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くっしーの徒然日記

無線、天文、修理、剣道、体調他について書いてます。修理や改造記事のマネに関してはあくまでも自己責任にてお願いします。

2月の新月期遠征

2015-02-23 | 天体観望・撮影(遠征地)
2月の新月期を迎える週末の2月20日にいつものmx25hさんの観測所に遠征に行ってきました。


【↑東の空から昇りはじめたさそり座を背景に撮影の様子】
この週末は、金曜日は良く晴れそうだが土曜日は曇り空模様と言う事で、金曜の仕事後に出かけた。

先月より少し道路の雪は消えており比較的アプローチは楽だったのだが、mx25hさんによると、初めは結構雪が多かったのだが、少し踏み固めたので楽になったらしい。いつもありがとうございます。

実は、この日、観測所に到着して、いざ設置を始める段になって、AC電源を積んでくるのを忘れている事に気が付いた。ちょっとナビの調子が悪くて、部屋で色々と電源を使っていたので、そのまま部屋に忘れてきてしまった。

普段なら、念のため充電したディープサイクルバッテリーも持ってくるのだが、だんだん慣れてきて、無くても大丈夫だろうと、今回初めて家においてきてしまった。なんと運が悪い!

mx25hさんに、聞いてみるが、予備の電源は持ってないとの事。バッテリーも普段使わないので放電していて、まともに充電されていないとの事。

諦めて、後から来るバークレーさんに期待を掛ける。30分程してバークレーさん到着。事情を話して、バークレーさんのディープサイクルバッテリーをお借りして撮影する事に。

バークレーさん、どうもありがとうございました。

さて、気を取り直して、借りたバッテリーで準備をして、北天の対象の撮影を開始した。


【↑明け方近く4:51頃の気温】

この日も夜中には氷点下10℃まで下がったが、休憩所で暖を取りながらの撮影だったので、あまり寒さは気にならず、いつもの極楽撮影である。

この時期、夜明け近くになると、夏の大三角が天の川と共に東の空に横たわって昇ってきた。もう、春もそこまで来ているって事か。

【↓東の空には夏の大三角と天の川が横たわる】


この日の観測所付近は、風も雲もなく一晩中快晴で絶好の撮影日和。仕事後のスタートだったので、3対象ほど撮影したが、うまく撮れたかな、、、

↓一夜明けて、観測所周辺の雪の具合は、こんな感じ


先月よりは雪が少ないけど、まあ、雪の降ったタイミングが少し前だったからだいぶ雪が減った感じだろうか、、、、

2015.2.20-21(2/23)

長野の社宅から(M31)

2015-02-19 | 長野市からの撮影
さて、しばらく遠征や彗星の記事が続いたが、やっと星雲の画像処理が進んだ。

前回までで5月の末の画像まで何とか処理したが、その後は引越やら何やらで忙しかったのと晴れなかったので、8月の社宅での撮影画像に移る。


【↑ 長野の社宅の庭から撮影のM31アンドロメダ銀河】
Celestron D:70 f:400 EF27mm 14.8倍 GPE赤道儀+AL90+SkySenser2
コリメート法 PowerShotS90 F:2.0 f=6mm 合成F=2.0
Iso3200 S:64秒x10コマ Noise減算:ON 35mm版換算で414mm相当 
撮影場所:長野県長野市 撮影日:2014/8/3 03:09-03:40
Registaxでコンポジット→FlatAideでかぶり補正→GIMP2で反転
トリミング、トーンカーブ・サイズ調整

残念ながら4等星がギリギリ見えるかどうかの長野市内からでは、M31の銀河周辺は今ひとつハッキリしない感じであった。

この日は薄明も早かったので、あまり長い露出を撮れなかったのも写りの悪さに影響している様だ。光害地の三鷹よりは遙かに良いが、実家の庭先程には写らないと言った所か。

まあ、長野とはいえ、県庁所在地の市内からではこんな物だろう、、、、

2014.8.3(2/19)

1月24日のラブジョイ彗星

2015-02-12 | 天体観望・撮影(遠征地)
さて、前回の1月23~24日の連チャン遠征で撮影したラブジョイ彗星。賞味期限切れになる前に24日撮影分もアップする事にする。


↑ 1月24日のラブジョイ彗星(Comet-Lovejoy (C/2014 Q2))

Celestron Travelstar/D:70 f:400 + 自作コマコレ
GPE赤道儀+AL90+SkySensor2 F:?? Canon kiss X2(無改造)
直焦点 ISO:1600 S:240秒x12枚 Noise減算:Off
撮影場所:山梨県北杜市 2015/1/24 20:33-22:58
DeepSkyStackerにて、ダーク・フラット補正・彗星基準コンポジット
→GIMP2でトーンカーブ・サイズ調整→Flataideでフラット補正

撮影を始めてすぐに雲が襲来した為、撮影時間の割りに枚数が稼げなかった事と、撮影に時間がかかったので、だいぶ西に傾いた事、雲の影響を受けたカットが少し混じっている事などから、せっかくの尻尾が上手く写らず途切れ途切れになってしまった。

あと、前回までフラット補正はDSS任せだったが、最終的にFlataideにてフラット補正を賭けたので、背景をかなり暗くする事が出来た。

平行して、EOS20Dで135mmF2.8でも撮影してみた。


↑135mmで撮影のラブジョイ彗星

135mm F2.8 Canon EOS20D ISO:1600 SS:180秒x3コマ
MK-800赤道儀 2015.1.24 22:29-22:49
DeepSkyStackerにて、彗星基準コンポジット→GIMP2で
トーンカーブ・サイズ調整→Flataideでフラット補正

こちらは、撮影開始が遅かったので、3枚目以降は全て曇られて、使い物にならなかったので、3枚のみのコンポジットである。しかもフラットもダークも取り忘れたのでFlataideでのフラット補正のみだが、意外にかすかな淡い尾が長く写っている様に見える。

というか、この写真でフラットを取り忘れていたので、Flataideで補正してみたら意外に行ける感じだったので、7cmでの撮映画もFlataideを使ってみたが、かなり判りやすい感じになった気がする。

ついでに、23日の最終画像をFlataideで補正すると、こんな感じになった。



背景がしっかり黒くなって、割と良い感じの仕上がりになるな。Flataide恐るべし、、、、

2015.1.24(2/12)


1月23日のラブジョイ彗星

2015-02-01 | 天体観望・撮影(遠征地)
さて、1月23日の新月期の遠征では、最初にラブジョイ彗星を撮影したので、賞味期限切れになる前に画像処理してUPである。


↑ 1月23日のラブジョイ彗星(Comet-Lovejoy (C/2014 Q2))
Celestron Travelstar/D:70 f:400 GPE赤道儀+AL90+SkySensor2
F:5.7 Canon kiss X2(無改造) 直焦点 ISO:1600 S:240秒x18枚
Noise減算:Off 撮影場所:山梨県北杜市 2015/1/23 22:18-23:29
DeepSkyStackerにて、ダーク・フラット補正・彗星基準コンポジット
→GIMP2でトーンカーブ・サイズ調整

どうもこの日は撮影していてもバックモニターに映る尾が薄くてよく見えない。なんだろう透明度の関係だろうか、それともだいぶ西に傾いてきたのでその影響だろうか?先日撮影した時の方が、同じ4分露出で、モニターで確認できる尻尾がもっと濃かった様な気がするのだが、、、、

今回の方が、口径が少し小さいので暗いせいだろうか?でもF的には同じ位なんだが、、、、写ってる範囲が、前回(f=720mm、画角にして1.8°角)より広範囲(f=400mm、3.2°角)に写ってるせいだろうか?いずれにしても3.2°の画角に収まりきらない程の尻尾にはなっている。

本当は、先日カビ取りした135mmの短めのレンズで撮りたかったのだが、この日は到着時刻も遅かったし、雪かきで撮影開始がだいぶ遅れたので、135mmでの写真は翌日に期待と言った所である。

ちなみに、朝明るくなってから、もう一度鏡筒とカメラをセットしてフラットを撮ったのだが、今ひとつ合ってないなぁ、、、、やっぱりその場でフラット撮れる様にEL板でも準備するかな、、、、

2015.1.23(2/1)