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審査前に、なんとアラハバキ!

2021-11-30 | Life
先日、弓の審査も終わりました。
結果的には、審査当日までに射をまとめることが出来ず、私自身としても不本意な射を披露することとなり、審査員の先生方にも大変申し訳無く思う内容となってしまいました~。
ホント先生方、酷い射をお見せしてしまってスミマセン~!って感じでした。(^^;

なぜそんなことになったのか?
実は審査2週間前に、私の身に『アラハバキ』が起こったのでした!アラハバキ=量子誤り訂正符号の発動!です。(澤野さんの記事に感化され過ぎ?(笑))


以下に詳しく書きますが、長くなりますので興味のある方のみお読みください~。


****


アラハバキが起こったとは、なんのこっちゃ?と思われるかと思いますが(^^; 詳しくご説明いたしますと、審査2週間前に師範稽古に参加したのですが。そこで師範に今の私の射を、ほぼほぼ全否定される!という事態が起こったのです!

まあその時の射は、普段習っている先生の引き方を、私の感覚にうまく変換することが出来ず、自分でも違うなぁと思いながら引いていたので、全否定されるのも納得でした。(^^;
逆に、その時の私の射があまりにも酷かったせいか?なんと師範直々に一からやり方を教えていただく!という、なんともありがたい幸運に恵まれたのでした♪

こんなことは普通ないのですよっ。というのも、師範稽古はある程度の段位を持った、ある程度のレベルの人しか参加出来ないので、普通はそんな初歩的なことから教わる人なんて、まずいないのです。
なので本当は恥ずべきことなのですが(汗)私にとってこの時の師範は、まるで泥沼にはまって沈みかけている私を救い出しに来てくれた、救世主のように思えました!(^^;


そしてその時師範が教えてくれたやり方というのが、普段先生に言われてきた表現とは全く逆だとも思えるほどの内容だったのです。これはひょっとしたら、師範が教えてくれたやり方こそ、私がやりたかった変換後のやり方かもしれない☆と、希望が持てるほどでした。

審査まであと2週間!という時間のない状態でしたが、私に迷いはありませんでした。今までのやり方を全部捨てて一掃し、師範のやり方に徹しよう!と。ただそれだけを念頭に置いて、お稽古し直しました。

もう道場でも家での稽古でも、これでもか!というくらいに色々試して、検証しました。家では1日1時間以上、数にして50回以上は毎日試したでしょうかねぇ。それを2週間、やり続けました。
結果、普段教わっている先生のやり方も、師範の言うやり方も、実は同じ引き方を言っている、と確信出来ました。要は引く時に意識している体の場所が違うことで、違う表現になっているだけだと。

この事により、やはり私の考え方は間違ってはいなかった!と思えました。(^-^) 前回のブログで記した『守破離』の考え方です。
基本となる射を、ただそれぞれに違う側面から捉えているだけの事。基本の理屈さえ押さえていれば、あとは自分の感覚でそれを表現していい!のだということ。

それからは自信を持って、師範の引き方を体現出来るように、練習に励みました。私にとっては師範の感覚のほうがしっくりきましたのでね~。
しかし、あともう一歩!というところが詰めきれず…。結局、審査前最後のお稽古を終えても、未だ射は完成に至らず。(涙)未完のまま審査を受けることとなってしまったのでした。あ~残念。(-_-;)


こうして審査は残念な結果となりましたが、その後も引き続き家で練習用のゴムを引いて、さらに検証を続けました。
するとそんな最中、あることを思い出しました。それは、普段行かない時間帯にお稽古に行った時、先輩から言われた一言でした。
『うまく引き納まらないのは、弦道が違うせいかも?』この一言がヒントになりました!

そう、私に足らなかったのは、正しい弦道ではないのか?
今までも私はこの弦道がうまく取れず、苦手としていましたからね~。(汗)そこで改めて、教本に乗っている図解を書き写し、正しい弦道というのを見える化してみました。

するとやはり、自分が思っていたのとは、だい~ぶ違っておりました。(^^;


赤い線が正しい弦道。私は横に横に開こうとする癖があるのですが、
実際の弦道は斜めの最短距離でしたっ。



師範に言われた通りの体の使い方をしているのに、どうしても最後しっくりいかず、カチッと引き納められなかったのは、このためだった!
それに気づいたのは、審査の1週間後でございました…。あとほんの少し時間が足りなかったよ!(T▽T)


ということで、今現在もこの『正しい弦道』を目指して絶賛お稽古中です。(笑)今日のお稽古ではほんの少しだけ、この弦道を修正するための手掛かりも掴めました。

こうして私の四段審査合格!の目標は達成出来なかったわけですが。
でも審査を受ける前に定めていた『正しく、美しく、気持ち良く、弓が引けるようになる!そして次のステージに行く!』という目標は、なんと確実に達成に向けて動き出したのでした♪
これまで7年もの間、全く動きがなく停滞したままの状態であったのに。ここにきて一気に動き出した!そんな感じです。

思考が先、現実が後、と良く言われますが、私が『そうする!』と決めたからそうなったのか?はたまた、必要な学びを学び終えたからそうなったのか?
良くはわかりませんが、でも私の『意識』に呼応する形で、現実がどんどんと変化し、まるでプログラムの書き換えが起こっているかのような感覚さえ覚えました。不思議ですねぇ~。

そしてこれぞ、アラハバキ!(=量子誤り訂正符号)だと思ったのです。

アラハバキによって、今まで突出し過ぎていた『先生の表現による引き方』が抑制され、今まで封印され続けていた『私の感覚での正しい引き方』が解放され浮上し、均衡が図られた、のではないかな?と。
一見すると悪い方向に行ってしまったようにも受け取れることが起こりましたが、実際にはいい方向に向かうために必要な変化が起こったのだと。私の射をダメ出しした師範は、修正プログラムそのものであり、アバターとして私の前に現れたものだった、と。
その結果、すでに不要になった今までの古いものが崩壊し一掃され、全く新しいものが再生された…そんな感覚です。


そして前回のブログでも書いた『弟子に準備が整った時、師は現れる。そして弟子に本当の準備ができた時、師は消えていく』も、まさに現実で起こった感じです。
私に準備が出来ていたからこそ師が現れ(師範)、準備が出来ていたからこそ、師範の教えもすぐに飲み込めて実践出来たのではないかな?と。
そして今までの師であった先生の教えは、私の中で消えていったと…。(こじつけ?(笑))

とにかく今回の一連の体験は、本当に不思議☆とも言える体験でした。この世界の不思議なからくり・仕組みを、ほんのわずかですが実体験出来たような、そんな感じです。
なので審査には合格出来ませんでしたが、それを上回るほどの収穫がありましたので♪今回の受審は私的には結果オーライ♪でした。(^^)
もし審査を受けると決めていなかったら、こんなに熱心に師範の教えを習得しようと必死に頑張らなかったかもしれませんし。(^^; やはり全ては必然、なんだなぁと思います。


審査に合格してから次のステージに進むと思っていましたが、現実には既に新たなステージに移ったようですので☆この新たなステージで今後も精進し、その先の審査合格!を目指して引き続き頑張りまーすっ。

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