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くっしーの徒然日記

無線、天文、修理、剣道、体調他について書いてます。修理や改造記事のマネに関してはあくまでも自己責任にてお願いします。

三峯山 移動運用 SOTA JA/NN-175

2018-12-25 | アマチュア無線
年の瀬も押し詰りだいぶ寒くなったが、今年は雪が少なく、1000m級の山もまだ移動できるかもと思って、12月23日に東筑摩郡麻績村(JCG09015C)にある三峯山(SOTA JA/NN-175 1,131m)山頂へ、いつもの様にSOTA運用に出かけた。


目的地までの道路は、雪は降ったようだが、気温が高いので道路上は溶けていて雪はほとんどなかった。

聖湖脇を抜けて別荘地脇を通過し頂上近くまで行くと、先のヘアピンにはかなり雪が残り、鎖で通行止めになっていた。
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山頂までは標高差約30m弱を残すのみだ。

脇の少しスペースの有る所に車を停め山頂まで歩く。
 ↓

 ↑
ちなみに写真の左側から車の前を通り、右上の頂上への登山道が有るのだが、雪が積もっていて、登るのは大変そうなので、雪の少ないヘアピン側の道を歩いて登った。


 ↑
頂上には展望台が有るが、鍵がかかっていて中には入れない。1階はトイレになっているが、これも鍵がかかって入れなかった。

展望台の2階の外の手すりのベランダ?には入れるので、もし雨が降る様なら、ここから運用も可能そうである。


 ↑山頂からの風景

山頂からは今一つの天気で、下界は半分雲海状態である。

聖湖側の風景、まだスキー場は雪が少なくて営業していない。
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早速釣り竿アンテナを設置し、PCと無線機をセットアップ。

本日のシャック。今日は寒さ対策で、無線機とPCの電池に使い捨てカイロを張り付けてプチプチやタオルで巻いて運用。
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7MHzのCWから開始するが、今日はDXが開けていて、アジア、東ヨーロッパ辺りが強力に入ってきている。ロシアのコンテストをやっている様だ。

ロシアコンテストにかこつけてナンバー交換すればよかったのだが、この日のコンテストはナンバーがかなり難しい奴でとても相手にしてられないし、5Wでは、入ってきても飛んでかないだろうし、、、、

と言う訳で、コンテストに参加しない私にとっては、迷惑なQRMにしかならない。

ちなみに、CWの運用はいつもの様にCTESTWINとCWスキマーで行っているが、DXの強力な信号でAGCがガンガン効いて、せっかくの応答信号が、ぶつ切り状態で受信されて、なかなかうまく聞き取れない。



何局か呼ばれていたのだが、QRMで上手く取り切れず、7MHzでは3局交信するのがやっと。

14MHz/21MHzと上がっていくがこちらは開けていなくて全く応答なし。

 ↓14MHzにアンテナエレメントの設定を変更している所。


その後、アンテナをモービルホイップに変更して上げ、50MHzでCWで1局、144/430MHzでもCWで1局づつ交信。

途中小雨がパラついてきて、PCにタオルを掛けながら運用したが、幸いそれ程は降られずに済んだ。

最後は50.2MHzのSSBにて、6mAMロールコールメンバー2局と交信して、全部で8-QSOで終了。


 ↑今日は山用のガスコンロを持ってきたので、お湯を沸かして暖かいカップヌードルで昼食。

この後選手交代して、家内が50MHz/SSBと430MHz/FMでオンエア。

何とか4-QSOをクリアして、家内は終了。

この頃にはアンテナマークが点滅する様になり、電池が心もとなくなってきたので、この日はこれで撤収。

ちなみに、帰って電池の残り容量を測定すると300mAhだったので、約4時間の運用で90%ほど使い切ったようだ。

帰り道、稲荷山温泉の杏泉閣で露天風呂に入って温まって帰った。



と言う事で、今年は雪が少なかったから無事に行けたが、もう少し積もってると、車も上までは上がれず、登山道もアイゼンが無いと登れないレベルだったろうから、ギリギリ行けたと言った所か。

取り敢えず無事に運用出来て良かった。

2018.12.23 (12/25 UP)

クロアチアCWコンテスト参加

2018-12-18 | 無線コンテスト
12月15日の夜から16日の夜にかけて、24時間でクロアチアCWコンテストが開催されたので、昨年に続き今年も参加してみた。


昨年は61-QSO5600点程であったが、昨年の参加記事を見ると初日の夜と翌朝の初めに間違ってパワーを絞って数ワットで送信していたという顛末だった。

と言う事で、今年ははじめっからフルパワー(と言っても50Wだが)での参戦だ。



23時のコンテストスタートと共に、7MHzでそこそこ聞こえてきているEU局を呼ぶが、応答率は余り良くない。

やっとの事で最初の1時間で4局。

夜中の2時近くまで粘ったがペースは悪くわずか9-QSOしか出来ない。

諦めて2時に寝床に着き、次に目が覚めたのは、4時前であった。

コンディションはあまり変わってない感じで、それ程良くなく、3時台に1局できたが、その後1時間QSO無しである。

5時を回るとEU側のグレイラインの影響か急にEU局が聞えてきだして、5時台は12-QSO。



6時台に入ると一旦それも落ち着き、7時台に今度は日本側のグレイラインの影響?で5局程QSO。

この後はまた低調な時間が続く。14MHzもほとんど開けてこない。

9時から13時ごろの間でさっぱり開けないので、7MHzで時々CQを出すが、JA局2局、韓国局1局のみ。



お昼ご飯を食べると眠くなったので、ひと眠りして午後3時ごろ起きると、やっと少し14MHzが開けてきた感じ。

15時台に11局、16時台に5局とアジアから東ヨーロッパ辺りを中心に交信出来た。

その後は14MHzは何も聞こえなくなり、再び7MHzで頑張るが相変わらずの超スローペース。



19時台こそ4-QSOあったが、他の時間帯は1時間に1~2QSO。22時台になると明らかにEUのビッグガン局も弱くなってきたので、22:07のQSOを最後にコンテストを切り上げて寝床に着いた。

結局、全部で58-QSO、7MHzで42局、14MHzで16局と、我が家からは14MHzのコンディションが今一つであった。



そんな訳で、昨年のQSO数を上回れなかった物の、得点の高いローバンドでの交信が多く、点数的には昨年を少し上回った。

昨年は、NIL2局、Bad Call2局、Bad Rx Nr3局で、5600点で提出したのに、3600点まで減点されていた

今年は昨年よりはミスが少ないだろうから、だいぶましになるとは思うが、、、、

2018.12.15-16 (12/18 UP)

ふたご座流星群とウィルタネン彗星

2018-12-17 | 天体観望・撮影(遠征地)
12月14日の深夜は、ふたご座流星群の極大日なので、久しぶりに天体撮影遠征に出た。


EOS20D ISO:1600 17mm SS:30s F6.3 12/15 02:24

この日は長野県は天気がもう一つのGPV予報である。

しょうがないので晴れ間を求めて、長野との県境を少し過ぎた山梨県の北杜市に出かける事にした。

金曜の仕事が終わってから、久しぶりの天文機材の積み込みを行ってからの出発で、社宅を出たのは8時過ぎ。

長野自動車道から、中央高速へ入り、長坂ICを目指す。



岡谷ジャンクションを過ぎると、目の前にシリウスとオリオン座が、車のフロントガラス越しに見える。

走りながら、流星を2個ほど見かけた。

高速を走る車の中から見えるのは概ね1等星以上だから、かなり明るい流星だった。

走りながら、早く観測地に着きたいとちょっと焦る。

現地に着いたのは10時過ぎ。

既に流星はあちらこちらで飛んでるのを見かける。



先ずは流星撮影用のカメラをセット。

固定撮影3台+αなのだが、久しぶりで手間取り、初めの1台を動かし始めたのは11時半過ぎだった。

今回の流星群は、まずまずの数が流れた。


IXY30S ISO:1600 28mm相当 SS:25s F2.0 12/15 04:34

割と地平線近くに流れ落ちる流星が多かった気がする。

カメラには合計で60カット程写ってくれたが、明るい流星はあまり多くは写らなかった。

と言う事で明るめのカットを冒頭の写真を含めて3枚ほど掲載。


IXY30S ISO:1600 28mm相当 SS:25s F2.0 12/15 01:26

ちなみに最初のEOS20Dは、17-55mmF2.8のズームを使ったのにうっかりF値を絞ったままで撮影してしまったorz

流星撮影カメラをセットした後、しばらくサマーベッドで寝転がって流星観測。

そういえば、ウィルタネン彗星46Pも今地球にかなり近づいていて、4等台まで明るくなっているとの噂。

先日長野市内の社宅で双眼鏡を使って探したが明るい市内からは見つけられなかった。

双眼鏡を出してきて、だいたいの方角を探すとすぐに大きな、ボゥっとした彗星を見つけることが出来た。

写真撮影をどうしようか迷ったが、せっかくだから撮っておこうと、かなり遅くなって、彗星撮影を開始。


EOS kiss X2 ISO:1600 70mm SS:120sx9cut F2.8 12/15 2:21-38
IR Filter無し HUIBE-2 Filter 彗星基準コンポジット

先ずは28-70mmのカメラレンズで撮影。

既に南中を4時間半も過ぎて既に高度は25度ほどしかないが、それでもプレアデス星団とのきれいな競演が写せた。


EOS kiss X2 ISO:1600 D:70mm fl:400mm F5.7 SS:120sx9cut
IR Filter無 HUIBE-2 Filter 彗星基準コンポジット 3:23-40

続いて、7cmの望遠鏡を引っ張り出して、撮影。

この頃には、高度がもう14度しかなく沈む直前である。

そのせいで地平線近くの光害にまぎれて、きれいに撮れなかった。

もう少し早く撮影を始めればよかったか、、、


EOS kiss X2 ISO:1600 70mm SS:120s F2.8 12/15 2:38

ちなみにカメラレンズの最後の1枚は、見事に画角に流星が飛び込んでくれ、流星・ウィルタネン彗星・プレアデス星団で3者の競演となった。

わざわざ高速を2時間も走って来た甲斐が有った。

と言う事で、この日は薄明の時間過ぎまで、久しぶりの満天の星空と飛び交う流星群、ウィルタネン彗星と、夜空を満喫できた一夜だった。

最近は、天体関連のお出かけが減ってるが、晴れればこれも又楽しいな。

2018.12.14-15 (12/17 UP)

聖山 移動運用 SOTA JA/NN-134

2018-12-10 | アマチュア無線
今年は長野も雪が遅く12月になってもまだ降っていない。山に雪が降る前に山頂に行って、SOTA運用をしようと長野市の外れにある聖山 1,447mに向かった。


聖山は、社宅から車で1時間ちょっとの距離にあり、山頂近くまで舗装路が続いている。

途中の山道には、既に雪がうっすらと積もっている。
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先々週にスタッドレスに履き替えたので、走行には問題ない。

そのまま頂上を目指す。

頂上のすぐ下の所に到着し道路脇のスペースに車を停めた。


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そこから山頂までは、薄っすらと雪の積もった階段20段位。


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山頂の横に立ち並ぶ中継所のアンテナも周りの木々も雪化粧。
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山頂に立つ樹も、霧氷となって美しい。
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早速、ベンチの雪を払って、アンテと無線機をセットする。
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この時間、山頂は雲が多く、時より雪も舞ってくる。

と言う事で、本日のシャック。
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いざ7MHzでCQを出し始めて、マウスを触ると、カーソルがハングアップしてポインタが動かなくなる。

送信を止めても、色々いじっても治らないので、PCを再起動。

以降は送信中にマウスに触らない事で対応。


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7MHzでは8mワイヤー+RHM8Bなので、そこそこ応答が有って8局程QSO。

この日の山頂の気温は、氷点下2℃ほど。結構、寒い!
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その後、14MHzに移る。中国局のスキマーに拾われてRBNに上がるが、応答はなし。

21MHzはRBNにも拾われず、応答なし。

次に50MHzCWに行こうとしたら、PCがローバッテリーでサスペンド。
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寒さでPCの電池がわずか2時間半しか持たなかったorz

仕方なく、パドルを接続。速度を17wpmまで落とし、手打ちと耳受信に切り替える。
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50MHzに移って、CW→SSBと運用するが、これまた応答なし。

今回からV/Uは、SG9700。50/144/430MHz用3バンドモービルホイップ。
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但し50MHzは1/4λで要グランドなので、給電点から下1.3mの所で同軸をトロイダルコアに巻き付けて下エレメント代わりにして運用。

今日は試しに144MHz/CWに行くと、関東の局長さんから3局程立て続けに呼ばれる。

続いて144MHz/SSBは応答なし。

144MHz/FMに行くと県内の局長さんからシグナルメータ振り切れの強力な信号で呼ばれて6局程QSO。

430MHz/CWに移って、先ほど2m/CWで応答頂いた埼玉の局長さんに呼んで頂き1-QSO。

この頃から、電池の電圧が送信時に12Vを切る様で、LCDに2.5W送信のアンテナ3本マークが出て、点滅する。

少し電線を太くして電圧降下対策をした方が良いだろうか、、、

と言う事で、電池も心許ないし、時刻も2時近くになり、気温も下がって来たので、430/SSB/FMはパスして撤収。


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この頃にはだいぶ雲も減って青空が多くなって来た。

ここから富士山が見えるらしいのだが、まだ遠くには雲が有って、富士山は確認できなかった。

2時半頃には山を下り始める。

午前中に少し雪が降ったので、朝より道路の積雪が増えている。
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まあ、まだ凍っていないので問題なく下れる。

でも帰りが遅くなると凍るだろうから要注意だ。

と言う事で、多少の雪は有ったが、車で問題なく山に登れて無事にSOTA運用できた。

来週はもう厳しいだろうか?


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ちなみに、帰り道の国道で、「シャー専用オーリスⅡ」を見かけた。



アニメCM

ネット記事で限定販売された事は知ってたが、実物に出会うのは初めて。



と言う事で帰りにいい物も見られたし、まずまずのSOTA運用になった。

2018.12.8 (12/10 UP)

冠着山移動運用 SOTA JA/NN-161

2018-12-04 | アマチュア無線
12月に入って、だんだん寒くなり、雪が降ってくる前にと、千曲市にある冠着山(別名:姨捨山)1,252mに、SOTA運用に出かけた。

国道18号から山の中に入り、最短ルートの鳥居平登山口を目指す。


途中、動物除けと思われるフェンスを自分で開閉して更に山の中へ入る。


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左に行くと2番目に楽な坊城平登山口。

この分岐点を右に曲がり山頂との標高差180mの鳥居平登山口へ。


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舗装された狭い林道を進むと、鳥居平へ向けての分岐点で通行止め!

冬季閉鎖か?まだ雪は降ってないはず、、、台風での崩落かもしれない。

諦めて、Uターンして先ほどの分岐点へ戻り、坊城平登山口を目指す。


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分岐からわずか300m位で坊城平登山口の有る、いこいの森に着いた。


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駐車場に車を止めて、登山靴に履き替えて登山開始。

頂上まで750m30分と書かれている。でもここから頂上までの標高差は280mと今までSOTA運用してきた中で、歩き部分での標高差が一番有る。


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登り始めると、笠ヶ岳程ではないが、思ったより急勾配の登山道である。

急な登りは、心臓の悪い私には結構きつくて、途中休み休み登る。


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頂上に近づいてくると、一面、木に霧氷が付いている。


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日が当たり始めて、霧氷がまるで雪の様に降り注いでくる。

落ちて来た霧氷で、登山道もずいぶん白くなっている。

こんなきれいな光景を見るのは初めてだ。

思わず疲れを忘れて見とれてしまう。


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霧氷の木々を通り抜けると1,252mの頂上に到着。

標高差280mは、私の足で休み休みで50分強の工程でした。



山頂から見下ろす、善光寺平から千曲川流域


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遠くにはアルプスも見える。

さてアンテナを建てようとザックを開けると「あれ、なんかないぞ!」

なんと、RHM8B、HF~50MHZ短縮ホイップのコイル部分が無い!
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まいったなぁ、、、、HFをあきらめ、50MHzCWからスタートする事に。

本来は50MHzはRHM8Bで出るのだが、今回はハンディ用の50/144/430の、3band短縮ホイップでオンエア。

と思ったら、パソコンと無線機のキー入力をつなぐ自作I/Fも忘れた!
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と言う事で、CTESTWINは諦めて、パドルで打つ事に、、、
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CWskimmerは使えるかと、PCにオーディオラインをつないだらなんと、電池が残り7%!
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どうやら、出がけにHDDサスペンドさせた時に完全にサスペンドする前にフタを閉じて、サスペンドが途中で止まりずっとオン状態だった様だ。

まいったなぁ、、、結局、キーヤーのスピードを落として、耳とノートとボールペンで受信する事に。


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と言いう事で、本日のシャック。PC無しでパドルで手打ち状態。

50MHzCWで出るも短縮ホイップの同調点が51MHz位に有る為、50.2近辺ではVSWRが3を超えている様だ。
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そんな訳で、さっぱり飛ばず応答もなし。RBNにも拾われないし、、、

SSBに替えてCQを出すと長野AMロールコールメンバーからお声がけで2局程QSO。

この後144MHzに移る。アンテナは144/430のノンラジアルのモービルホイップを釣り竿の先に取り付けてCWで出てみるが、これも応答なし。
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と言う事で諦めてFMででる。

取り敢えずFMで2局QSOして、ノルマの4QSOをクリア。

この後、家内に無線機を渡して、初運用をサポート。

1回CQを出し立続けに呼ばれた3局をこなした所で力尽きてリタイア。

かなりデタラメな運用だったが、なんとか初QSO出来た様であった。

と言う事で、この日はこれで閉局。13時過ぎに機材を撤収して、下山。

下りも急勾配なので、膝に負担が来るが何とか無事に駐車場に到着。



帰り道では、戸倉上山田温泉のかめ乃湯さんで温泉に入り無事に帰宅。

今回は、忘れ物だらけで、今一つの運用となってしまった。

でも家内のファーストQSOも無事終えれたので良かったかな、、、

2018.12.2 (12/4 UP)