回よろしくお願いいたします。

と言う事で、今年の更新もこれで最後になりそうです。

勝手気ままにいいかげんな撮影結果を、ちょろちょろ掲載している拙いブログですが、今年1年お付き合い頂いた皆様、どうもありがとうございました。

また来年もよろしくお願いいたします。

2014.12.27-28(12/30)

はくちょう座デネブ/サドル近辺

2014-12-24 | 天体観望・撮影(遠征地)
さて、話はまた5月の末の新月期の遠征にもどる。この日も、コリメート撮影のわきで、MK-800にPowerShotS95を乗せて星野を撮影してみた。


【↑はくちょう座 デネブ/サドル周辺】
PowerShotS95 Iso800 F4.9 S=512秒 35mm換算105mm相当
2014.5.31 01:39 MK-800の赤道儀に乗せて撮影
FlatAideで除算補正、GIMPでトーン調整・リサイズ

白鳥座のデネブからサドル辺りを中心に写してみたが、残念ながら、この日は途中から曇られてしまったので、2枚目以降の写真は雲に覆われてしまいまともに写ってなかったので、結局、1枚画像での画像処理となってしまい、スタックすることが出来なかった。

おかげで、全体的にノイズっぽい仕上がりになってしまった。

夜空の全体の位置的には、こんな感じの所を切り出しての撮影である。


↑夏の大三角近辺

なんとか一枚画でも、デネブ近くの北アメリカ星雲や、サドル周辺の星雲などが、いくらか赤く写っているが、枚数を重ねられなかったので、今一つはっきりしない感じの画像になってしまった。

まあ、この日は結局、2時過ぎには空全体が雲に覆われ、最後は雨まで降りだしてきた夜だったので、しょうが無いといったところだろうか、、、、

2014.5.31(12/24)


ふたご座流星群極大日

2014-12-17 | 天体観望・撮影(遠征地)
さて、ふたご座流星群の極大日を迎えた12月14日。この日も香川は微妙な天気予報。夜になると雲はかなり流れるものの星空も見える昨日と似た様な天気である。

と言う事で、不安定な天候に近くの山にプチ遠征に行くのはやめて、自宅の屋根での撮影を行った。


↑オリオン座の右下リゲルの先に飛んだ火球
2014.12.15 01:47 撮影場所:香川県善通寺市
IXY30S+CHDK f4.9mm(35mm版換算28mm相当) ISO1600
F:2.0開放 SS:8秒 ハイスピード連写モード ダーク減算OFF

今日も、昨日ほどではないが、かなり風が有るので、三脚ごと吹き飛ばされないように、三脚にスーパーの袋に缶ビールを何個か入れておもりにしてぶら下げておいた。いや、冷えた美味しいビールになりそうな、、、、

まあ、そんな訳で、今日も電池運用の2台のIXY30Sにて固定撮影である。

この日の1番の大物は、冒頭の写真のオリオン座のリゲルの足元に飛んだ火球である。

前述の通り、風が強かったので、あまり外で眼視観測をしていなかったのだが、この時は、1回目の電池交換を終えたところで、ちょっと外で眼視でもしようかと、サマーベッドを引っ張り出してきて、あまり風の当たらないところで横に成って眼視観測を少し行った。

当然撮影しているオリオン座方向を見ていたら、見事な火球がリゲルから下方向に長く火花を散らすかのように辺りを照らしながら、少しゆっくり飛んでいくのが見えた。思わず、おお~すごい火球だ~!と、叫んでしまう。位置的には、カメラがもう少し上を向いていると勘違いしていたので、写ったか?写ったか?ダメか?と心配になる微妙な位置だった。

眼視している時は良く判らなかったが、写真を見ると全体に薄雲に包まれていて、薄雲を切り裂くかのような一閃である。なかなか眼視で直接火球を見る事も偶にしかないのに、なおかつきれいにカメラの画角に収まっていたのは運が良かった。


↑冒頭の火球写真の1枚前のコマ

実は、撮影画像を順番にチェックしていて、初めにこの画像を見て、あ、流星が写ってると、チェックした後、次のコマを見ると見事な火球がしっかりフレームに収まっていた。

どうやら、丁度2フレームに掛るタイミングで飛んだようである。

ここで、普段デジイチしか使っていない人には普通の連続したコマにしか見えないかもしれないが、この写真は、デジイチではなく、エントリー向けコンデジのIXY30Sで撮ったコマで有る事を考えると、ほとんどコマの間の途切れがない事に驚く。

IXY30Sは、CMOSセンサーのおかげか、はたまた、センサー位置の影響か、熱ノイズのかぶりも無く比較的ノイズが少なく、ダーク減算無でも、何とか見られる写真が撮れる。加えて、通常の連写モードではなく、ハイスピード連写モードがIXY30Sにはあり、最高で8.4コマ/秒の撮影ができる。単純に計算すると書き込み時間は最大でも119msec以下と言う事になる。ちなみに、通常の連写モードは3.7コマ/秒なので、270msecほど1コマにかかる事になる。

ただ、ハイスピード連写を選ぶと記録画素数が2.5Mに固定され、ISO感度もAUTOで、暗い夜空ではISO3200が選択されてしまう。さすがにISO3200はちょっとノイズが多いので、CHDKでISOを1600に抑えての使用である。

しかし、このモードでなければ、せっかくの火球が、写ってなかったかもと思うと画素数の2.5Mは、目をつぶってもいいかなと思える。

さてこんな話は、デジイチを何台も揃えられる人にはどうでもいい解説だが、お金を掛けずに天体写真を楽しみたいくっしーには重要な事では有る。が、その話はさておき、この日のその他の撮影できた流星をいくつか並べてみる。


↑20:55 中央の右端(真ん中は飛行機の軌跡)


↑21:25 中央、右より


↑21:28 オリオン座の上


↑22:24 中央少し右、雲の下


↑22:35 中央、少し左


↑22:43 中央、右端近く
 

↑24:21 中央 リゲルのすぐ右横(ふたご群ではなく散在流星)


↑24:27 左上 スバルの下(これも散在流星?)


↑24:38 


↑24:43 右、少し下 雲の上側


↑24:44 オリオンの足下を射す


↑25:25 左、少し上 中央下は飛行機の軌跡


↑25:51 左下 シリウスの左下


↑26:14 中央下
 

↑26:25  中央下 リゲルの右横


↑27:52 右、少し下 メイッサ辺り オリオンの首を貫く

写真を見てもおわかりの通り、この日は雲の襲来も多い中、電池運用の2台のIXYで捕えられた流星は、全部で24コマであった。

雲が結構出ていたことを考えると、かなり多く捕えられたと言えるだろう。今年のふたご群は、良く飛んだようである。

もう少し雲が無ければ、もう一つ位は火球を納められたかな?次回は、1月4日のしぶんぎ流星群だ。今度は長野南部か関東辺りに遠征に出られればいいのだが、、、、

2014.12.14-15(12/17)

ふたご座流星群極大前日

2014-12-15 | 天体観望・撮影(遠征地)
12月の12日午後から用事があって、実家に帰っている。そんな訳で、今回のふたご座流星群は、四国の実家から臨む事になる。ちなみに冬場の香川県は、意外に夜が晴れない事が多いかなって気がしている。いつもお正月の天気が今ひとつで、1月4日のしぶんぎ流星群は、関東に戻って撮影する事が多い。まあ、冬場の関東の晴天率が異常なのだろうけど、、、

そんな訳で、ふたご座流星群も天気の良さそうな富士山辺りを恨めしく思いながらの撮影である。

今回のピークは14日の21時ごろ、でも前日の13日の夜もそこそこ雲は流れる物の星が見えていたので、前哨戦で撮影してみた。


↑屋根の上にカメラを設置
近くの山に出かけても良かったのだが、曇り気味の今ひとつの天気なので、いつもの様に実家の屋根の上で撮影する事にした。

この日は風が強く、四国とは思えない寒さで、長野とほとんど体感温度が変わらない様な気がするほどである。

機材は、実家帰省中と言う事もあり、IXY30S 2台のみに、電池運用である。そんな訳で1~3時間程度で電池交換。9時頃からスタートして、夜中の0時頃に電池交換した後は、まだ本番前なのでさっさと布団に入って寝る事にした。

朝暗いうちに目が覚めたので、起きてカメラを見に行くと、なんとカメラが風で飛ばされて無くなってる。慌てて、辺りを探すと、かろうじて屋根の端っこの方にまだ引っかかっていた。良かった!前哨戦で討ち死にしては、本番で戦えないから、、、、


↑かろうじてまだ屋根の上にあった!

しかし部屋に持ってきてよく見ると、いくつか部品が無くなってる!ありゃ~!先端の化粧パネル、レンズバリア、バリア開閉機構とバネが無い!取り敢えず撮影は出来る様ではあるが、、、、


↑レンズバリア周辺が無くなってる!

まあ、本番はこれで戦うしかないか、、、、

と言う事で、カメラが飛ばされたり、雲に遮られたりして、あまりちゃんと撮れてないが、前日に撮影できた流星は11個。全体的に暗めの流星ばかりだった。


IXY30S f4.9mm(35mm版換算28mm)ISO1600 F2.0 SS10秒
ダーク減算off 高速連射モード 2014/12/13 22:52


00:08 (特に記載無き条件は1枚目に同じ)


00:29


00:40 ISO1250


00:52


01:28


01:42


01:46


02:37

しかし、あんまり風が強くて外で眼視する気になれず、もっぱら部屋の中にいたので、肉眼では2個ぐらいしか見かけなかった。明日は一杯飛ぶかな、、、

2014.12.13-14(12/15)

長野の社宅で初雪!

2014-12-06 | ノンジャンル
ここ1~2週間、長野市のピンポイント天気予報では、散々雪予報が出ていたのにさっぱり降らず、山の方だけかなと思ってましたが、昨夜からとうとう降ってきました。


↑ 18時頃の職場の窓から。
今日は客先立会で、仕事が少しだけ一段落。少し早く帰れたので、会社帰りに、スーパーで雪グッズ?を調達。



でもスーパーを出る頃にはほとんどやんでいて、道路も積もっていないし出番はもう少し先かも。

でも社宅に帰ってくると、車には意外に積もってる。



今朝起きると、再び降り始めた感じ。



予報では、これからまだ降る感じだけど、積もるかな?

今日は14日連続出勤防止対策で一日休みが貰えたけど、長野の雪生活を楽しめるかな?

2週間ぐらい前に、『広報ながの』なる物が配られていたが、その中にしっかり除雪についての注意が書かれている。



東京では、みんな雪を道路の真ん中に出していて、『そんなの有り?ひでー奴らだな!』と思っていたが、なんと道交法で禁止されているんだね。東京のみなさん、雪は道路に出さないでね。


↑ちなみに、朝7時40分のベランダの温度は、-0.3℃位。

寒くて、エアコンの効きがイマイチ、、、、(涙)

2014.12.5-6(12/6)