「 スマホが、ない。」
正月早々、高校生・次女子が
バイト先に スマホを 忘れて来た。・・・・・ようだ。
「 ・・・ 早く、探して来なさい! (-_-;) 」
寒い中、帰ってきたばっかりで 可哀想だが
スマホは 貴重品だから
すぐに、探しに 行かなければ。
・・・なに? その 態度?・・・
でも・・・
わかってる・・・
本当は お母さん、わかってる。
そんな態度してるけど、心の中は きっと
いつもの 心配性で 素直な 可愛い 次女子なんだよね??
だけど、 思春期だから
自分の ミスが 許せなくて
反抗期だから
素直になれなくて・・・
ペタ。
カシャッ!
ペタ!
カシャッ!
カシャカシャッ !
そんな鎧で 不安から 自分を 守ろうとしている のよね?
わかる・・・・わかるよ、次女子。
お母さんだって 本当は
すごく 心配に 思ってる。 ホントは・・・
って、優しく 言いたいんだけど・・・
だけど、今日は 日本全国 めでたい 元旦祝日。
邪魔臭いけど イヤだけど 正月なんだから、と、
今から お節の 煮物を 作ろうと 思っていた 矢先・・・
もし、スマホが バイト先に なかった時の 急ぎの 紛失手続きや
新しいスマホの 購入に まつわる
絶望的に 面倒臭い 作業を 想像すると・・・
「・・・なんで、今日、やのよ?」
言葉にしなかった イライラは またたく間に 全身に 広がり
ワタシも 大変身。
「 早く、行き~や! なかったら ど~すんのよ!」
結局、
暇な ダンナちゃんと 車で 探しに 出掛けた 次女子。
「 なかった。」
「 え?」
「 バイトの人に、ちゃんと、聞いた?」
「・・・知らん。」
・・・・ バイト先は 某スーパーだ。
「 インフォメーションとかに 聞いた?」
「・・・知らん。」
あんた、何しに 行ったんや・・・(@д@;)? と、もめていると
ワタシの 大切な 次女子が この暗い寒空の中
どこに 落としたか わからない スマホを
歩いて 探しに行ったらしい。
スマホごときで ワタシの 可愛い次女子に なにか あっては 大変だ。
ワタシは 晩御飯の 鍋の 用意を あきらめ
タバコを 1本 吸ってから 家を 飛び出した。
もう、15分は 経っていたので
次女子が どこに いるかは わからない。
でも、次女子が 家に戻れば 連絡が 来るだろう。
ワタシは 15分ほどかけて
バイト先の 某スーパーまで 行き
駐輪場に 次女子の 自転車が ない事を 確認してから
家路に 着いた。
「 もし、次女子が まだ 家に帰っていなければ
スマホを 持っていない 次女子は もう・・・
どこに いるか わからない・・・。」
ワタシは 自分の 携帯の着信を 何度も 確認しながら
不安な 気持ちを 抱え 家路を 急いだ。
「 次女子が 無事に うちに 着いていますように・・・。」
次女子は 家に いた。
明らかに 今、戻ったばかりでは ないのが 見て取れた。
ワタシは 怒り爆発で
次女子に スーパーの 電話番号を 調べさせた。
スーパーに 届いてなかったら 次は 最寄の警察だ。
ああ、むかつく。
ワタシは 出来る限り 明るく 丁寧に スーパーに 電話を 掛けた。
自転車置き場に 落ちていた 次女子のスマホは
どこかの 親切な方に よって スーパーに 届けられていた。
無事、スマホは 見つかった。
拾ってくださった方、本当に ありがとうございます。m(_ _)m
喜んで 取りに行った 帰り道
湧き上がって来るのは
間抜けな ダンナちゃんへの 怒!・怒!・怒!
ちゃんと、インフォメーションで 聞いてくれれば
このクッソ寒い、それも 元旦に 2回も 往復することなかったのに。
( 次女子に 至っては 4往復である。)
ワタシが あんまり ひつこく 怒っているので
次女子が
「 相葉ちゃん やったらさ、
インフォメーションに ちゃんと 聞いてくれたのにな!」
と、慰めてくれた。
が、
「 じゃ、喜矢武さんは?」
「 あ~、喜矢武さん は 一般人歴 あるから
絶対、聞いてくれたと思う。」
「 でも、喜矢武さんは ちゃんと 聞いてくれる と、思う。
でも、相葉ちゃんは・・・・
そういうのは、 気付かんくても・・・・
絶対、
自転車で 通った道、一緒に 歩いて 探してくれる。」
2014年 みんな 健康で 穏やかな 1年で ありますように。
明けましておめでとうございます。
人気ブログランキングへ