ぐうたらの嵐

ぐうたら子(50代)のマンガ絵日記

(続)長女子と、お弁当

2016-05-08 | ブログ


ワタシは、長女子のお昼休みを想像した。






長女子は お弁当を 食べようと、

カバンから 取りだすだろう。







どこで 食べているのかは、知らないが


ひとりではないはずだ。





みんなとの、距離は どれくらいあるのだろうか?




もし、各自のデスクなら・・・





すぐ、蓋を閉めたら ばれないかもしれない。



でも、もし、持ち寄っていて、

目の前に人が居たら・・・?








せっかくの お昼が 昨日のお弁当箱の 臭いで



 ムヘ――――!!


台無しになったら?


「 昨日の、お弁当箱 持ってくるなんて

  なんて、だらしない人なのかしら?」

「 めっちゃ、臭かったで~! www」




・・・なんて、みんなに 噂されたら?








ワタシは いろんな事を 想像して、

本当に 心配になった。


ワタシは 心から、長女子が 

「昨日のお弁当箱」を 開けませんように! と、祈った。




が、同時に




「昨日のお弁当箱」を 開けた

「長女子の驚き」 を、想像すると



笑いが、こみ上げた。




それが、異常に ツボにはまり

ワタシは 一人で、ひとしきり、
笑った。


でも、しばらくすると 




また、心配になる。

そして…



また、想像して 笑う… と、言う事を 

ワタシは 一人で、何度も 繰り返した。






昼が過ぎ、夕方になり、






三女子や 次女子が 帰って来る頃には 






それは、すっかり 笑い話になっていた。


しかし、長女子が 帰って来る時間が 近づくと 

やっぱり、不安が 押し寄せて来て・・・。


絶対、怒ってるだろうし、

もしかしたら、ひどく、傷ついているかも しれないし・・・。


どっちにしても、不機嫌なのは 絶対だ。






激怒してるんじゃないかと、

ワタシ達は、息を潜めて 部屋のドアを見つめました。


長女子は 「ただいま」も、言わず

リビングの ドアも開けず 

まっすぐ、2階の自室へ 上がって行きました。


・・・ま、これは いつもの事なのですが…。(;一_一)



でも、

今日は「怒っているせい」かも、しれない。(@_@;)




もしかしたら、傷ついているの かも、しれない・・・。





ワタシは 心配しながら、階段を 静かに 上がって

長女子の部屋の ドアを そ~っと、開けました。





そして、そ~っと、







聞きました。




返事は ありません。


「なあ~、お弁当箱・・・開けちゃった?」

ワタシは、もう一度、そっ~と、聞いてみました。

















「・・・んなわけ、ないやん。」






ぼそぼそと、不機嫌そうな声で 答えたあと、







長女子は ちょっと、笑いました。



ワタシは ホッとして、

「いつ、気付いたん?」 と、また、聞いたけど


今度は 冷たく、「閉めて!」と、言われました




ワタシは おとなしく、ドアを閉めました。




家では、言葉も 笑顔も少ない 暗め~の長女子ちゃんだけど、



外では、ちゃんと、笑える( 本人、談 (^_^;))

社会人2年生の、「長女子さん」なのだ。




忘れ物ぐらいで 心配する 年では、もう、ない のだ。



と、ワタシは 改めて、実感し、安堵し、




そして、

「昨日のお弁当」だと、気付いた時の

長女子を 想像し、








          また、笑いました。


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カバンから 出そうとした時、

わ! これ、昨日の弁当やん! と、

気付いたと、言う 長女子から

驚きの 証言が 飛び出しました。




「 お母さんが、ワタシに渡してんで!」





ワタシが、前日の「お弁当箱」を

遅れそうで、急いでいた

長女子に 渡した と、言うのです。


そんなはずは、ありません。

いくらワタシが ぐうたら母 だからと言って、

そんな、「昨日の汚れた、空の 臭いお弁当」を 

娘に持たすなんて事、するはずがありません。



だって、ワタシは その朝も、


いつものように

長女子が降りてくる前に 

お弁当を ちゃんと、作ったのです!



そして、長女子が、すぐにわかるように、

絶対、忘れないように・・・と、愛を込めて

コタツの机の上に その、お弁当を、置いたのです・・・!


確かに、その日、

長女子は いつもより 降りて来るのが

遅かったのは 覚えています。


ワタシは、ちょっと、待っていたと、思います。



それ以外は いくら考えても 思い出せません。


でも・・・



想像は容易に、出来るのです・・・・。











習慣て、恐ろしい・・・。

 

 

長女子・・・Sexy sorry! (T_T)ノ

               <完> 

コメント (2)
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