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くっしーの徒然日記

無線、天文、修理、剣道、体調他について書いてます。修理や改造記事のマネに関してはあくまでも自己責任にてお願いします。

2017 CQ WW DX CWコンテスト参戦

2017-11-29 | 無線コンテスト
11月25~26日は、先日参加したCQ WW DX SSBコンテストの、CWの部門が開催された。
On November 25th and 26th, the CW of the CQ WW DX contest was held.

CWはほとんどまともに出来ないくっしーであるが、ローカル局にいくつかのソフトを使えばほとんど出来なくてもコンテストに参加できるよと言われて、ニューEntityでも稼げればいいなぁと思いつつ、ちょっと参戦してみた。
I can hardly do CW, but the local station told me that if I use some software, I can participate in the contest even if I can hardly do CW. I wondered if I could do QSOs with new Entity, so I tried participating.


【↑参戦時の様子】
キーコントロールは、自作のI/Fを介してPCから無線機へつなぎ、CTESTWINで送信。受信音声もPCに取り込んで、CWskimmerでモールスを解読というパターンでの参戦である。
Key control is connected from the PC to the transceiver with a self-made I/F, and TX by CTESTWIN. Connect the RX sound to my PC and decode the CW on the CWskimmer screen.

日本時間の25日9時にコンテストスタート。
The contest started at 9:00 on the 25th JST.

CWskimmerを使うのは今回が初めて。ソフトの解読ミスもあるので、なるべく強力な局からスタートしたが、CWのコンテストは慣れていないので、どこでQSO成立で終わるのかがつかめない。
This is my first time using CWskimmer. I made a QSO from a station with a strong signal, but since this was my first time participating in a CW DX contest, I didn't understand where the QSO would end.

いや~よく判らなんな~!と思いつつ14MHzで5局ほどQSOして、一旦他のバンドの様子を見に21MHzに上がった。
No ~ I don't know well ~! 5QSO at 14MHz and QSY to 21MHz.

めぼしい局のコールを確認して、いざCTESTWINで送信すると、思いっきりPCのスピーカーに回り込んでいる。
I read the call sign, and when I TX by CTESTWIN, it wraps around the speaker of the PC.

そのまま打っていると、なんとパソコンがブラックアウトして、再起動が掛かる!
If I continue to TX as it is, my computer blacks out and restarts!

あれ~、これはひょっとして、データも消えた?
Oh, is it possible that the data has disappeared?

立ち上がったPCで、CTESTWINを再度起動するが、セーブしてなかったので、5局分のデータが消えてしまった。
I restarted CTESTWIN, but the data for 5-QSOs disappeared because I had not saved.

どこから回り込んでいるか調べるとどうも自作キーI/Fの所からの様だ。
When I check where it is coming from, it seems to be from the self-made key I/F.

PCへの接続のキーライン、SPラインにもコモンモードフィルターとして手元にあったフェライトコアにグルグル巻いて対策。無線機もTS-120よりIC-706の方が少し回り込みが少ないようなので、無線機も変更。
I used a ferrite core I had on hand as a common mode filter for the key line to the PC and the SP line. The IC-706 seems to be more resistant to wraparound than the TS-120, so I changed the radio.

あれこれ確認しながら対策を施し、回り込みは残るがリセットが掛かる事は無くって、なんだかんだで12時頃に0から再スタート。
If we take countermeasures, the wraparound will remain, but there will be no resetting, and for some reason we will restart from 0 around 12:00.

ログもバックアップを兼ねてノートにメモを取りながら入力することに。
I decided to enter the log while taking notes in a notebook as a backup.

そんな訳で、なんだかテンションも今一つのまま、初日を夜11時前に切り上げて就寝。
For that reason, I was still feeling a little unwell, so I finished the first day before 11pm and went to bed.


【↑QSOレート】

2日目は、だいぶ慣れてきたのと、家内が山へお出かけなので、聞き取れないモールス信号を相手に、CWskimmerの流れる画面をひたすらにらみながらコンテストを続け、この日も夜11時前に終了。
On the second day, I was getting used to it and my wife was out climbing, so I continued the contest while staring intently at the CWskimmer's screen against the CW signal that I couldn't hear. The day ends before 11:00 pm.

翌朝も早起きして8時頃まで積み上げ、仕事に行く時間が来たので、少し早いけどコンテスト終了。
The next morning, I got up early and participated until around 8:00.It was time to go to work, so the contest ended a little early.

最終的にこんな感じになった。
It ended up looking like this.


【↑今回のバンド別QSO/マルチ/Entity/Zone数】

この時点でdupが2局。skimmerでハッキリするまで何度も確認しているので、相手のコールはほとんどケアレスミス以外の間違いはないと思うが、相手が正しく取ってくれたかの確認が十分できていない所も多かったので、いくらか減点は出てしまうだろうなぁ。
At this point there are 2 dupes. I've checked it many times with CWskimmer until it's clear, so I don't think there are any mistakes other than careless mistakes in the callsign. I haven't been able to confirm whether the callback is correct enough, so I'm sure there will be demerit points.

そんな訳で、CWのDXコンテストを終えたが、感想としては、CW出来ないのにこんなにQSOして良いのかな~というのが一番の感想。
That's how I finished the CW DX contest, but my impression is that I can't do CW, but I wonder if it's okay to do so many QSOs.

あとは、SSBに比べて、CWだと7MHzの応答率がぐっと上がって、前回のSSBの時の様に明け方の強い局をいくら読んでも丸無視という状況は相当減った感じで、SSBの時に比べてQSO数が約3倍近い。ローバンドのコンディションもよかったのだろう。
Also, compared to SSB, CW has a much higher response rate at 7MHz. Like the last SSB, it seems that the situation where I call a strong station in the early morning and it is ignored has decreased. The number of QSOs is nearly three times that of SSB. The low band condition must have been good.


【↑先月のSSB時のバンド別QSO/マルチ/Entity/Zone数】

一方14MHzはSSBの時とトントン位、21MHzはだいぶQSO数が少ない。感じとして14MHzはSSBの時より多少悪い位でコンディションはまあまあ。21MHz以上のバンドは、コンディションが余り良くなかったような感じだった。
On the other hand, 14MHz has the same number of QSOs as SSB, and 21MHz has fewer QSOs. As a feeling, 14MHz is in a slightly worse condition than SSB. Bands above 21MHz seemed to be in poor condition.

今回のCQ WW DX CWコンテストのEntity別の内訳は以下の通りで、当初目的のおニューのEntityは4つほど増えた。
The breakdown by entity for this year's CQ WW DX CW contest is as follows.The target New Entity has increased by 4.


【↑今回のEntity別/各バンドQSO数】

次回は、ちゃんと聴き取れる様になってから参戦したいな。
Next time, I would like to participate after being able to decode CW.

2017.11.25-28 (11/29Up)


北米皆既日食 後日談

2017-11-20 | 天体観望・撮影(遠征地)
今年の8月に北米の皆既日食観測に出かけたのだが、その時のポートランドでの宿に、ラマダポートランドエアポートホテルを利用したのだが、一つ失敗をした。


【↑今回のポートランドでの宿】
早朝のチェックアウト時に、カードキーをフロントに渡して、チェックアウトお願いしますと言った所、ちょっと調べて、特に電話等の使用もなかったので、「特に有りません。領収書は要りますか?」と聞かれたので、イエスプリーズと答えて、領収書を受け取った。

特にサイン等は要求されなかった。

急いでいたので、受け取って、直ぐにカバンにしまいこんで、ホテルを出た。

その後、空港に行き、サンフランシスコ経由成田行きの便で日本に帰ってきた。

日本に帰って2~3日して、旅行中の支出をまとめようと、領収書をチェックしていたら、ラマダホテルの料金が600ドルと予定の金額より3倍ぐらい高い!


【↑ホテルの領収書】

あれ?と思って明細をよく確認すると、ブッキングコムで表示されていた3泊分の合計の料金の$173.55が、1泊分の扱いになっている。


【↑ブッキングコムの英文予約確認画面】

あちゃ~!やられた~!

英文の予約確認書には、3ナイト、1ルーム$173.55となっているし、日本語の予約確認書でも合計金額$173.55と明記されている


【↑ブッキングコムの和文予約確認画面】

フロントの兄ちゃん、3泊分の金額を1泊分と間違えて入れたんだな、、、、まいったなぁ。

その場で確認していれば、予約確認書を見せて修正して貰えたと思うが、もう後の祭りだ。

う~ん、困った!これを電話で説明して払い戻して貰うほどの英語力はくっしーには到底ない。

社会勉強代と思ってあきらめるか、、、、

いやいや、それでも悪あがきをしてみよう。くっしーの英語力で対応できるとしたら、FAX位だ。

と言う事で、FAXを作って送る事にした。

FAXの内容は下記の文章と、前述の領収書と英文のブッキングコムの予約確認書をFAXとEmailで
8/26日と8/28日に送付した。


【↑送付したFAXの内容】

しかしながら、FAXもEmailも9/1の時点で何の返事もなく、なしのつぶて状態。まいったな~、、、、
こりゃ泣き寝入りか?まあ、ちゃんとその場で確認していれば何とかなったのに、それを忘れていたので社会勉強代として4万強か、、、、ちょっといたいなぁ、、、、

そんなことを考えながら、他の支払いはもう請求が来てるのかと、VISAカードのHPを見るとほとんどのカード支払いは既に請求が来ていた。ラマダホテルからは、上述の$600に加えて、何やら8/19のチェックイン日に$67が2件請求されている。うん?なんだこれは?デポジット?でもなんで2回?それに宿代の支払い請求は来てるのにデポジットなら払い戻しも来ててもいいはずでは?


【↑Visaカードの支払予定】

これだと都合6万位余計に払う事に成ってしまう。なんだかなぁ~と思いながら、VISAのページのQ&Aを見ていると、「海外から身に覚えのない請求が有った場合」と言うのが有る。答えを読むと、セキュリティ管理部に電話しろとなっている。おお!これは良いかも!!

翌日、セキュリティ管理部なる所に電話して、身に覚えのない$67が2件請求されている。宿代が本来$173.55+税金の所、3倍ほどの$600で請求されている旨を告げる。領収書と予約確認書は別途メールにて送付。

カード会社から調査してみるが、1ヶ月ほどかかるとの事。調査結果が出るまで支払いを止めておく事等を説明され、下駄をカード会社に預ける事に成った。

これで、もう無視は無いだろう。調査結果が出ないと支払わないのだし、ホテルも対応せざるを得ないだろう。

まあ、これでホテル側に正当な言い分が出てきたらしょうがないのだが、本来なら払い過ぎたホテル代と未確認の支払いが無くなるはずなのだが、、、、

それから約2か月半が経過した先週末にVISAカードから調査結果が届いた。


【↑住友Visaカードセキュリティ管理部からの連絡文書】

無事に調査が終了し、身に覚えのない67ドル2件と間違った宿泊料金が訂正されたので、来月分で正しい宿泊料金を引き落としますのでよろしくという内容の文章だった。

と言う事で、なんだかんだ間違って9万近く請求されていたホテルからの請求は、予約サイトの金額に地方税等を入れた約2万円の正しい支払いに修正される。

と言う訳で無事に7万の過請求を避けることができた様だ。

一時は、泣き寝入りを覚悟していただけに、この報告は嬉しかった。旅慣れている人には良くある話で、どって事ない話なのかもしれないが、滅多に海外に行かないくっしーには、初めての事だったが、カード会社がしっかりしていると、こんな所でも何とかしてくれるんだな~と、高いカード代払ってて良かったと思った。

と言う訳で、北米皆既日食旅行も最後までもめたが、無事に予定通りの金額で終わる事ができた。

それにしても、領収書は貰ったら、必ずその場でしっかり確認しないと!改めて思わされた出来事でした。

2017.08.30-11.17 (11/20Up)

2017北米皆既日食編
北アメリカ皆既日食ツアー計画
皆既日食 観測準備
北米皆既日食旅行 1日目
北米皆既日食旅行 2日目
北米皆既日食旅行 3日目
北米皆既日食旅行 4日目
北米皆既日食旅行 5日目
北米皆既日食旅行 6日目
北米皆既日食 コロナは難しい
北米皆既日食旅行 後日談


CQ WW DX コンテスト参加

2017-11-02 | 無線コンテスト
無線再開後、電波を出し始めて、約1ヶ月半位経ったが、先週末に主題のCQ WW DX コンテスト SSB部門が開催された。


昔はあまりDXをやってなかったので詳しくないのだが、かなり大きなDXコンテストの様だ。

今月初旬にもOCEANIA DX PHONE コンテスト と言うのが有ったのだが、聞こえてくるコンテスト局にコンテストナンバーをサービスすると、いくつかのDXの新Entity(初交信の国(もしくは飛び地)みたいな物です)の局が稼げたので、今回も新Entityが稼げればいいかなと軽い気持ちで楽しみにしていた。

このコンテストは10/28の0:00UTC(9:00JST)スタートの48時間のコンテスト。この為に海外に移動している人も結構いる様で、この日は早朝から、テスト運用なのか、何局もDX局が出ていた。そんな局とQSOをしているうちにコンテストがスタートした。

なんかコンテストが始まって、みんなが「CQ contest!」と叫びだすと、つい通常時に交信済みの局にもサ-ビスしてしまう。
当初目的は、新Entity稼ぎだから未交信Entityだけ探してコールすればいいのだが、、、

直前のQSOを14MHzで行っていたので、そのまま14MHzで、強い局から順番に片っ端から呼んでまわる。続いて、21MHzでしばらく、28MHzで少し呼んで回る。なんだかコンディションが良いのか、コンテストだからか、かなり一杯DX局が聞こえる。北米、南米、オーストラリア、ニュージーランド、アジア、太平洋上の諸国と交信できた。



夕方になるとコンディションが落ちて来たみたいなので、7MHzに降りてみる。こちらでは、南米、アジア、太平洋諸島、東欧、北米辺りと交信できた。

最近は早朝7MHzDXの為に早起きなので、夜更かしは苦手である。23時過ぎには寝床に着いた。

翌朝も4時前から起きて、7MHzを聞く、南アフリカの局が59で入感しているので、一生懸命呼ぶが、全く相手にして貰えない。西欧、南米も59で聞こえているが、どれも呼べど叫べど応答がない。1時間以上粘って、結局できたのはEUロシアの2局のみ。

全く持って7MHzは歯が立たないので、夜明けと共に早々に14MHzに上がる。

やはり今日もコンディションが良いのか、北米、南米、オーストラリア、太平洋諸島、アジア、東欧、西欧の各局と、14MHz21MHzを行ったり来たりしながら交信できた。



朝のアフリカが出来ていれば、SSBでの1DayWAC(1日で北米、南米、オセアニア、ヨーロッパ、アジア、アフリカの6大陸と交信すると貰える賞状)が完成する所だが、やはりアフリカへは途中のヨーロッパの厚い壁が邪魔してなかなか届かない。

選挙に行ったり、ご飯食べたり、昼寝したりと途中だいぶ疲れ気味で夕方を迎える。

夜にはだいぶコンディションが落ちたので、19時半頃に7MHzに降りる。南米と近場を少しやって、この日はもう疲れたので、21時過ぎに寝た。

月曜の朝も3時頃から起きて7MHzを聞くが、今日はアフリカは聞こえないが東西ヨローッパが59レベルで入っているが、昨日同様、ほとんど取れない。2時間以上粘って、中国局1局と昨日より酷い有様。



6時前には早々に14MHzに上がる。そこそこ開けているようで、太平洋諸島と北米と交信して、7時半を回った所で、会社へ行く準備の為、コンテスト終了。

結局、コンテストでは、約150局、得点は38,864点となった。当初のお目当ての新Entityも9個増えて、再開後のWorked(交信済み)のEntityはSSBのみで49まで来た。まだ再開一か月半なので、JARLからのQSL転送も一度も来てないので、コンファームは0なんだが、、、、



ちなみに、先日実家に有った、高3~大学時代のログをハムログに入力したのだが、DXは25Entityが記録されていた。再開後のEntityに無い物が9Entity有ったから、wkdでは58にはなっているようだが、昔の奴は、実家にQSLが無いと今からの請求は難しいからな、、、、

ちなみに、今回の参加で感じた事は、
 1)7MHzは、パワー差とアンテナ長(24m)が1波長に足らないせいか、59+10以上の局でも取って貰えない事が多々ある。59位だとほとんど取れない。平日の朝なら59位の局でも何とか拾って貰えるが、コンテスト時はQRMも多いのだろう。ちなみにコンテストでも、夕方には、南米や北米も取れるのに、朝はほとんどEUが取れないのは何故だろう?

 2)14/21/28は57~58程度でも、一発フルコールとまではいかないが、ほぼ取ってくれる場合が多い。アンテナ長が1波長を超えているからか?

 3)CQを出しているJA局も、マルチ稼ぎに各バンドで押さえておくべきだった。

 4)実はコールが不明確な時に、DXクラスタのサーチ機能でコールを確認したのだが、ルールを良く見るとクラスタの使用はアシストクラスに成ってしまうので、使わずに頑張るべきだったかも。



それにしても、大学時代の日光男体山山頂への担ぎ上げの6&Dコンテスト以来、久しぶりのコンテストで、、こんなに沢山の海外の人とつながるのが非常に楽しかった。これはハマってしまいそうであるが、家庭内VSWRが上がりそうだ、、、、

2017.10.28-30 (11/2Up)