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くっしーの徒然日記

無線、天文、修理、剣道、体調他について書いてます。修理や改造記事のマネに関してはあくまでも自己責任にてお願いします。

CQ WW DX コンテストCW部門参加

2018-11-28 | 無線コンテスト
11月24日から26日朝にかけての48時間で、CQ WW DXコンテストのCW部門が開催されたので、今年も参加してみた。


このコンテストは、CW部門に初めて本格参戦しだした最初のコンテストである。

朝の9時からスタートで、14MHzから始める。

最初の一時間は16局とうちからの呼び回りとしては、過去最高のペース。

まずまずの滑り出し。

最初の1時間は北米局もいたが、その後は比較的のんびりとした感じで時々21MHz28MHzを覗きながらアジア、オセアニアを中心に進む。

21MHzは数局、28MHzはRBNに出ててもさっぱり聞こえない。

11時台に入りあまり新局が聞えないのでCQを出して少しRUNしたら、3局程呼ばれた。



15時を過ぎるとヨーロッパ局も聞こえて来たがそれ程多くはない。

17時に7MHzに移るが、そこまでで56局。昨年よりはかなり良いペース。

7MHzに移ると凄い賑わい。コンディションがずいぶん良い様だ。



夕方は北米局、20時過ぎからは、ヨーロッパ局が多くなる。アジア局もコンスタントに入ってくる。

合い間を見て、3.5MHzも覗いて何局か押さえておく。

でも昨日のSOTA運用の早起き疲れも有り、23時前に寝床に着いた。



初日のQSOはここまで142局と昨年の3倍近い。

25日は4時過ぎに寝ぼけまなこをこすりながら、7MHzから再開。

グレイライン前からかなりコンディションが良く、1時間に10局平均でヨローッパ局中心にQSO。

グレイラインの終わる7時台後半になると局数がぐっと減ってきたので、14MHzを覗くが余り開けていない。

そんな訳で、思わず睡魔に襲われて、1時間ほど仮眠。

10時から再開するが、アジア局ばかり。

時々21MHz28MHzも覗きに行くが、数局のみでこちらも余り開けてない。

しばらく14MHzを中心にアジア局で地道に局数を積み上げる。



中々新局が見つからないので、お昼前にCQを出したら7局程呼ばれた。

15時頃からは14MHzでヨーロッパが沢山聞こえて来た。

17-18時台は昨日の7MHzのオープンも期待して時々覗きに行くが、昨日程開いて無いが徐々に開き始めたので14MHzと7MHzを行ったり来たり。

20時を過ぎると7MHzで、かなりヨローッパ局が開ける。

ヨーロッパの奥の方のイギリスとも交信できた。

この日も早々に眠くなり22時半頃に寝床に着いた。

ここ迄、309-QSO。昨年の75%増しである。



翌朝は少し早く目が覚めてしまったので、4時前から再開。

今朝もヨーロッパが良く開けているが、だんだんQSO済みの局ばかりになり、多少弱い局でも呼ばないと局数が増えない状態となったので、だいぶペースがおちる。

あんまり新局がいないので、7時前に早々に14MHzを覗いたら、北米のコンディションがかなりいい様で、7時台の1時間で20局を超える。

我が家の設備での、時間当たり新記録である。

こうなってくると、午前半休を取って9時まで頑張りたい所だが、ぐっとこらえて、8:00のQSOを最後に電源をオフして、会社に出かけた。



結局全部で353-QSOとなり、我が家の今の設備での1コンテストあたりの、過去最高記録となった。

最終的に昨年の結果と比較すると、北米局は同じ位。ヨーロッパ局は、7MHzで昨年より断然良く開けていた。

アフリカも聞こえてたが、残念ながら呼んでも振り向いて貰えなかった。

AFは出来なかったが、これ位開けてると楽しいコンテストになった。

お相手頂いた各局、どうも有り難うございました。

2018.11.24-26 (11/28 UP)

車山(霧ヶ峰)山頂移動運用 SOTA JA/NN-076

2018-11-27 | アマチュア無線
先々週に壊れた無線機も治ったので、11月23日にさっそく車山(霧ヶ峰)1,925mにSOTA運用で登って来た。


本当は、鉢伏山に登る予定で出かけたのだが、なんと手前の林道が11月22日から通行止め。

あれ~、聞いて無いよう、、、、

そんな訳で、急遽目標地を車山(霧ヶ峰)に変更しての運用である。


 ↑
登り口の看板?と頂上に小さく気象レーダのレドームが写ってる。

予定より1時間遅れ。車山肩の駐車場に車を止め登り始める。


 ↑
比較的緩い坂道だが、大きめの石がゴロゴロしていて歩き難い。


 ↑
40分ほどで山頂に到着。


 ↑
今日は雲は多い物の、晴れて見晴らしがよく、富士山も見える。

今日のシャック。
 ↓


RHM8B+ワイヤーの釣り竿アンテナを立て、7MHz/CWから運用開始。

今日は、雲が多いので日が当たったり当たらなかったり。

風も有って結構寒い。

風を避けるように岩陰に入って運用する。
 ↓


7MHzで5局、14MHz/21MHz/50MHzでは、各1局づつ呼ばれる。

HF運用で7MHz以外で呼ばれたのは今回初めて。

ANTが切り立った崖のすぐ上で多少条件が良いからかな?

もう一つ、いつもはアースに適当に5mとか3m等の電線を取り付けているのだが、今回は近所のホームセンターでアース棒を見つけたので、追加でつけてみた。
 ↓


いつもは無線機を素手で触らないとVSWRが落ちない事が多いが、これだと、無線機を素手で触らなくてもVSWRが落ちる感じだ。

多少アースの効果があった?

1時間半ほど掛かって、7/14/21/50の運用を終えた所で、寒いので釣り竿アンテナを撤収して岩陰から、もう少し日向に出る。



頂上近くのベンチに座って、フロントのBNCコネクタにモービルホイップを取り付けて、144/430MHzのFMで運用。

もうかなり体が冷えて寒いので、144/430MHzでは、合わせて3局交信のみで早々に撤収。

30分程で下り、帰りは長和温泉により冷えた体を温めて帰った。



さすがに、この時期高い山の上は昼間でも結構冷える。

普通にダウンとオーバーズボンを着用していたが、山登りは良くても運用中はこれでは寒いなぁ。

冬の天体撮影時の様に、ダウンとオーバーズボンの2枚重ねが必要か??

荷物、重くなるなぁ、、、

2018.11.23 (11/27 UP)

JA9 HFコンテスト LZ DXコンテスト参加

2018-11-22 | 無線コンテスト
先週末、JA9 HFコンテストと、LZ(ブルガリア) DXコンテストに参加した。


どちらもCW部門での参加。JA9は3.5MHzシングルバンド参戦。

LZはオールバンド参戦にした。(シングルバンドはパワー分けが無いから、、、)

どちらもスタートは土曜の21時。6mAMロールコールに参加してから、21:30分過ぎから参戦。

私にしては珍しく国内コンテストへの参戦である。



JA9コンテストは、昨年初めてCWのコンテストにお試し参加した物で、今年はシングルバンドながら、真面目に参加してみた。



と言っても、JA9局が聞こえるのは夜の間だけなので、24時少し過ぎ迄と朝方少し参戦して、全部で14局程。



JA9コンテストは12時までで終了なので、まあこんなものだろう。

21時から01時頃までは、JA9コンテストをやりながらLZコンテストにも参戦。

JA9で3.5MHzを1回なめたら、次は7MHzに上がって、LZ DXコンテストの局を探すと言った感じだ。

LZコンテストの方は、01時前位までで16局程交信して、一旦寝床に着いた。


 ↑マルチは、ITUゾーンナンバーと、LZ国内のリージョン記号

翌朝は4時半頃から7MHzに参戦する。グレイゾーンの影響も有って、結構EU局が聞えている。

おかげで局数がそこそこ進んだが、7時頃には新局が見つからなくなった。

LZコンテストは、LZ以外局との交信もOKで、自国局同士でもポイントになるので、JARLのコンテストバンドから外れた7MHzの下の方でCQを出してRUNしてみた。

家からはそれほど飛ばないが、それでも7MHz打ち止め状態から、3局程呼ばれて、ここ迄で41局程となった。

この後は、昼間はほとんど聞こえず、15時過ぎに、少しだけ14MHzが開けるも、うちのアンテナ環境ではあまり局数は聞こえてこない。


 ↑14MHzでは、LZ局とはつながらなかったorz

手持ちぶさたなので、23~25wpm位でCQを出してRUNしてみた。

あまり応答が無いので、RUNしている間、FT-817の修理をしていた。



そんな片手間CQだが、4局程呼ばれて、少しだけ上積み。

その後またS&Pに戻って、数局上積み。この時間帯では、EUはフランス局とセルビア局2局のみでブルガリア局は無かった。



17時半を過ぎると、14MHzもほとんど新局は聞こえなくなった。

もう終わりかなと諦めて、ボリュームを絞っていたが、20時台に7MHzで未QSOのEU局を見つけて2局積み上げ。

トータル53-QSOでコンテスト終了。



今回は、初日の夜に、JA9とLZの両方のコンテストをオーバーラップしてやっていたのだが、JA9の3.5MHzがあんまりいないので丁度良かったかな。

交信頂いた各局、有難うございました。

2011.11.17-18 (11/22 UP)

FT-817 修理

2018-11-20 | アンテナ・無線機(修理)
前回の王ヶ頭(美ヶ原高原)移動で壊れてパワーが出なくなったFT-817。これが無いとSOTAでHF運用が出来ないので、自分で修理してみた。


先ずは、上下のフタを外して、PA部の基板を見てみるが、見た限りでは、焼損は見当たらない。



↑写真右上の、3mmのビス2本で止まっているのがファイナルだが、ファイナルトランジスタは無事の様だ。

においをよく嗅いでみると、写真の右下の方で一番強く匂う。

何となく、左下のトリマコンの丸い部分が変色している様な気もするが、元の色を良く見ていないのではっきりしない。



↑赤丸のビス8本を外し、背面Mコネにつながる半田付けを取り、フレキコネクタ、左下の同軸ケーブル2本を抜いてPA基板を取り出す。



この時、PA基板への電源供給の3pinが長く突き出ていて、ピンがしなりながら抜けて来る。



どうやら、先に上側のメインユニット基板を外してからPA基板を外すのが正解の様だった。



半田面を見ると有りました!しっかり燃えてる部品が!!
 ↓


サービスマニュアルで調べると、2m用の送受切替回路のダイオードD3003で、今はなきルネサスのHSU277だ。

送受切替回路のダイオードスイッチとして使ってるので、VSが立った時に、負荷側のインピーダンスが50Ωからずれた事により、送信時(ダイオードオン時)に50Ωで整合させてる切替回路のフィルターのインピーダンスがずれる事により、ダイオードスイッチの電力負荷が大きくなって壊れたのかなと予想してみる。

この部品、昔設計していた無線機にも使っていたので、昔の職場に行って部品が無いか聞いてみたが、残念ながら10年以上前の話なのでもう実験用部品も残ってなかった。



ネットを探すとAliExpress でやっと妥当な値段の物を見つけたので発注したが、届くのは3週間以上先かな、、、

他に使えそうな代用品は無いかと秋葉のショップの通販を調べると、マルツで何とか使えそうなBA891を見つけたので、発注しておいた。



どちらにしても、部品到着には、少し時間が掛かる。

そこで手持ちのジャンク基板に使える部品は乗ってないかと調べてみる。


 ↑
有りました、有りました。

CD124/126辺りが、1SS356でなんとか使えそう。(写真は既にCD124を取り外し済み)

でも少しオン抵抗がオリジナルより高いからちょっと不安は残るが、取り敢えず他には無さそうなので、これを使ってみる事にする。


 ↑
燃えた部品を取り外してみると、基板も焦げてるし、パターンも浮き上がっている。

普通にメーカー修理なら、基板交換されちゃうレベルかな、、、、


 ↑
炭化してしまった基板を削り取り、一回り小さい部品が付く様に、スルーホールのレジストを削る。


 ↑
ジャンクから外したダイオードを取り付ける。

後は元どうリ基板を組み付けて組み立てるだけ。

ファイナル裏のシリコングリスには、CPU用の少し熱伝導の高いグリスを塗って組付けた。
 ↓


多少は効果あるかな?かなり高かったけど、、、

と言う事で、元通り組み立てて、送信試験。
 ↓


無事に5W出る様になったが、連続運用にちょっと不安が残るかな、、、

もう少しオン抵抗が低くて、耐電力の高い物が有ればいいんだが、、、

高耐電力の物は基本的に電流を流さないとオン抵抗が下がらないから、今の回路では流せて20mAが良い所だから難しいか?

まあ、ボチボチ探してみるかな、、、

2018.11.18 (11/20 UP)

王ヶ頭(美ヶ原高原)移動運用 SOTA JA/NN-067 JCC0902

2018-11-12 | アマチュア無線
11月に入り高い山へ向かう道路が、冬季閉鎖になりつつある。通れなくなる前にと、11月10日の土曜日に王ヶ頭(美ヶ原高原)2,037mへ、SOTA運用に行った。


頂上近くから登るルートは、美ヶ原高原美術館側からと美ヶ原自然保護センター側が有るが、今回は無線の運用時間を稼ぐ為に、短時間で登れる自然保護センター側から登る。

この日は前日の雨が上がって、昼前には晴れて来る予報。

しかし保護センターの駐車場についても、まだかなりガスっている。

時折小雨も混じる始末。

さすがに雨が降ると、山頂で無線機とPCを広げての運用は出来ない!

どうした物かと車の中で2時間ほど待ってみた。


 ↑
多少明るくなった?と感じたので思い切って、カッパを着て登り始めた。


 ↑
途中、登りのきつい所も多少あるが、先週の笠ヶ岳程はきつく無い。

比較的平坦な所も多く、霧の中、30分程で山頂に到着。
 ↓


頂上についても、霧がひどく、山頂の送信所の鉄塔も霞む。
 ↓


取り敢えず雨さえ降らなければ、何とかなるかと、アンテナと無線機を早々に設置する。


 ↑
今日は釣竿を少し長くして7m程のワイヤーにRHM8Bのコイルを付けて7MHzに同調させた。

ガスで登るのが2時間ほど遅れたが、なんとか12時前にスタート。

今回はセルフスポットには「SOTA Spotter」なるアプリをスマホに入れて来たし、電波も安定しているので、CQを出しながらセルフスポット。

でも、25分程CQを出し続けても誰にも呼ばれない。



ひょっとしてこちらには聞こえない強い局と被ってるかと、1KHz周波数をずらせて、再度CQを出す。

今度は何とか島根県の局長さんに呼ばれる。結構強く来ているが、こちらの信号は419とかなり弱いらしい。

更に10分程CQを出していると、今度は東京の局長さんから呼ばれた。こちらも私の信号は339とかなり弱いらしい。

なんだかんだ50分近く7MHzで粘ったが結局この2局でおしまい。どうも電波があまり飛んでない感じがするなぁ、、、

と言う事で、14MHzにアンテナを調整しなおして、CQ再開。


 ↑
CQを出し始めてから、セルフスポットを上げるのだが、既にRBNからレポートが先に上がっていた。

BG8の中国は北京からのRBNレポートの様だ。とりあえず14MHzは北京辺りには飛んでいる様だ。

RBNには拾われた物の、15分強CQを出しても誰にも呼ばれないので、この後、21MHz、50MHzと周波数を変えて行くが、残念ながらCWでは応答がなかった。


 ↑
今日のシャック(無線室?)はこんな感じ。

50MHzのSSBに移って、やっと1局、長野市の6mAMロールコールのメンバーでご自身もSOTAで活躍されている局長さんからお声がけ。

これで、3-QSO。あと1局交信して4-QSOクリアしないと、、、

と言う事で、144MHzに上がってFMでCQを出すと、2~3回目のCQで上田市の局長さんと、下伊那郡高森町の局長さんに呼ばれて、順次QSOする。

後の局長さんと話している時に、何やらにおいがしてきて、「あれ、これなんだっけ、この嫌なにおいは、、、、」

と思いつつ、さようならとファイナルを送った後の最後に相手局が「あれ?パワー落ちたみたいだな?」と言った。


 ↑(イメージ図)
ふっと無線機の表示パネルを見るとパワー計がほとんど振れてない!

あれ、電波、出てない?!

思い出した!このにおいは、よく実験室や、検査場で、電子部品を定格オーバーで燃やした時のにおい!

あちゃ~、無線機壊れてしまった!

ちなみ、50/SSB以降は、ベルトで無線機を首にかけて、画板スタイルで、フロントのアンテナにRHM8Bを付けての運用。
 ↓


まいったなぁ、、、、VSWRが高かったかなぁ、、、、

取り敢えず、5-QSO終わっているので、ここで終了する事にした。

早々に撤収し下山。自然保護センターを出る時には、3時を過ぎていた。

この日はお昼頃少し日が差したが、1日中霧の中で視界は開けなかった。


 ↑
帰りの峠道も、30m先が見えない位の霧だった。

行きは上田側から行ったのだが帰りは、松本側から帰った。


 ↑
帰り道の温泉に寄ったら、何やら武家屋敷風の温泉で仲々趣があった。

と言う事で、今日は霧でずいぶんスケジュールが狂ってしまった。

それに3回目のSOTA運用、FT-817は2回目の投入でもう壊れてしまった。

う~ん、冬も迫って来たし、修理が上がるまでSOTA運用は見送り?

2018.11.10 (11/12 UP)

2018/11/13追記

今日、PCでRBNを検索してみると、14MHzだけでなく21MHzも中国のスキマーさんで受信されていたようだ。SOTA Watch2に反映されなかったのは、Alartで上げた時刻よりだいぶ遅れて登ったから、予定時刻の-1h~+3hの自動Pickupの時間枠を超えたからの様だ。