昔ガンダムシリーズの宇宙世紀(以下U.C.)に関するシンポジウムが開かれたことにインスパイアされてU.C.に関して研究した内容を記事にしていまして、前回のテーマは「なぜシャアには高機動型ザクⅡが配備されなかったのか?」だったのですが、その答えは ” 赤い彗星 ” の異名を持つシャア・アズナブルにはMS-09RS リック・ドムが配備される予定であったのではないかとしました(⇒記事はコチラ)。
もう少し言及すると、その背景には次期主力量産機の座をMS-06R-2 高機動型ザクⅡ R-2型とM-09R リック・ドムで争ったこともあるかと思います。
R-2型は生産された4機の内3機がジョニー・ライデン少佐とロバート・ギリアム大佐とギャビー・ハザード中佐に配備されて残る1機がリック・ドムとのコンペに臨み、結果敗れてその時点でR-2型の生産中止になったのかと思っていましたが、コンペに敗れて4機で生産中止が決定してその内3機がジョニー・ライデン少佐らに配備されたとなるとシャアにはR-2型とのコンペを制したリック・ドムが用意されるのは当然な感じもします。
それも携行型のビーム兵器としては、ジオン初となるビーム・バズーカを装備している機体ですし、ジェネレーターの出力不足で目くらましの効果しかないとされますが、内蔵式のビーム兵器も装備予定だったMSですし。
もちろん前回書いた通り、「MSV-R」でジョニー・ライデンらにシャア専用でお馴染みにMS-06S ザクⅡS型こと指揮官用ザクⅡやMS-06FS ザクⅡFS型が用意されず、S型やFS型のベースとなったMS-06F ザクⅡF型を経てMS-06R-1A 高機動型ザクⅡ R-1A型やR-2型が配備されていたら、S型はS型でシン・マツナガ大尉や ” 黒い三連星 ” に配備されたR-1A型とは同じ高性能機でも前者が汎用型で後者が宇宙戦用に特化したMSだったとして解決する訳ですが。
そんなことを改めて思いつつ、前回の記事に追記するよりも新たに記事を書いた方が良いと思っていた矢先、昨日シャア専用高機動型ザクⅡのガンプラ(HG)の受注がプレミアムバンダイで始まった記事を見かけた訳です。
なぬ!?
もしかして映画「ククルス・ドアンの島」のシャア専用かもと思って公式サイトを見ると、形式番号は思いっきりMS-06R-1Aでシン・マツナガ大尉や ” 黒い三連星 ” と同じR-1A型、、、。
もっとも「THE ORIGIN」はパラレルというか、時間軸違いとも言えますし。
また、ハッキリ言って憶えていないのですが、「ククルス・ドアンの島」でのシャア専用高機動型ザクⅡの登場は夢オチっぽいですし、、、。