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くっしーの徒然日記

無線、天文、修理、剣道、体調他について書いてます。修理や改造記事のマネに関してはあくまでも自己責任にてお願いします。

IC434馬頭星雲とNGC2023反射星雲

2016-07-28 | 天体観望・撮影(遠征地)
さて、おうし座のかに星雲を撮影の後は、鏡筒をオリオン方向に向けて、馬頭星雲を撮影してみた。ここ最近は、馬頭星雲、燃える木のセットで撮影していた画像がほとんどで、馬頭星雲のアップでの撮影は久しぶりである。


【↑IC434馬頭星雲とNGC2023反射星雲】
Vixen Super Mirror R125S/D:130 f:720 UW9mm 80倍
LPS-P2使用 GPD+HAL110+SkySenser2 PowerShotS90+CHDK
F:2.0 コリメート法 合成F:3.7 Iso:3200 S:128秒x15枚
2015/10/12 03:00-04:27 撮影場所:長野県湯の丸高原
Registaxでコンポジット→FlataidでFlat補正→PS/CS2で
トーンカーブ/トリミング/リサイズ

馬頭星雲と言えば、色々な本でその馬の頭の形をした暗黒星雲の写真が良く見られて、あまり星に詳しくない人でも一度はその名を聞いたことが有るほど有名な星雲だ。

前回の撮影は、2011年10月で、実に4年振りの馬頭星雲単独での撮影である。さすがに、前回と今回を比較すると、赤い星雲の色の出方や、馬頭星雲のたてがみ部分の解像度がだいぶ改善している。

当時は、IXY30Sによる64秒露光だったのと、画像処理の方法もかなり単純な処理だったので、その辺も含めて、大きな違いに成っている様だ。

今回は馬頭星雲とすぐそばのNGC2023反射星雲を並べて中央に持ってきた。どちらも以前よりかなりハッキリした写りとなった。4年も経つとそれなりに進歩する物だ。

2015.10.12(2016/7/28Up)

M1 かに星雲 再挑戦失敗

2016-07-24 | 天体観望・撮影(遠征地)
さて、昨年の10月11日の撮影は、M33を撮影した後、9月22日に撮影して、割と良く写った物の、枚数が少なく、もう少し重ねるとさらに良くなるかと、M1かに星雲に再挑戦してみた。


【↑M1 かに星雲 おうし座の散光星雲(超新星残骸)】
Vixen SM-R125S/D:130 f:720 UW9mm 80倍 GPD赤道儀
+HAL110+SS2 コリメート法 PowerShotS90+CHDK ISO:3200
F:2.0 f=6mm S:101秒x10枚 LPS-P2使用 Noise減算:ON
撮影場所:長野県湯の丸高原 撮影日:2015/10/12 00:57-02:31
Registaxでコンポジット→FlatAideでかぶり補正→PS/CS2で回転
トリミング、トーンカーブ・サイズ調整

枚数は30枚程撮影したのだが、以外に流れてる画像が多く、15枚をpickアップして画像処理してみると何やらブレていて解像度が低い。よくよく元画像を見ると、撮影途中で、一度光軸が動いている。どうも途中でカメラにぶつかってしまったらしい。

そんな訳で、更に少ない枚数の10枚でのコンポジット後の処理画像となってしまった。

フィラメント構造の写り具合は、前回と比べてかなり微妙。多少ノイズは減った様な気もするが、枚数が余り違わないので、出来はたいした差が無いような感じである。

次回は、しっかり枚数を重ねてみたいものだ。

2015.10.12(2016/7/24Up)

M33 さんかく座の渦巻銀河

2016-07-20 | 天体観望・撮影(遠征地)
さて、画像処理の方は、同じ湯の丸高原でも、10月11日の日曜日の夜の撮影結果に移る。
この日は、時間帯によっては雲が流れてくる事も有ったが、先ずはさんかく座のM33を撮影した。


【↑M33 さんかく座の渦巻銀河】
SM-R125S/D:130 f:720 UW9mm 80倍 GPD赤道儀+HAL110
SkySenser2 コリメート法 PowerShotS90+CHDK
ISO:3200 F:2.0 f=6mm 合成F=3.7 S:128秒x14枚
Noise減算:ON 撮影場所:長野県 湯の丸高原
撮影日:2015/10/11 22:28-24:38
Registaxでコンポジット、Flataideでかぶり補正、
PS/CS2でトリミング・トーンカーブ・回転・サイズ調整


M33は、1°8分 X 41分角と見かけの大きな渦巻銀河である。等級は5.7等と明るいのであるが、写真に写すと結構広がっているので、外周部分は比較的淡い感じで写る銀河だ。

前回の撮影は、約1年前に同じ湯の丸高原からの撮影であるが、前回の画像に比べて、全体的にシャープな写りに成っていると思う。星像の大きさも、一回り小さい感じだが、特に銀河の腕のもやもやした所も随分シャープな感じに仕上がっているきがする。

ここのところの画像は以前の画像に比べてシャープな物が多い気がするのだが、GPD+HAL三脚の成果なのか、それともなにか他の影響がるのだろうか、、、、

2015.10.11(2016/7/20up)

NGC2403 きりん座の渦巻き銀河

2016-07-16 | 天体観望・撮影(遠征地)
さて、湯の丸高原での10月9日金曜日の遠征での撮影は、M74のあと、きりん座のNGC2403を撮影した。NGC2403は、この年は2月に撮影していて、この年は2度目の挑戦だ。


【↑NGC2403 きりん座の渦巻き銀河】
Vixen SM-R125S/D:130 f:720 UW9mm 80倍 GPD赤道儀+HAL110+SkySenser2
コリメート法 PowerShotS90+CHDK ISO:3200 F:2.0 f=6mm 合成F=3.7
S:128秒x23枚 Noise減算:ON 撮影場所:長野県湯の丸高原
撮影日:2015/10/10 02:38-04:37 Registaxでコンポジット、
Flataideでフラット補正、PS/CS2で回転・トリミング・トーンカーブ
サイズ調整、NeatImageでノイズフィルタリング

前回の撮影は、比較的早い時間帯での撮影だったが、今回は、夜中から明け方にかけての撮影に成った。

やはりこの日の撮影画像は、先に撮影したM74同様に、前回に比較して、かなりシャープな写りに成っている。銀河の腕の様子が、今まではぼやっとしていた感じだが、今回はかなりハッキリしている感じだ。

この日は、撮影スタートが遅かったので、これが最後の撮影対象だったの為、時間が少しあまり、いつもより多めに撮影したのだが、28枚撮影して23枚が使用可能だったので、GPD+HALの効果も良く出ている感じだ。

この日の遠征の記事を見ると、シンチレーションが良く、星が瞬いていなかった様なので、解像度が高いのはシンチレーションの良さのおかげかもしれない。

2015.10.10(2016/7/16up)

M74 うお座の渦巻銀河

2016-07-12 | 天体観望・撮影(遠征地)
さて、画像処理の方は、10月の新月期、9日の撮影に移る。この日は金曜日の仕事が終わってから、雲の具合を見計らって、久しぶりに湯の丸高原での撮影である。撮影開始はだいぶ遅くなって、日付が変わってから、うお座のM74を撮影した。


【↑M74 うお座の渦巻き銀河】
Vixen SuperMirror R125S/D:130 f:720 UW9mm 80倍 GPD赤道儀+HAL110
SkySencer2 PowerShot S90+CHDK F:2.0 f=6mm コリメート法 合成F3.7
ISO:3200 S:128秒x11枚 撮影日:2015/10/10 00:16-01:49
撮影場所:長野県湯の丸高原
Registaxでコンポジット→FlatAideでFlat補正→PS/CS2でトリミング
トーンカーブ/サイズ調整→NeatImageでノイズフィルタリング

うお座のM74は、9.4等級、10分角のフェイスオン銀河である。非常に淡いので、眼視で見つけるのもなかなか厳しい銀河である。

前回の撮影は、ほぼ1年前に同じ湯の丸高原から同じような時間に撮影している。前回に比べ、今回の撮影結果は、かなりシャープに撮れている。ピントが良いのだろうか?前々回の結果と比べても、かなりシャープである。前回、前々回と比べて、今回はGPD+HALの投入なので、その成果が出ているのだろうか?

いずれにしても、銀河の腕の中心部の渦巻具合や、腕の詳細な形が良く出ていると思う。淡いM74としては、そこそこの写りに成ったのではないだろうか。

2015.10.10(2016/7/12up)