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キミを呼んでいる黎明へ(1)

2023-07-18 | Life
6月に弓の審査がありました。
その前後で、お稽古をしていて色々感じるところが、またまたたくさんありました。
これについては記録としてブログに書いておきたいな~とは思ったものの、先日もチラッと書きましたが、なかなかのボリュームになること必至!だったので(^^; やる気が起こらず。気が向いたらね…と、これまで放置していました。
でも最近ようやっと!まとめてみようかな~?という気がわいてきたので!そのやる気が消滅してしまう前に(笑)頑張って書いてみようかな、と思います。

以下、毎度のことながらぶっ飛び~!な内容、しかも長文となりますので、それでもいいよ、という方のみお読みくださいね~。(^^;


***


前回ブログにも書きましたが、自分の射を追及していく中、あともう少しでユリイカ~!となりそうなところまでは来たのですが。そのあともう少し!がなかなか解明出来ず。(-_-;) 今回もあっという間に審査直前となってしまいました。

それでも最後まで諦めてはいけない!と自分を奮起し、頑張っていました。
ちょうどその頃、TVアニメで鬼滅の刃がやっていましたが、その内容がね~!その時の自分とリンクするような内容で!TVで見ながら『うんうん、わかるわかる~!(ToT)』と、よく共感の涙を流しておりました。
あまりにも心に刺さる台詞が多かったため、思わずスマホに台詞を書き出して保存したくらいでした。(笑)

主に今回の物語のメインキャラである時透無一郎というキャラにまつわる台詞なんですが。後でネットで検索したら、名言集なるものもありました。
それだけたくさんの人の心にも刺さる台詞だったのですねぇ、とビックリ。


以下、具体的に記しますと。

鬼の血鬼術という技により、水の檻に閉じ込められてしまった無一郎。その状況に『ダメだな…終わった』と一時は諦めてしまうのですが、その時に幻覚を見るような形で、炭治郎との会話のやり取りが始まります。

そこで、終わった…と言う無一郎に対し、炭治郎は

『どうしてそう思うんだ。先のことなんて誰にもわからないのに。』

『自分の終わりを自分で決めたらダメだ。絶対どうにかなる。諦めるな。』

と言うのです。
このやり取りがね~!(ToT) 日々のお稽古で悪戦苦闘しながらも、またしても審査に間に合いそうになく、もうダメかも…と思っている自分と、それを俯瞰的に見て、最後まで諦めてはいけない!と思っているもう一人の自分、とに重なって見えて。胸にズッキュン!(T-T)


そして、そう言われながらも

『誰も僕を助けられない。みんな僕より弱いから。』

と返す無一郎。この言葉にも激しく同意!(ToT)
そうなのです…。私も日々お稽古をしていて、まさしく同じ思いを抱いていました…。誰も私を助けられない、と。
ただ私の場合は、周りの人が弱いから、ではなく、自分の感覚は自分だけのものなので、人にどうしろこうしろと言われても、どうにも出来ない、という意味ですが。
自分自身の感覚において、自然で無理のない引き方とならなければ、それは正しい射とは言えない。だから、自分を助けられるのは自分だけだと、常日頃から思っているのですよねぇ。


その後、無一郎は

『僕がもっとちゃんとしなきゃいけなかったのに。判断を間違えた。自分の力を過大評価していたんだ。無意識に。柱だからって。』

と、自分を責める言葉を言うのですが、それに対して炭治郎は

『無一郎は間違ってない。大丈夫だよ』

と返すのです。
これが、も~ね~!(ToT) 涙腺崩壊の事態となりました。(笑)
まるで、自分に対して言ってくれているようで!本当に救われましたし、癒されました…。



最近の私は、先生に手取り足取り直されても、どうしても先生のやり方では自然に引けず、体にも無理がかかっているのを感じてしまうので『出来ないです~。(-_-;)』と一旦弓を戻して、再び自分のやり方で引き直す、ということが度々発生しているのですが。
先生はそんな私に対して、直接は言わないですが、他の人に言う体で『弓は基本が大事なの。自分勝手に引いちゃいけないの』と、遠回しに私に言ってくるのです。(涙)そして、先生の言う通りに引かない=基本通りにやらない悪い人、というレッテルを張ってくるんですよね…。(-_-;)

でも私は自分にとって、自然で無理のないやり方で、弓の基本を表現しようとしているだけで、基本を無視しているわけではないのです。逆に、誰よりも基本に忠実に引こうとしていると思います!
そんな状況だったので、この『間違ってない。大丈夫だよ』の言葉は、私の心に強く刺さりました~。(ToT)


***


物語ではその後、記憶を取り戻した無一郎が本来の自分の力も取り戻し、無事血鬼術を突破。自分のために打たれた刀を手にして

『あ~、しっくりくる。』

と、しみじみ言うのですが。その姿を見て、いいなぁ~。私も早くしっくりくる引き方を手にしたいわ~、と。未来の自分と重ね合わせて、羨望の眼差しで見てました。(笑)

そして過去の記憶として、自分担当だった刀鍛冶の方の言葉を思い出すのですが。これにもね~!涙腺崩壊しましたわ。(ToT)

『わしは心配だよ、坊や。誰がわかってくれようか。お前さんのことを。
お前さんが、どれだけ手一杯か。どれだけギリギリと余裕がないか。ものを覚えていられんことの不安が、どれだけか。
そして血反吐を吐くような努力を。誰がわかってくれようか。わしはお前さんが使った刀を見ると、涙が出てくる。…どうにもお前さんが気がかりじゃ。』

これもまさに、自分に言われてるかのごとく感じてしまった私です…。
でもその分、またまた癒され、救われました。(T-T)


そして、以下のお館様の言葉

『杓子定規でものを考えてはいけないよ。確固たる自分を取り戻したとき、君はもっと強くなれる。』

も思い出した無一郎。それに対して

『お館様のおっしゃった通りだ。確固たる自分があれば、両の足を力いっぱい踏ん張れる。』

『自分が何者なのかわかれば、迷いも戸惑いも、焦燥も消え失せ、振り下ろされる刃から逃れられる鬼はいない。』

と無一郎は自覚します。
これもね~!まさにそうそう!私もこれを目指しているのよ~!と激しく共感!
そう、自分が何者なのかわかれば、それこそ最強になれる。私もそう思うのです。


無一郎のくだりはハッピーエンドで、最後は

『ほら、全部うまくいった。』

という父の言葉で締めくくれられます。
私もそれを目指して、弓の審査に挑みましたが、残念ながらダメでした。(-_-;) 現実はそう甘くはありません。と同時に、そりゃそうだよねぇ~とも思いました。なんせまだ、私は自分が何者なのか(どう弓を引きたいのか?)をわかっていないのですからねぇ。
まだまだ探求は続きます…。

(長くなったので、一旦切ります。(^^;)

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