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くっしーの徒然日記

無線、天文、修理、剣道、体調他について書いてます。修理や改造記事のマネに関してはあくまでも自己責任にてお願いします。

C/2015 V2 ジョンソン彗星 2017年3月5日

2017-03-13 | 天体観望・撮影(遠征地)
さて、3月4日の日に連チャン2日目でC/2015 V2ジョンソン彗星を撮影したので、賞味期限切れになる前に、早速画像処理をしてみた。


【↑ C/2015 V2 ジョンソン彗星】
Vixen SM-R125S/D:130 f:720 UW9mm 80倍 35mm版換算 2240mm相当
GPD赤道儀+HAL110+SkySenser2 コリメート法 PowerShotS95+CHDK
ISO:3200 F:2.0 f=6mm 合成F=3.7 S:128秒x14枚 Noise減算:ON
撮影場所:長野県佐久市臼田 撮影日:2017/3/5 03:58-04:58
Registaxでコンポジット、Flataideでフラット補正、
CS2でトリミング・トーンカーブ・回転・サイズ調整

少し上に輝いているのはヘラクレス座のτ星である。この後4月~7月にかけて6~7等星程まで増光すると予報されている。

現在の所、ヘラクレス座の端っこの方にいて、まだ光度的には9等位であろうか。あまり明るくなくて、かなり小さいのだが、それでも彗星らしく尾を伸ばしている。

この後も割と高度が有る様で、観測条件は良いようだが、梅雨時にかかるので、この後追いかけられるだろうか、、、、

2017.3.5 (3/13Up)

2017年 第3回、第4回遠征

2017-03-07 | 天体観望・撮影(遠征地)
3月の最初の週末は、まだ月の入りが11時頃と撮影には十分時間が取れそうなことも有り、金曜日の夜に仕事が終わってから、いつもの臼田に遠征に出た。


西の山陰にオリオンが掛る頃には、すっかり月も沈んで、空も良い感じに暗くなった。

ちなみにこのオリオン座、先日直した黒いS100のマニュアルフォーカスで20cmちょいの所に合わせて撮ったのだが、この日は何故か(このサイズでは判り難いが)全くのピンボケ。なんかMFの位置が不安定な所があるようだ、、、、



オリオン座からふたご座、ぎょしゃ座にかけて

この日の臼田は、一晩中雲のない快晴の空。気温も氷点下10度ほど。



途中、C/2015 V2ジョンソン彗星を撮ろうと鏡筒を向けて見たのだが、どうにも彗星が見つけられない。そうこうしているうちにどんどん薄明が近づいてくるので、結局この日は彗星は諦めて、他の対象に移動した。

彗星の探索に手間取ってしまったおかげで、薄明前のさそり座を撮る時間があまり取れなくてなんだかやっているうちに、あっという間に明るく成ってしまった。

そんな訳で、金曜日の夜は、もう一つ不完全燃焼気味で、一旦臼田を後に長野に帰宅した。

土曜日の昼間にGPVを見ていると、何とか土曜の夜も多少雲の心配はある物の晴れ間がのぞきそうな予報だ。

昨夜、どうもうまくさそりが撮れなかったので、久々の連チャン遠征に出る事にした。

この日は、月没は12時ちょっと前。それでも朝まで4時間半以上は撮影できそうだ。

土曜日は、9時ごろ臼田についた。月が沈むのは11:50頃だし、のんびりと機材の準備を進める。

この日は氷点下7度ほどで昨日より少し暖かい。あまり暖かいのも空気中の水分量を考えると微妙なのだが、、、

12時近くに成って、撮影開始し、一対象撮った辺りで、そろそろさそりの撮影の準備を始めようとした2時過ぎになると、急に空が一面薄い雲に覆われてきた。ありゃ!GPVを見る限りは雲る話に成ってないんだけど、、、



気温を見ると氷点下4度程に上がっている。どうも暖かい空気が入って来て雲がわいた感じであろうか、、、

まいったなぁ~としばらく様子を見る事にした。

結局、雲は3時半近くまで居座っていて、撮影が再開できたのは薄明まで残す所一時間ちょっとと言ったタイミングだった。



それでも、1時間あればさそりが撮れるかと撮影を始めたが、途中で気温が大きく変わった事を思い出し、ピントが心配に成り、一度止めてピントを確認したのだが、その時うっかりライブビューにしたまま撮影を再開してしまった。途中でライブビューでの熱かぶりで赤くなった画像に気が付き、慌てて戻したが、時すでに遅しで、薄明まではもう数枚しか撮れなかった。

と言う事で、この日も満足の行くさそりが撮れなかった。次回のチャンスは3月末の新月期だけど、上手く晴れてくれるかなぁ、、、、

2017.3.3-5 (3/7Up)

2017年 第2回遠征

2017-03-01 | 天体観望・撮影(遠征地)
2月の新月期、長野地方では、金曜日の夜が良く晴れそうで、土曜日の夜は少し雲が襲来しそうなGPV予報であった。と言う事で、金曜日に仕事を終えてから、いつもの臼田に出かけた。


20時ごろにに現地に到着して機材を展開する。撮影を開始した22時前には、オリオン座も西の地平線に沈む所であった。

この日は、長野を出てから朝まで全く雲一つない快晴の空であった。ただ、ヘッドライトを明るくして、水平から少し上に向けて照らすと、多少光軸が見える程度の水蒸気?は浮かんでいる様であったので、どの程度写りに影響するかと言った所か。



この日の気温は、氷点下12~3度と言った所。臼田はそれほど標高も高くない事も有り、あまり寒くはならないが、それでもずっと外で居るには辛い気温なので、もっぱら撮影中は車の中で待機状態で過ごした。

何対象か撮影後に、少しリクライニングさせて待機していたら、少しだけうとうとしてしまい、気が付いたら、薄明直前だった。慌てて外に出ると、さそり座がかなり昇っていた。その尻尾辺りからは、天の川が緩い角度で延びていた。



先月は、薄明前にさそり座がかなり昇って来るなと思ったのだが、今月は、もう天の川が昇ってくる季節に成っていた。来月の新月期に天気が良ければ、さそり座の写真を撮りたいものである。その頃に天気が良ければいいのだが、、、、、

PS:上2枚の星景写真は、先日修理した黒のS100でマニュアルフォーカスで20cmちょいに合わせて撮影した物だ。そこそこ問題なく撮れている様だな、、、、

2017.2.24-25 (3/1Up)