サカつくEUも遅いもんでやっと4年目に突入します。その前に2~3年目のトレントCalをプレイバック。
2年目はきついシーズンでした。点取れない・守りきれない・もちろん勝てないとないないづくし。年を越したとこで堂々のB降格圏内の19位!まさにプロビンチアの宿命といったところでしょうか。監督変えてなんとかA残留しましたが、正直Bに落ちたかった(笑)。かっての名門トリノを始め、晩年のバッジョが在籍したブレシア、中田英寿を復活させたボローニャ。他にもヴィエリやインザーギを輩出したアタランタやカモラネージやルーマニアのムトゥを輩出したエラス・ヴェローナ、カッサーノを一躍スターにしたバリ等結構知ってるチームが多いし。今シーズン、ヴェルディから森本を獲得したカターニャもいるし。Bで優勝もしてませんしね。
3年目はなんとA残留どころか7位入賞。アフリカクラブカップも制し、チーム初タイトルも獲得してしまいました。失点こそ多かったものの、その分攻撃陣が奮起。中でも2年目は不発に終わり、スタメン落ちしたFWソッレンティーノががんばりました。また、新戦力のセルビア・モンテネグロのラゾビッチもまずまずの活躍ぶり。実際のラゾビッチはフェイエノールトではオランダ代表FWのカイト、レバークーゼンではブルガリア代表のベルバトフらからレギュラーを奪うまでに至らず、2005-2006シーズン途中にレバークーゼンから放出されてました(レバークーゼンのHPでは写真もブラックアウト、、、)。もちろん代表落ちし、W杯にも出てませんがトレントCalでは代表復帰を果たしました。
財政面では噂通りユース選手が売れまくり。バルサのカンテラやアヤックスじゃないですが、移籍金がないとやってけません。特に3年目はユース当たり年。日本人よりもヨーロッパ・南米中心にユース選手をスカウトしまくりましたが、25億円稼げたのでまずまずではないでしょうか。特に6大リーグ1部のクラブの御眼鏡にかなえば、2部やその他のヨーロッパのクラブに売るよりも+2億円ほど高いです。
一方補強ですが、ある事実に気づきました。それはトレントCalがブンデスリーガ化です。1年目のドイツ人CBクリズペラに始まり、2年目にはニュルンベルグからGKのシェーファーを獲得。3年目にはレバークーゼンからラゾビッチ、ドルトムントからはトルコ代表MFのサヒンとドイツ人またはブンデスリーガ経験者ばかり。クラウチとかも獲れたんですがイマイチなんで見送ってたら90年代はじめのセリエAみたいになってました。
さて、4年目ですがユベントスからクロアチア代表のベテランCB、R・コヴァチを獲得。引退間近のベテランを獲るなんてまさにプロビンチア。ってR・コヴァチもユーベの前はバイエルン、さらにその前はレバークーゼンって生粋のブンデスリーガーじゃん、、、。