もう、ずいぶん前、2カ月ぐらいも、前だろうか。
3カ月半ぐらいの子ネコだった あいちゃん(猫)は、初めて、2階に上がった。
小さい時は 何でもかじるし、狭い隙間にも容易に入り込むので
ワタシは あいちゃんに、出来るだけ、長く
この家に「リビング以外の場所」が、ある事を、教えたくなかった。
※ 野良猫だった、あいちゃんはたぶん、まだ、「外」を覚えていて、外が怖いと思っていない。
「家ネコ」にする為には まだ、安易に「外」に、連れ出してはいけない。
しかし、それも、成長と共に、隠しきれなくなり、
ダンナちゃんの部屋、三女子と次女子の部屋・・・と、
どんどん、入れる場所が増えて行った。
初めて入る、2階の和室を、あいちゃんは、興味津々、探索した。
それから、開け放していた窓から、ベランダに出ようとした。
網戸を知らなかったのだろう、頭から突っ込んでいた。
だけど、ワタシは あいちゃんを ベランダに出さなかった。
だって、ホコリだらけの クーラーの室外機の裏とか、
ゴミだらけの、隅のガラクタの奥にでも、入られたら、後で、掃除が大変だから。
まだまだ、いたずら盛りのあいちゃんの 行動範囲は
まだ、家の中の 限られた場所だけで 我慢してもらおうと、思っていた。
そんな頃のある、お昼。
急に雨が ザーザー降りだして、
ワタシは 洗濯物を取り入れる為に、慌てて、2階へ上がった。
あいちゃんが、一心に、雨をみていた。
その背中が、不思議そうにしているように見えて
とても、とても、愛らしかった。
そういえば、あいちゃんは、雨の日、ずぶ濡れで拾われたと、聞いた。
誰も知らない、それまでの日々を、
思い出しているのかもしれないな。(・_・) とか、も、思った。
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