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ユリイカ~☆まであと少し?(1)

2023-04-21 | Life
皆さん、ご無沙汰しております。(^^;
何とブログ更新は年明け以来となりますね!(汗)皆さん、お元気でしたでしょうか?
私はいたって元気にしておりましたが、長~い旅に出ていた感じで…。
と言っても現実的な旅ではなく、心の旅…と言いますか。自分自身の内面、内側において、意識の旅をしていた感じであります。

もう、何から語り始めればいいのか?取っ掛かりがつかめないほど、心の中には膨大な感情や情報や気付きが渦巻いておりまして。これまでも幾度となくブログを書こうと思いましたが、その量故になかなか手を付ける気が起こらず。また、書き始めたら、ものすごいボリュームになることは目に見えていたので、そのまま放置しておりました。(^^;
でもここにきてようやく、ある程度心の中が落ち着き、それを表に出す気力が沸いてきたので、こうして久々に文章化しています。

これから書くことは主に、日頃の弓のお稽古に関する気づきのことです。ほぼ自分のために書くようなものですし、長くなると思いますので、興味のない方は遠慮なくスルーしてくださいね~。(^^;


***


と、前置きが長くなりましたが。早速これまでのことを。
前回ブログを更新してからしばらくは、まだゆっくりとした日々を送っておりました。
年末に見た映画に続いて、クリストファー・ノーラン監督の映画を続けざまに見て、バットマンシリーズ3部作やインターステラーを楽しんだり。(^v^) インターステラー繋がりで、コンタクトという映画を見たり。
どれも楽しくて、そしてどれもが、世界のあらましを描いている『開示映画だ!』と思ったり。(澤野さんの影響?(笑))思うところは色々あったので、それについてもブログに書こうかな~?と思っていたのですが、弓の稽古が本格的に始まると、なんだかそれどころではない状態となりました。(´o`;

年明けから再び『自分の射』を完成させるべく、試行錯誤が続いたのですが、やっているうちに『正しいとされる射』は自分の外側にあって、それに自分を近付けていくことではなく『自分の中から掘り起こす』的なもの、『既に自分の中にあるもの』と感じるようになってきたのです。
なぜなら正しい射は、理に適った自然な動き、自然な流れで構成されている。となれば、自分が無理なく自然に引ける引き方こそが、本人にとっての正しい射となりうるのではないか?と、そう思ったからです。

このことにより、一気に方向転換した、というか。自分にとっての正しい射を求める方向が、自分の『外側へ』から自分の『内側に』に変わったのです。

これまでは人に言われた通りの、決められた『枠』の中で、決められた形に合うように射の改善を行ってきましたが、その枠が一気になくなり、大海原に出た!というよりも、も~っと広大な、無限の宇宙に出た!という感じになったのですよ!(笑)
そしたらも~、今まではな~んて窮屈で、な~んて小さな世界で悪戦苦闘していたのだ!と思うほど、膨大な可能性を感じられるようになりまして☆
その膨大で無限とも思える可能性の中から、自分に合うものを選択すれば良かったのか♪と、本当に開放的な気分になりました。(^^)

で、それからはもう、自分次第でどうにでも出来るんだ~♪とばかりに、なんとも言えない自由さを感じまして。毎日、それこそ睡眠時間を4~5時間にまで削って、自分の体を使っての自由研究に(笑)明け暮れました。
…一見すると大変そうに思うかもしれませんが、私本人的には楽しくて仕方なくてね♪全然苦痛ではなかったのですよっ。ホント、寝食を忘れるとはこういうことでしょうね~、と思いましたよ。(^^;

ただ、自分の感覚だけを頼りに射を整えていくのは、自由で楽しくはありましたが、と~っても時間がかかるものでした。(-_-;) とにかく実験&検証を繰り返し、一つずつ理解を広げていくしかないのでねぇ。
毎日毎日やっても、ちょっとずつしか進まなくて、気分が滅入ることもありました。


そんな時、ながら聞きしていたSEKAI NO OWARI(まだヘビロテしていた!(笑))のとある曲がやけに気になったので、調べてみたら『炎の戦士』という曲でして。
改めてじっくり歌詞を見ながら聴いてみたら『今の私の状況、心境、そのまんまやーーん!(;゜∇゜)』と思う内容でした。
そしてほぼ時を同じくして、とある方のツイッターに上がってきたブログ記事と巡り合うのですが、そこにも普段私が感じていた事が書かれていて、納得すると同時に、やっぱり間違ってはいなかったんだー!と思いました。(^▽^)

炎の戦士に出てくる『脱ぎ捨てた鎧』は、私で言うところの『人の言う通りに弓を引くことを止め、自らの内側に正しい射を求めたこと』に当たると思います。そして歌詞の通り私もまた、これまでの経験は全部自分の糧になっていて、まさに自分を動かしている!

守りたかった『あの日灯したろうそく』は、私にとっては弓を始めた時に思った『上辺だけ、見た目だけがキレイな射ではなく、もっと本質的なところを理解した上で、美しく弓が引きたい!』という思いに当たります。
それはまさにユタカさんのブログに書かれていた『自分自身を向上させることをせずに、表面上を取り繕うメッキで中身の無い自分をコーティングしてるだけ』の人にはなりなくなかった、ということですねぇ。

そして同じくユタカさんの他のブログ記事で書かれていた『真実の探求には思考と調査と検証と時間と労力が掛かります。』というお言葉!これにはとっても共感すると共に、大変勇気づけられ、励まされました!

私が行っているのは、まさに『真実の射』の探求!だから時間がかかって当たり前なんだ!と。
私は決して間違った道には行っていない!という確信が持て、背中を押されたように、また前向きに射の探求に励むことが出来ました。(^^)


しかし、いくら実験&検証を繰り返しても、どーしても心地良く納得するところに引き納まらず、両肩甲骨が左右均等に下りないのです。(-_-; な~にがいけないのだろう???と思いつつも、ここでもまたタイミング良く、ユタカさんのブログで『結果には必ず原因がある』『全ては法則通りのことが起きている』という言葉を目にするのです。
そうだよなぁ…と深く納得。(笑)そして私のうまく引けない原因は何だろうか?と、自分自身の実験データと共に、師範の引き方、先生の引き方、私が認める(!)同期の引き方を検証し、比較してみたのです。

すると!とある法則が見つかりました!それは以前、後輩男性&整体の先生から教えてもらった『体の使い方の癖』による引き方の違いです。
簡単に説明すると、万歳した腕を肩のラインまで下げる動作をする時でも、人によって手先を意識する人と肩を意識する人がいるらしいのですが。これがまさに弓を引く動作に直結するのです!そして、この法則を解明出来た?!たぶん。(^^;


ざっくり言うとこんな感じなのですが。私なりに検証した結果、師範は肩タイプ、先生と同期が拳タイプ。そして私は、左右の腕の使い方がミックス状態でありました~。(^^;
なぜにミックス?!と驚きましたが、自分の感覚を無視して人の言う通りに稽古し過ぎたのか?(汗)元々なのか?どちらにしても、これが左右の肩甲骨が均等に下りない原因になっているのでは?という仮説に至りました。

このことからようやっと、以前から習っている先生の指導通りにやると正反対の結果になってしまったり、師範の指導通りにやっているのにうまくいかないことがあったりする理由が腑に落ちました。私自身の体の使い方がミックス故、だったのね~!(^^;
この法則を発見した時には驚きと喜びで心が震え(T▽T)、思わず『ユリイカ~☆』と叫びたくなりましたよっ!なんせ、これに気がつくまでに、およそ10年の歳月がかかりましたからね~。(;^_^A

ちなみに、この『ユリイカ~☆』と叫ぶシーン、ノーラン監督の映画『インターステラー』に出てくるのですよ。難しい重力に関する公式を解き明かした時に、研究者の彼女が嬉々として、手にしていた書類をぶちまけて、こう叫ぶのです。
そのシーンを見て『いつか私もあんなふうに、解き明かした~!となりたいなぁ』と思っていたのです。それが本当に現実の瞬間に訪れるなんてねっ。驚きです。(笑)

が!理屈は読み解けたものの、まだまだうまくはいきませんでした…。(つづく)

※ 長くなりましたので、いったん切ります。(^^;)

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