となりべや

漫画家 久世みずきのブログホムペです

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今年最後の桜記事(おそらく)

2012-04-22 21:27:08 | にっき
こんばんは!ボキャブラリィ☆(←順調に続いておりますよ・・・!笑)


沢山のコメントをありがとうございました!
おかげで、DXの原稿もほぼ完成です♪(*^^*)

と、いつもこの辺で余裕ぶって遊んで、やっぱり締め切り間際にキュウキュウしてしまうのですが・・・


まあ、でも今夜くらいは少し長文(完全にこりてない人の思考の流れですね)

***

今夜は、毎年紹介してる私の好きな漢詩(中国の昔の詩)を書きたいと思います。


『勧酒(かんしゅ)  于武陵(うぶりょう)』

勧君金屈卮(きみにすすむきんくつし)
満酌不須辞(まんしゃくじするをもちいず)
花発多風雨(はなひらいてふううおおし)
人生足別離(じんせいべつりたる)


『井伏鱒二(いぶせ ますじ)・訳』この井伏鱒二さんの日本語訳が本当に素晴らしい!

この杯(さかづき)を受けてくれ
どうぞなみなみ注がしておくれ
花に嵐のたとえもあるぞ
さよならだけが人生だ



毎年、卒業や入学の桜の時期に書いていた好きな詩ですが、今年は色々と思うところがあってなかなか書けずにいました。


『さよならだけが人生』と簡単には割り切れないことが、この世には沢山あるなってことを最近つよく感じたからです。

そういう状況があるのは、前々からわかってるつもりでしたけど・・・

何とかなる可能性が少しでも残ってると、なかなか諦めずいられなかったり。。。
この詩の『さよなら』とは、ちょっと意味合いが違うことですが☆


・・・というわけで、今年はこの歌の、私が好きな別の面を紹介したいと思います。



『さよならだけが人生』と言い切ってしまう、この歌の強い気持ちとか
『もう会えないかもしれないからこの盃(さかずき)を受けておくれ・・・』って言う、はかない面とかも好きですが・・・


一方で、この歌は『飲めや・飲めや』の軽いノリを感じさせられます。


軽く脅して相手に自分のついだお酒を飲ませよーってノリ。
かっこいいこと言って、ただ飲みあいたいだけじゃあ・・・的な(´▽`;

そういうかっこよさというより情けなさ?の入ってるような見方が出来るのも、わたしがこの詩を気に入ってる理由の一つです♪(←本当にそういう見方をする詩なのかはわかりません。@@;)


ただ、時代的にはホントにもう二度と会えないかもしれない可能性が高いわけで。

そこに『さよならだけが人生だから、この盃を受けてくれ』って勧めるのは、
『覚悟をすっかり決めてる人達』って感じしてカッコイイです。

てことは、やっぱり強い意志がセットで好き、なのかなー。





さておき。



さよならだけが人生なので、この盃を受けてください☆

皆様の新生活 

あしゅかちゃんは誕生日に(^^)

(*^∇^)/□☆□\(^∇^*) カンパーイ!

コメント (8)
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